6月の燧ヶ岳登山【その3】俎嵓(まないたぐら)⇒柴安嵓(しばやすぐら)⇒長英新道⇒長蔵小屋 | びょうびょうたる日記

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日々の、取るに足らない、びょうびょうたる記録です。

6月の燧ヶ岳登山【その2】広沢田代⇒熊沢田代⇒1つ目のピーク俎嵓(まないたぐら)の続き。

 

今回は、尾瀬ヶ原の北東にある御池(みいけ)の登山口から燧ヶ岳(ひうちがたけ)へ登り、2つのピーク俎嵓(まないたぐら)と柴安嵓(しばやすぐら)に登頂したあと、尾瀬沼のビジターセンター近くにある山小屋まで下山するコースで燧ヶ岳登山にチャレンジ。

 

燧ヶ岳の1つ目のピーク俎嵓(まないたぐら)から、2つ目のピーク柴安嵓(しばやすぐら)が正面に見える。下って登らなくてはならない。そしてまたこちらの俎嵓(まないたぐら)に戻ってこなくてはならない。

 

 

まずは俎嵓(まないたぐら)を下る。

 

 

下り登り併せて20分ほどで柴安嵓(しばやすぐら)に到着。ここが燧ヶ岳の本当の山頂らしい。標高2356メートル。

 


柴安嵓(しばやすぐら)から西の方を見ると、俎嵓(まないたぐら)からは見えなかった至仏山や尾瀬ヶ原が見渡せる。

 

 

尾瀬ヶ原の大きな湿原が広がっている。翌日に歩く方面だ。

 

 

俎嵓(まないたぐら)よりも柴安嵓(しばやすぐら)の方が広いスペースがあった。しばらくここで過ごした後、また20分かけて俎嵓(まないたぐら)方面に戻り、下山を開始する。

 

 

13時、俎嵓(まないたぐら)からの下り開始。最初は急な岩場がある。

 

 

尾瀬沼を見下ろしながら、燧ヶ岳を下っていく。岩場が過ぎると森の中に入る。

 

 

オオバミゾホオズキ。

 

 

サンカヨウの花。

 

 

キヌガサソウ。

 

 

さらに下りは続く。

 

 

マイヅルソウ。

 

 

ツバメオモト。

 

 

ユキザサ。

 

 

ギンリョウソウ。

 

 

燧ヶ岳の麓に着いたのが15時30分。下山開始から延々2時間半、朦朧としながら下り続けて体力も気力も限界。尾瀬沼が見えて、ここから山小屋までもうひと踏ん張り。

 

 

遠くに見えるあの燧ヶ岳から下りてきたかと思うと達成感よりも気が遠くなる思い。

 

 

そして15時50分、この日の宿、長蔵小屋に到着。玄関前にある尾瀬の湧き水を体に流し込んで生き返る。朝6時40分の燧ヶ岳登山開始から約9時間かかった。前夜の尾瀬夜行リバティから数えると実に16時間もの長丁場だった。。。

 

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