賢明な企業の取り組み。。。関西私鉄駅トイレの防臭・防汚対策
関西私鉄駅トイレのトイレ改築に伴い、床を防臭・防汚対策しました。
床材には磁器タイルを使用していますが、尿シミなど吸着する汚れや臭いに対して
事前に予防することが目的です。
その様子をご紹介します。
男子・女子のトイレが改築され、バリアフリーで衛生的なトイレに変わりました。
タイル目地はセメントを使用していますが、この部分に吸着する臭いや汚れは取り除けません。
事前に予防することにより、日常清掃の軽減と防臭・防汚に大きな効果を発揮します。
壁タイルも床から2枚分(立ち上がり部)施工しています。
下地接着強化材(速乾)を塗布後、仕上げに防汚クリアー(艶あり)を塗布しています。
施工は1日で完了しています。
壁 立ち上がり部をコーティング。
水はねする部分も施工しています。
専用のパッドを使い均一に塗り延ばします。
硬度は 9H にまで上昇します。
傷に強く、上品な光沢を有します。
いかにも塗装したようなイメージは無く、自然な良質な光沢に仕上がります。
新しいうちに予防することは、
少ないイニシャルコストにより、
大きなランニングコストの軽減をもたらす、
効率の高い投資といえます。
賢明な企業様はもうすでに取り組んでいます。
近い将来にコストとして跳ね返ることになるでしょう・・・!
木製玄関扉のリフォーム。。。素材に優しい防水型水性塗料
玄関扉のリフォーム例をご紹介します。
外壁塗装工事毎に塗り替えしていたようです...
塗り替えする度に汚れが取れにくくなって、雨水により劣化 していました。
水洗いができる木材に変わります。
この耐水クリアーは木材にゆっくり浸透し、優しい木の手触りが楽しめます。
いわゆるニスのようなテカッタ(いかにも塗装したという感じ)はなく、自然な風合いに仕上がります。
施工により扉が変わっていく様子 》》》
◎施工前
着色剤(下塗り、上塗り)の色を分けることで、微妙な色彩に仕上がります。
ダブルカラーの繊細なカラーリングです。
もちろん、肌触りは自然な木質を維持しています。
つや消し仕上げ、 艶あり仕上げも可能です。
施工の手順をご紹介します 》》》
剥離剤を使って順序良く、旧塗膜を取り除きます。
現状に見合った剥離剤の選定が重要です。
剥離作業後は水洗いします。
●染み抜き、洗い(アルカリ洗浄)
木材用染み抜き剤を塗布し、ブラッシングします。
しばらくすると、灰汁が出てきます。
強く擦る必要はありません。 傷が付かないように注意します。
灰汁や汚れが取れ、木材の汚れが取れたことを確認し、水洗いします。
木材が濡れている状態で汚れの落ち具合を見極めるのは経験が必要です。
汚れが取れていなければこの作業を繰り返せばいいことです。
染み抜き洗浄が終われば、木材表面を中和させます。
残存する洗剤により木材が変色しないようにするのが目的です。
たっぷりと中和剤を塗り延ばします。
木材が少し明るく(白木の色合いに近づく)なったらOKです。
中和剤を洗い流します。
たっぷりの水で洗い流すようにします。
洗浄後は送風機などで強制乾燥させるといいですね。
下地乾燥後、サンディングします。
電動工具と手磨きにより細部まで表面の凹凸を整えます。
着色下塗りに備えて木材表面を整えます。
手触りが良くなる様に、#300→#800、#1200 程度まで研磨します。
木材用の水性着色剤を使って、下塗りします。
ゆっくり浸透させ、木材の表情を確認しながら施工します。
下塗りは特に重要です。 今後の仕上がりを大きく左右します。
着色下塗りが乾燥したら、再度サンドペーパーにてサンディングします。
#800~#1200程度を使用します。
木材用の水性着色剤を使って、上塗りします。
ゆっくり浸透させ、木材の表情を確認しながら施工します。
下地のパイン・イエローを消してしまわないように、顔料の量を微調整しています。
着色上塗り乾燥後、サンドペーパーで研磨します。
研磨することにより、下地のパイン・イエローが浮き出るようになってきます。
最後の微調整をしていきます。
白木用水性2成分型樹脂クリアーを塗布します。
塗布直後は白乳色ですが、時間とともに透明に変わります。
ゆっくりと浸透して、素材に優しい保護塗料です。
木肌の手触りを残し、耐水性を付与しています。
洗える木材に改質されています。
これで一連の作業は終わります。
施工は3日間です。
時間を掛けて仕上げることが望ましいです。
お客様に確認しながら、お好みの風合いに仕上げるようにしています。
時には何度もサンプルをつくり、現認しながら作業は進められていきます。
※素材に優しい水性クリアー(特殊ポリマー樹脂)を使用しています。
※ゆっくり浸透して木材の手触りを残します。
床、デッキ、外壁、室内階段等 いろいろな木材に応用できます。
施工に当たってはサンプルや調査に基づき施工方法を決めることが重要です。
階段を行き来する際、床が滑りやすくて困っています。ノンスリップは付けたくないのですが。。。
Q.
家の階段が高齢者の私にはきついのですが、今は身障者用手摺をつけていますがまだ充分とは言えません。
滑り止めを付けることも考えましたが、ホコリが 溜りやすくなるのもいやなので、
何かいい方法が無いものでしょうか?
( 大阪市 D様 )
A.
現状は踏み面にワックスかクリアー塗装をされているのでしょうか?
形状や状態にもよりますが、滑りにくい床フローリング用ワックスも市販されているよう です。
ご高齢とありますので普段のメンテナンスは重労働でしょうね。
室内は靴下かスリッパ履きにて歩行することが殆どですね。
当組合推奨のノンワックス・フロアーコーティング は、
グリップ性能(滑り止め効果)が高く、介護施設や食品工場などでも採用されています。
サンプルボードにて滑り止め効果を体感できます。 担当者にお申し付けください。
。。。。。。。。。。。 というご質問がありました。
コーティングは床素材を保護するだけが用途ではありません。
滑りにくいことも重要です。
コート材と靴・スリッパの底ゴムとの間に、樹脂どうしの摩擦が働き 滑り止め効果が現れます。
水分を含んだ状態でも同じことが言えます。
しかしながら、油膜や水分は拭き取るに越したことはありません。
帯電防止効果も併せ持ち、床にとっては大きなメリットがあります。
いろいろな素材に応用可能です。
クリアな視界を確保(駅連絡通路のガラス)。。。撥水ガラス処理
駅高架事業に伴い、連絡デッキもキレイにされています。
通路の側壁ガラスを クリアシールド・ガラス・プロテクト により汚染対策しました。
ガラスを洗浄し、撥水加工する手法です。
化学反応により、ガラスのイオン交換による汚染劣化から保護する 特殊ポリマー加工を言います。
完全透明なポリマーです。
有機・無機の汚染物質に有効な表面加工になります。
その様子をご紹介します。
通路の側壁ガラスを施工しています。
洗浄 ~ ガラスプロテクト加工 ~ 仕上げの拭きあげ までが一連の作業となります。
交差点の上空は夜間の作業となりました。
制約が多く、短時間の作業を繰り返しました。
クリアシールド・ガラス・プロテクト加工している作業風景です。
専用パッドに染み込ませた、特殊ポリマーを塗り延ばしています。
側壁ガラスの下部に汚れが体積しています。
汚れは洗浄され、特殊ポリマー加工により、クリアな視界が確保されました。
洗浄の様子
クリアシールドの塗布
クリアシールド・ガラスは撥水性能を持った、化学的に不活性な状態になります。
有機(排気ガス、シリカなど) と 無機(粉塵、黄砂など) の両方の汚れに有効です。
洗い易く、汚れ難い ガラスに改質します。
クリアシールド・ガラス・プロテクト 500ml入り
世界25カ国以上で使用され、主に船舶ガラス、建物ガラスに使用されています。
白木の劣化・汚染対策。。。サンプル板とサンプル塗料
白木の汚染・劣化対策についてのご質問がありました。
風合いを変えない手法を、順を追ってご紹介します。
送付したサンプル製品とサンプル板は以下の通りです。
①サンプル板(栂材) 1枚
②仕上げクリアー(3分艶) シールド K‐90、 主剤(200cc) + 硬化剤(30cc)
2成分型水性保護クリアー
③白木防腐剤 シールド K‐15、 250cc
1成分型水性アルコキシラン系改良剤
④同上 白木の濡れ色防止、カラーアジャスト剤 シールド K‐15(カラー、クリーム色)
⑤水性着色剤 木材用の水性ステイン、 少々
その他 ご依頼のガラスクリーニングセット 1式 (クリーナー、研磨パウダー、化学スポンジ)
以上を宅急便にて送付しています。
まずは、サンプル板の仕様について、
(1)無垢材表面をサンドペーパー(#300程度)にてサンディングしています。
(2)木材防腐剤(K‐15、左側)を塗布します。
ハケにて表面にムラ無く塗布します。乾ききらないうちに2回目を追いかけ塗りします。
これは、木材に十分に薬剤を染み込ませるためです。
また、K‐15は無希釈にて塗布してください。
K‐15 塗布後は、6時間以上養生します。
木材の繊維質細孔にまで浸透させるのが目的です。
長く置ければ置くほど効果はよくなります。
(3)K‐15乾燥後、着色剤を塗布します。
水性の素材に優しい塗料です。刷毛にてムラ無く塗布します。
白木の場合は、上記のカラーアジャスト用K‐15を塗布します。
木種により配合が変わるのでご注意ください。
(本施工の場合は、サンプル片にて試験施工します。)
指触乾燥後なら仕上げクリアーの塗布は可能です。
(4)仕上げ防水型保護クリアーの塗布。
主剤 : 硬化剤 = 20 : 3 にて混ぜ合わせ材料をつくります。
希釈は水道水にておこなってください。
0%~10%の範囲で希釈してください。
●防水性を高めたい場合は・・・無希釈 or 希釈後 2~3回塗り
●意匠性を重視する場合は・・・希釈のち 意匠性を確認しながら塗り重ねてください。
基本的には、1回塗りで効果はでます。
送付したサンプル板は希釈(5%)の1回塗りにて仕上げています。
塗布後は、約8時間で乾燥します(20℃)。
塗り重ねる場合は、指触乾燥後に塗り重ねてください。
以上で基本的な塗装方法についてご紹介しました。
詳細資料は別途メールします。
素材に優しい水性塗料により、木材を改良します。
溶剤系などは木材繊維質に合い難くいので多くの弊害をもたらします。
K-15は、木材の結合水(含有水)を一定に保とうとする効果があります。
木材の結合水は15%~20%程度が最適と言われています。
素材に優しく浸透するこの手法は、多くの実績を有します。
不明な点や作業してもうまくいかない場合はご連絡ください。
木材種を知ることは重要です。 素材改良は経験が必要なので多くのサンプルで試してください。
うまくいったときの達成感は最高です。
そのときの施工詳細をメモしておきましょう。
サンプル板で簡単なテストをしました。。。
●引き続き、防水改良部分に水滴を滴下・・・
●しばらく放置すると・・・
無垢材部分は水滴が染み込み始めました。
防水改良部分は水滴が変わらず残っています(染み込まない)。
●無垢材の水滴は完全に染み込みなくなっています・・・
●防水改良部分の水滴は変わらず残っています・・・
この実験は、木材表面が汚れても拭き取れることを意味しています。
洗剤や溶剤の使用も可能です。
洗える木材に改良されていることがわかります。
追 伸
同封している 親水性を要するガラスクリーニングセットの使用方法は別途ブログにも掲載しています。
まずは、ガラス表面に散水します。
同封しているメラミンスポンジに洗剤をとります。
一度ガラス全体を洗浄後、同じメラミンスポンジに研磨剤(ホワイトクレンザーSⅰ)を適量とります。
再度、親水するまでガラスをメラミンスポンジで研磨洗浄します。
注意点は水分が乾燥してしまわないようにしてください。
クリーナー成分とガラスが反応してしまうことがあります。
時間が掛かるときは、スプレーヤーなどで散水しながら作業してください。
以上で、説明を終わります。
とにかくチャレンジしてみてください。 いい結果がでますように・・・










































