今晩はAmzon Prime Videoで映画を二本観ました。
17時半の定時に上がって夕飯を済ませてからでも十分時間があるのは通勤時間がゼロになる在宅勤務のおかげ。
コロナによる数少ないメリッの一つでしょうか。
一本目は評価の高かった『窮鼠はチーズの夢を見る』。
率直に言ってかなり気持ち悪かったです。
以前に観た西島秀俊&内野聖陽のコンビレベルならほのぼの(?)としたゲイの話ってことで楽しめたんですが、これはねえ・・・。
男同士の性行為をあそこまで詳細に描写する必要があったのかなあ?
もちろん「リアルゲイ」の人たちやBL好きの女子からしたらたまらないシーンなんでしょうが。
僕にとっては正直、キスシーンですら気持ち悪かったです。
大倉忠義と成田凌が素晴らしかったという事になるのかもしれませんが、脇を固める俳優陣があまり目立たず。
そんな中であれ?って思ったのが国広富之さん。
エンドロールで名前が出てきて、間違ってなかったので嬉しかったです。
女優陣は更に名前を見てもピンとこない面々ばかりだったんですが、後で調べてみたらゲス極のドラマーの子がさとうほなみの別名義で出てたんですね。
顔に見覚えがあると思っていたんですが、この人だったとは。
結構きわどいシーンもあったんですが、これも調べて分かったんですが既にハードな濡れ場を他の作品で演じているようで。
しかも今回とは逆のレズシーンらしく。
ゲイの絡みは興味無いですが、レズは寧ろあるので観てみたいなとw。
演技の方も違和感ないと言うか、普通の女優さんとそん色なく感じましたので音楽に加えて多彩なんですね。
ドラムとドラマの二刀流かなw。
二本目は『告白』。
これは気持ち悪いと言うか、気分悪いという感じかな。
教師役の松たか子が淡々と生徒に語り掛けているシーンから始まり、いきなり異質な雰囲気を感じていましたが、かなり後半になるまで胸糞悪いと言うか何と言うか。
直系親族を殺されたという意味では、この教師と犯人の男子生徒二人はおあいこというところでしょうか。
もっとも大学の爆破が真実だったのか否か劇中では読み取れませんでしたが。
残念なのはそれに加えて学級委員(?)も殺められてしまったこと。
全く関係ない人まで巻き込んでしまったという意味においては女教師の復讐は度を超えていたのかなと。
誰一人幸せにならないと言うか、クラスでの他愛もない風景以外では笑顔が一切ないというのがかなり異質で。
気分が悪いというのはそういうところから来たのかも。
窮鼠・・・と違って、こちらは出演陣が豪華と言うか。
もっとも子役で出ている子がその後成長したという意味においてですが。
『ドラゴン桜』的な事なのかな。
主演の松たか子の娘を演じたのが芦田愛菜。
学級委員役の橋本愛は顔を見てすぐにわかりました。
それから「これって・・・?」って思ってエンドロールに名前が出てきた三吉彩花は当たっていて嬉しかったですね。
一方でそのエンドロールで能年玲奈(現:のん)の名前を目にしてビックリ。
どこに出てました??
『告白』が2010年公開の映画です。
2012年の『グッモーエビアン』で三吉彩花と共演していますが、能年玲奈の方が気になったと過去に僕自身コメントしています。
それから2013年の『あまちゃん』で今度は橋本愛と共演してますが、こちらは配役上の立場は逆転して主役。
この数年間にグッと成長したってことなんでしょうか。
いろいろ大人の事情があるみたいですが、もっと表舞台で観たい女優さんですよね。
僕は駄作でも一度観てしまうとダラダラ(?)最後まで観てしまいますし、逆に良作でも例えば連続ドラマで一話飛ばしてしまっただけで観たくなくなるタイプです。
今回はこの前者に二作連続で当たってしまった感じですかね。
まあ『告白』の方は作品冒頭に感じた強烈な気持ち悪さは後半薄れましたが。
ネタバレしない程度に事前チェックが必要かもしれませんね。
感動ものはもちろんウェルカムですが、基本的にはワハハと笑って観終えることのできる娯楽作品を選びたいものです。