真逆の絵本表紙特集。彩・明・鮮・清・暖・柔・優な絵本の次は、線・素・単・細・潔・快・冴の絵本の巻 | B/RABBITS(ビーラビッツ)のおしゃべり・絵本

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絵本専門古本屋(児童書)を13年経営していました。手と腕を壊して休業中です。この機会にもう一度、絵本や好きな本を見つめ直します。お店で"おしゃべり"していたように、本以外についても"しゃべる"ように書いています。

(゜゜;)\(--;)
ひとり編集会議。
  かよ!  事件簿~という話から

のところずっと、ブログ過去記事と絵本画像の棚卸し作業。
過去記事を読んでいると、"稚拙な文章で恥ずかしい"やら、絵本画像についつい魅入られるやら、何やら集中している自分がいる。

こんな「~の巻」や特集しようとか、
もっと絵本や画家について、深く掘り下げようとか、
"こんなテーマで絵本を括ってみると面白いかも"とか、
"一冊ずつ紹介した方がいいのでは"…
とか、アイデアや企画が次々浮かび、何本もせっせと下書きに励む自分。
はっ、
はぁ~?
と気づいて、我に返って言った言葉が冒頭のデカ文字です。

"故障が完治せず、もし復帰が出来なくとも、休業している間に原点を見直そう"と書き始めたブログ。

故障している右側の手や腕をかばっているうちに、左側の肩の筋肉が断裂?の危機に直面。"おまえはアスリートか"って、自分に突っ込み(゜o゜)\(-_-)をいれる、昨今の身体状況。(寒くて雨の日は悶絶する痛み)

心うちは穏やかじゃないので、いつしか夢中になっていたようです。どこを目指してるんだって(゜゜;)\(--;)って。

一気に冷静になりました。
ゆるりと愉しみながら書く、ブロガー目指します。


あともうひとつ、いたずらにいっぱい撮って、忘れていた絵本画像を見ていて、気づいたことが…
なーんてこった、
書いてない本いっぱいあるじゃん!
まだまだ、アップしていない作品や画家さんが

うわっ、また長い前置きになっちまいました。


今回はブログタイトルに書いた文字が浮かぶ、simpleな絵が表紙の絵本特集です。(絵本の内容・詳細は省略します)

先発はゴーリーの絵本。ゴーリー・マニアですから。



チムニク・マニアですから、大胆かつ繊細でシンプルな表紙を見ているだけで、ゴーリー同様"ときめき"ます。




デンマークの画家といえば絵本画家のエゴン・マチーセン。(自称"色と本性のリアリティで仕事をする抽象画家"と語る)
『あおい目のこねこ』の愉快痛快な冒険絵本です。



孫と汽車に乗っているとき、即興でお話を作って聞かせ、それを本にしたレオ・レオニの『あおくんときいろちゃん』。



センダックが"言葉との完全な調和において生きている"と激賞する絵本。イキイキと自在に走る線画。"ぱふぱふ ちゃぐちゃぐ"と走る汽車の擬音が忘れられない。



おっと、またしても話が長くなりそうです。今回は短縮、短縮。
(6/10ちょいワルな子どもの本に書いています)まぬけな子どもたちを描く、ウマヘタな絵がたまらない絵本です。



ゴーリー、チムニクマニアなので、あたり前田のクラッカーで、当然ショヴォー・マニアです。




美しいアーティスティクなシンプルさ。さすが堀内誠一氏。



ハンス・フィッシャーも絶対絶対外せない。迷いのない芸術的な線画。



あ~ぁ、復刻してどれほど嬉しかったか。赤羽末吉さんのおへそがえる・ごんチャン。



長新太さんの表紙は、いつもハートを鷲掴みされます。




最後に、最もシンプルな君平さんの絵本の表紙。


それぞれの絵本の詳細は折をみて、
deepにcasual feel に紹介いたします。

~~~Coming soon ~~~