日の出から日の入りまで、14時間歩いてホテル到着。

 

 

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立山〜黒部続きです♡

 

【無常】立山〜黒部に行ってきた。

【雲も大地】立山〜黒部に行ってきた。②

【立山雄山登頂♡】立山〜黒部に行ってきた。③

【立山縦走14時間!!】立山〜黒部に行ってきた。④

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ10年以上、14時間も歩いたことがなかった私はクッタクタでした。

 

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ホテルに到着後、予定の時間から延ばしてもらった夕食が待っていました。

 

早朝4時半に出発したので、朝食もキャンセルしていて、歩いてる間も夕食がとにかく楽しみでした。

 

絶対に食べたい!!

逃してなるものか!!

 

 

 

山を歩いていると、本当にお腹が空くとパタっと歩けなくなるんです😱

それが本当にびっくりした。

 

なぜなら私は、結構お腹が空いていても4時間くらいのセミナーなら全然できちゃう。

むしろ夢中になっていると「お腹がすいた」って感覚が沸かないのです。

 

けれど、山は違った。

本当にパッタリと足が動かなくなる。

 

 

本当に食物ってガソリンなんだなって感じました。

 

この物質(体)を動かすために必要なもの。

給油と同じ。

 

 

 

 

 

従業員の方が外まで出迎えてくれて、「先にお風呂入りたいですよね?」とも聞いてくれて

 

 

「そうだそうだ、お風呂に入って回復したい!」

「そして美味しいご飯を食べてエネルギー補給だ!」

 

 

と思ったんです。

 

 

 

 

なので、一回部屋に荷物を置いて、すぐにお風呂に入り、そしてご飯を食べに食堂へ行きました。

 

 

 

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この夜、唯一の写真。笑

 

 

 

私は、この時、自分に嘘をついていることをうっすら感じていました。

 

 

 

 

 

 

 

それはとにかく

 

今すぐ横になりたい

 

と言う体の声。

 

 

 

 

 

頭でハッキリと認識していたわけじゃないけど、

「今すぐ寝っ転がりたい」って体はハッキリ求めてた。

 

 

 

 

いつものように、お刺身を見ても「美味しそう〜♡ジュルッ」と感じない。

 

ビールも、飲みたいと思わない。

 

なんか身体がおかしい。

 

誰とも話をしたくない。

 

何も聞きたくない。

 

 

 

 

 

 

 

けれど、思考が言う、

 

ゴール後のお風呂は最高に決まっている

ゴール後のご飯は最高に決まっている

ゴール後のビールは最高に決まっている

 

食べたら元気になるぞ!!

 

を優先してしまったんですね。

 

 

 

 

 

 

 

で、どうなったかと言うと、

 

 

ぶっ倒れた

 

 

 

のです・・・食堂で。😂😂😂

 

 

 

 

 

 

 

 

私が清水さんより小さいビールを頼んだことが、今思うと、もう自分で分かってた事を物語っています。

(小グラス頼んだのにほとんど中ジョッキと変わらなかったんだけど笑)

 

 

 

私がテンション低かったから、気遣って清水さんがいろいろ話しかけてくるんだけど

(あと、登山後の祝杯を楽しみにしてるから・笑)

 

 

なんかおかしいな・・・

もう、耳をふさぎたい・・・

目も閉じたい・・・

 

 

 

 

 

眠いわけじゃないんですよ。

睡眠したいわけはないんですよ。

 

 

 

そう、「休みたい」だけなのです。

 

 

 

 

 

でも思考が

 

お風呂だって

食事だって

ビールだって

「休息」だーーーい!!

 

と、うるさいのです。

 

 

 

 

だがしかし!

 

 

 

それは違うのです。

 

 

 

 

「肉体を休める」とは、ちゃんと死ぬこと!!

 

 

ちゃんと五感を閉じること!!

 

 

 

 

 

 

 

ほんの10分でも、お部屋で寝転がればよかったんです。

 

ヨガの後に絶対大事な「シャバアーサナ(死体のポーズ)」のように、ちゃんと1回死ねばよかったんです。

 

 

 

けれど、思考でそれを無視してしまったがために・・・強制的にやってきました。

 

 

 

あ、なんかヤバイ。

もうヤバイ。

限界かも。

もう横にならないとヤバイかも。

 

 

そう思ってるうちに、食堂の従業員の方がデザートをどうするか聞きにきました。

 

答えられなかったので「ちょっとトイレに行ってきます」と立ち上がって数歩進んだら

 

 

 

 

血圧を計る機械を身体中に巻きつけられたかのように頭からぎゅううううっと圧がかかり一気に血が下がったのか、歩けない!

 

 

すぐそこがトイレなのに!

 

 

 

食堂の入り口にもたれかかり、歩ける分のエネルギー回復を図るものの

 

 

もう・・・ダメだ・・・

トイレまで行けない・・・

ここでいいや・・・

ごめんなさい・・・

 

 

パタリ。

 

 

 

 

 

 

次に気づいたら、清水さんに抱き抱えられていて、従業員の人に囲まれていて、

 

清水さんがひたすら

 

「ごめん!!さきちゃんごめん!!」

 

と謝っていました。😂😂

 

 

 

 

 

 

 

とにかく他のお客さんが楽しく食事をしているときに迷惑かけるのがとても嫌だったので、「吐きそうなので」とトイレに這うようにして行き、(じゃないと車椅子に乗せられそうだった😂)「ちょっとここで休みます」と言って個室に入り、鍵をかけて、

 

トイレの床で寝っ転がりました。笑

 

 

 

 

 

 

トイレの床で寝っ転がった瞬間、めっちゃ気持ちよかった〜〜〜〜😭

 

最高だった〜〜〜〜😭

 

至福だった〜〜〜〜😭

 

最初からこうしてればよかったんだ〜〜〜〜😭

 

 

五感の全てを遮断して、ちゃんと死ねばよかったんだ😭😭

 

 

 

 

 

 

そして10分後・・・・・

 

 

嘘のように回復♡

 

 

普通に出て行ったら、心配そうな清水さんと何人もの従業員の方がいて、車椅子も用意されていて・・・😂本当にご迷惑おかけしました。😂

 

 

 

 

 

 

私たちは、肉体という五感を通して世界を知る道具を神様から授かった。

毎日毎日、ちゃんと死んで生まれ変わることが出来る完璧な道具だ。

 

 

 

 

「休息」と言うのは、「息を休める」と書く。

 

 

息をすると、酸素が燃える。活動するために、燃やす。

 

山で歩いている時は、確かに食事は大事だけど、

それは体を動かすため。

 

 

消化には他のどの回復よりもエネルギーを使う。

たくさんの血液、酸素を使う。

 

 

お風呂はとーっても癒されるしスッキリするように思えるけど、それも身体を暖めて血の巡りがよくなり、燃える。

 

お風呂も食事もビールも、「休息してるつもりなのは思考だけ」で、体には活発に負担がかかり、動いている。

 

  

 

 

お風呂に入ったら元気になるはず♡

ご飯食べたら元気になるはず♡

 

 

という思考で、感じていたものを完全に無視してしまった事に、猛省しました。

 

 

山で燃えた身体は鎮まりたかったのに、

また鞭打って燃やそうとしてしまった。

 

 

 

 

その時々で、正解は微妙に変わるのだ。

 

今、どうしたら一番いいのかは、ちゃんと「感じる」という素晴らしい機能で、分かることになっているのだ。

 

神様はそう作ってくれたのだ。

 

 

 

 

 

 

山を登っていると、本当にいろんな体型の方に会います。

 

太っている人から痩せている人、

筋肉隆々の人からヒョロっとした人、

老若男女、年代も様々。

 

 

登山が、ノートなどで「自分と向き合う事」と似てるなぁ。って思うのは、成功は自分の中にだけある事。

 

自分を、ちゃんと知っているか、感じているか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに女性は、知ってなくてはならないこの「マイペース」の前に「女のペース」がある。

 

感じている事を無視し続けていると、どんどん強制的な遮断がやってくる。

 

「突然」は絶対にない。

 

必ず「感じる」という機能があるのだ。

 

神様がそう作ってくれているのだから。

 

 

 

 

自分を、知ったならば、それを無視することに思考を使うのではなく、ちゃんと聴いて、その通り実行してあげる方に思考を使おう、とまたしっかり決めたのでした。

 

 

 

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昨日、突然社長が買ってきてくれた本😍

 

 

 

「計画」って、自分をよく知った上で、自分に合わせて立てるもの。

 

人生も、「一般的な成功のイメージ(計画)」に、自分を合わせてしまってみんな遭難するのだな・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

清水さんは私を抱き抱えながら

 

「あぁ、もう社長に怒られる😱」

「絶対にもう、さきこと山に行かせてもらえない😱」

 

と思ったらしく、

 

 

 

 

私が回復した後に

 

「お願い。この件、墓場まで持っていって。」

 

と言っていました。笑

 

 

 

書いちゃったけど。笑

 

 

 

 

 

 

 

死は休息。

休息は死。

 

 

心からそう思いました。

 

 

だからヨガの最後は必ずシャバアーサナなんだな。

ちゃんと死ぬこと(本当の意味での休息)って難しいんだよな。

 

 

「ちゃんと生きるために、ちゃんと死のう!」

 

 

また一つ、生死の本当のことを知ったよ。

 

 

ノートで源に潜ると、エネルギーが流れ込んで来る理由も、また分かったよ。

 

 

 


清水さんの目にスローで焼き付いているらしい。笑
 

 

 

 

 

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