いきなり答えを書きますが
愛犬に言うこと聞かせるためのコツは、
感情起伏のタイミングを見計らうことです。
これは、
愛犬の心理状態はもちろんのこと、ママ自身に対しても言えることになります。
そもそも、
言う事を聞かせたいときというのは
愛犬が「して欲しくない」「望ましくない」行動をしているときですよね。
吠えている
落ち着きがない
噛み付く
いたずらする
怯えて動かない etc.
そのようなときママさんは、
「ダメ！」
と言ったり、コマンドや手で行動を制御しようとしたり
怯えている愛犬に対しては、
「大丈夫よ、落ち着いて」
と言ったりすると思います。
このように、
ママが何かしらの反応をするタイミングには、明確な傾向があるのですが
そのタイミングは、実に
間が悪いのです。。
「私は多分当てはまらないだろう」と思っているあなた、、
モレなく当てはまると思います（笑
では実際、
ママが反応しやすい間違ったタイミングとは、どういうときなのでしょうか？
それは、
嫌な気持ちになったとき
イラっとする
恥ずかしくなる
焦る
不安になる etc.
このように愛犬の行動によってママの気持ちが揺さぶられたときに
ママは反応をしやすくなります。
でもこのタイミングでは、
言う事を聞かせたいママの意に反して、愛犬はなかなか言う事を聞いてくれないのです。
なぜでしょうか？
それは、
愛犬の感情も高ぶっているから。
例えば、愛犬が吠えて興奮しているとき
言う事を聞かせたいママさんとしては、一刻も早く吠えを制御し落ち着かせたいことでしょう。
でも、
冷静に考えればよくわかると思いますが
感情の揺れが大きいタイミングにママが何度愛犬へ要求をしたとしても
愛犬としては「オッケー！」と容易に応えられる状態ではないですよね。
あなたもきっと、「カーっ
」となっているときに横から何かを求められても
すぐ素直には応えられないのではないでしょうか？
要するに、
ママは不快感を得たタイミングに反応しやすいものであり
それは、愛犬の感情も高ぶっているタイミングと重なりやすい。
だから、「なかなか言う事聞いてくれない」という結果になりやすいのですね。
改善ポイントとしては
(無意識だった)ママの反応のタイミングを
意識的にズラします。
その正しいタイミングは、
愛犬の感情の揺れが一旦落ち着いたときです。
このように書くと、
「愛犬が自分で落ち着きを取り戻すまで気長に待つ」
という、タイムアウトをイメージしやすいかもしれませんが、それとはチョット違います。
▶︎タイムアウトとは？
ママさんの気持ちと時間に余裕があればそれでもいいのですが・・
「そんな悠長なこと言ってられないわ！」という方もいますよね（笑
普段から愛犬の行動パターンを観察している人はわかると思いますが
愛犬の動きと動きの間には、スキ(隙)が見られます。
吠え続けているとき、
数回吠えて一旦止んで、また吠える
このように、
動きが一旦抑制される「間」を狙って反応するのです
間合いについてはこの記事でも解説しています
▶︎ダメな愛犬をなんとかしたいときに「とる」こととは？
自分が無意識に反応していたタイミングに気付き、それを意識して変えるということです。
もしかするとここで、
camacoのブログを愛読してくださっている方は、疑問が湧くかもしれません・・
それは、どんな疑問かというと？
「ママの反応は１秒ルールが鉄則じゃなかったんですか！？」
素晴らしい質問ですね！！
▶︎１秒ルールとは？
愛犬は、数秒経過すると前後の物事の結びつきがわからなくなってしまうので
愛犬の行動の最中・直後に反応しなければママの気持ちは的確に伝わらない。
このような理由からcamacoは「１秒ルール」を提唱しています。
それなのに、
「間合いなんて見計らっていたら１秒なんて逃してしまうのではないか？」ということですよね。
では！
これについてはまた次回解説することにしましょう
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