この春、眠っていた虫が目覚めたように
体の中から飛び出してきた手芸への情熱ですが
先日の記事でもちょこちょこ載せていました。
▶︎何にもならない事が、したい!!!
▶︎春の不調とは?モゾモゾと動き出す生命♡セミナーアーカイブ配信してます!
並べていたもの、全部繋いでキルトトップができました♡
思っていたようなレインボーになって嬉しい♡
全部で416枚♡
ぜーんぶヴィンテージ(そろそろアンティーク?笑)フィードサックを繋いでいます。
「フィードサック」とは、1930年代頃にアメリカで作られた、家畜の飼料や穀物を入れる袋だったもの。
あるメーカーが、木箱や金属箱をやめて可愛い袋に入れて売り出したところ、主婦に大人気になり、袋をほどいてスカートやエプロンや、いろんなものを作ったそうですよ。
でも1950年以降は、プラスチックやポリ袋が出始めたので、その頃限定の生地なんです。
もうかなり古いので、シミや色褪せもあり、そこをのぞいてカットするのも楽しい♡
ほんっとーーに、大好きなんです♡
復刻布も出ているんですが、やっぱり味わいが全然違う。
「布として綺麗」なのは、断然現行の生地ですけどね。
一度、ぜーんぶコレクションしていたものも手放したけど、また今集めています
幸せやー
そして本当は先にこちらを繋ぎたかったのですが
無地のシーチングが足りなくなって中断していた「風車のパターン」のトップも繋ぎましたよ〜!
こちらは640枚繋ぎました♡
どちらもこの後、キルト芯という綿を間に挟み、手縫いでチクチクキルティングと呼ばれるステッチを入れていきます。
無地のところや、すでに生地が褪せている部分は、刺し子糸でステッチしても可愛いな〜と思い、練習中。
如何せん、久々に針を持ったもんで・・・
刺し子の糸って初めて使ったけど、素朴で可愛いですね!
刺繍糸と全然違って光沢がなくて。すごく好き♡
小さい頃、お母さんの刺繍糸とかミシン糸や、毛糸がカラフルに並んでいるのを見るのが大好きだったな、とか
「毛糸屋さん」が昔はあって(今はもうないけど)、棚一面に並んだ毛糸を見るのがとーっても好きだったなぁ、とか
こんな棚の前ではもう動けなくなってました。笑
小さい頃から、好きなものって、きっとそんなに変わらない。
ボーッとするのが好きな人だったら
やっぱりボーッとするのが好きだろうし。
キラキラしたものを見るのが好きな人だったら
キラキラしたものを探すのが好きだろうし。
同じ「文房具」でも、「手芸」でも、「読書」でも、それぞれがそれらの中に感じる「好きな部分」ってまたそれぞれ違うと思うし。
わたしは天然素材の「布」そのものが持つ自然の手触りや、
キラキラした色が大好きなので、パッチワークキルトは、全ての工程が大好きです!
「この工程が嫌い」って言う部分がない。
変態レベルで全部にハァハァできる。笑
ハサミやカッターで布を何百枚もカットしていくところも♡
ミシンで繋いで行ってだんだん厚みや重みが出てくるところも♡
一気に縫ったピースを繊細にちょきんと切り離していくところも♡
それを一つ一つアイロンをかけて♡
また繋ぐ♡ひたすらそれをパズルのように繰り返していく作業も♡
そして全体の色合いを決める配置の迷宮パズルのようなときも♡
(この子たちが生まれてからはやってなかったから、初体験嬉しい!🤣楽しそう!)
そしていざ全体をつなげていくときも♡
どんどん大きくなっていき、ミシンテーブル一杯に広げるときも♡
たまに日が当たって透けて見える柄同士の出会いのこの瞬間も♡
ぜーんぶを繋いだ後、アイロン前の泳ぐような縫い代も♡
アイロンをかけたあとの、ピシッとした裏側も♡
そして、完成したキルトトップを
光にかざしてステンドグラスのように見る瞬間も♡
ぜーんぶ、その時だけの可愛い光景なんです。
完成したら、もう2度と見ることができない、可愛い瞬間なんです。
人生って、同じことだと思うの。
大切なのは、日々のこんな煌めく瞬間。
何か完成や目標に向けて動いていたとしても、それでも、そのプロセスの中に喜びがいっぱいいっぱい詰まっている。
このお花も、今日だけの光景。
花が欲しくて球根育ててるわけじゃないし
大人が欲しくて子供たち育ててるわけじゃない。
完成品が欲しくて手芸してるわけじゃない。
子供たちも、私たちも、「今この瞬間だけ」の存在。
「今ここだけ」の景色。
だから、それを集めて行こうよ、しっかり掴んで行こうよ、って思う♡
その中に、幸せや喜びは、いつだってあるんだから。
▶︎24粒の書き方例はこちらです♡