プエルトガレラ環境利用料値上げ是非公聴会
(出席メモ)
1月28日(金) 9時から表記が役場の多目的ホールで開催された。以下そのレポート。
出席:町議会議員(主催者)、町長、環境省地域部長、POMSEA
(コンサルタント)代表、外国人を含むリゾート業者など250名ほど。PPC中学生多数見学。
1.議会と町長の説明(PC プロジェクター使用)(900-1040)
G.Magbujos議員(提案者、女性。2010年選挙で2位当選)が環境利用料(Environmental user fee) 改定条例案を説明した:現行50ペソから120ペソに引き上げる。シニア子供割引。可決後直ちに施行。
町長が2007年に環境利用料を導入した経緯、サバンの海水汚染状況、ボラカイ・エルニド・バリ(インドネシア)等の環境利用料および潜水料を引用、条例案を擁護した。「本案はPPP(政府の契約履行保証公約)の先駆である。」
(町長は発言後直ちに退場)
環境省地域部長がサバンの水質汚染の推移を詳細に説明した。「サバンで泳ぐな。「このレストランは臭い、出よう!」
PEMSEA(Program of environmental management for South East Asia・・ドイツ系コンサルタント)職員がサバンの汚水排出量、処理設備、建設維持費など2006年8月の報告書内容(環境利用料導入時の資料)を詳細に説明。PG来訪者は2004年100万人を突破、年10%増加と予測した。第1次処理場建設費は20百万ペソ、環境利用料10-15百万ペソ/年を充当。
2.質疑応答
*Teo Atienza本町部落長(前町長、副町長)
(冒頭議長が質問時間を1分と指定、部落長がこれに反発、5分となった。)
◎詳細な説明を聞いたが何故120ペソかの説明が全くない。説明せよ。
◎私の親族をここに来るにも120ペソか。
◎50ペソ導入で来訪者が減った。この値上げはプエルトガレラの観光を殺す。
(議会側ほぼ立ち往生)
◎あなた(提案議員)はダミーだ。後ろに誰がいるか分かっている。そんなことでは次回(選挙)は勤まらない。
*Kid Karaw(リゾート経営者)
◎監査吟味報告を聞きたい。
◎融資銀行との契約はどうなっているか。銀行名さえ出ていない。
◎120ペソは根拠がない。サバンの住民は値上げに不満だ。
議会側:ご意見を承った。(質問への答弁はほとんどなし)
*Yap(前助役、2010年町議選挙で落選)
◎現行条例xx項によれば、議会は環境利用料を定期に監査し吟味する、とある。監査したのか。結果を公表せよ。この議事録を次回町会前に公表せよ。
議会側:この公聴会が吟味の過程である。ご意見を承った。 議事録に記す。(質問への答弁はほとんどなし)
*xxサバンリゾート経営者代表
◎ここに2000人の値上げ反対の署名簿がある。
(ここで筆者は退場(11:15)その後)
*PPC校長(Teo夫人)
◎下水処理に大金をかける前に、垂れ流さないによう住民と子供を教育すべきだ。
他にココビーチリゾートのローカル職員など発言。内容未詳。
3.所感
1)知る限り2回目の公聴会。前回は2009年?バンカ船沈没・乗客死亡事故で。公聴会は町政の透明性を高める上で大いに結構。
2)町議会は古文書を蔵から取り出して、値上げ正当化の説明にスリ替えた。議会と議員の無能と醜態、町長のニゲの姿勢を露呈した。
3)環境利用料値上げの大前提となるプエルトガレラ訪問者の数を誰も知らない。実態把握の試みがないのかもしれない。
4)環境利用料改定条例は廃案となるであろう。
目立った町民の声
上がろうと上がるまいと、我々は無力だ。決定に従うだけ。