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読書日記 Reading Diary

時間作って読んだ本も、読みっぱなしではもったいない…。

備忘録を兼ねつつ、まとめてみました。

実生活に少しでも活かすことができると良いなあ。

『病理医が切実に伝えたい「病気の仕組みと予防の正解」』(峰宗太郎著)を読みました。


 この本は、病理医である著者が「手遅れになってしまう前にもっとできることはたくさんあったかもしれないのに…」という切実な思いをキッカケに書かれたものです。


 この本から学んだことは…(以下、本文抜粋)

・病理医とは、「病気そのもの」の専門家


・正しい情報に触れながら、自分の頭で考え続け、適切な選択をし続けてもらうことが大切。


・病気の予防には3つある。

  一次…病気にかからないこと

  二次…早期発見、早期治療

  三次…社会復帰、再発防止

  一次が最も重要!


・がんの治療は「三大治療(外科手術、化学療法、放射線治療)」を軸にした標準治療がベスト!

 

・喫煙、飲酒、特定の感染症などが、癌のリスクを高める。


・ワンヘルス…ヒト・動物・環境を合わせてみていくこと。


・健康とは、肉体的、精神的および社会的に完全に良好な状態。


・「血管年齢を若返らせる」のではなく、「動脈硬化の進行を極力遅らせる」、血管を「強くする」のではなく「なるべく弱らせない」ことが大切。


・認知症の予防は難しい。健康的な生活習慣の基本を守り、症状が出たらすぐに診断を受けること!


・本物の「デトックス」である体の本来の機能がきちんと行われるよう、体調を整えることが重要。

・精神科医とは「安心して話をできること」が大切。

・情報について問われるべきは「情報の中身そのもの」である。
 最初に「公的」な情報源を「複数」検討する。
 海外の情報にも目を向けて!

・トンデモ情報に惑わされない合言葉「だしいりたまご」
 だ…誰が言ってる?
 し…出典はある?
 い…いつ発信された?
 り…リプライ欄にどんな意見がある?
 た…叩き(攻撃)が目的ではない?
 ま…まずは保留
 ご…公的情報は確認した?

・医師の腕を見極めるポイント
 ①専門が明確である
 ②日本医学会の分科会である学会に属している医師である
 ③学会が定めた診療ガイドラインに沿った治療をしている

・医者選びは「話しやすさ」より「腕がいいか」を最優先にする。

・病気の治療を人生の目的にはしない。
 人生のための健康である。

・自分らしい人生をまっとうする過程のどこかで、医療が関わってくることがあるなら、「賢く、強く、しなやかなアマチュア」となって、医療を利用し使い倒せ!

(ここまで)


 だ・し・い・り・た・ま・ごの指針は、新たな学びでした。

 正しい情報を取り入れ、人生を楽しむために健康を保っていきたいと思います。