立山〜黒部続きです♡

 

【無常】立山〜黒部に行ってきた。

【雲も大地】立山〜黒部に行ってきた。②

【立山雄山登頂♡】立山〜黒部に行ってきた。③

 

 

 

雄山(3003m)登頂後、ルートの選択は

 

 

・「室堂〜雄山」頂上への往復ピストン

・「雄山」「大汝山」「富士の折立」を縦走し「大走り分岐」でショートカット下山

・さらに「真砂岳」「別山」まで縦走し「劔御前」から下山

 

 

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この3択あって、「どうしたい?」と聞かれていたものの、全くよくわからず😂

その時の体調や時間で決めよう、って話してました。

(その時にならないと何にも分からない私😂もうちょっと勉強します・・)

 

 

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お天気も良かったし、まだ元気もあったのでとりあえずショートカットする「大走り分岐点」まで行こうか、となりました。

 

結局その後も、別山を登頂するルートを取り、一番長いルートで14時間歩きました。

 

14時間なんて、ここ数年…いや、数十年、歩いたことない時間!!笑

(清水さんだけならきっと半分の時間で行けるはず😂)

 

 

標準のコースタイムは7〜8時間らしいので、のんびりのんびり、倍以上かけたんですね。笑

 

本当に「山のお散歩」です。笑

 

 

 

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しかし清水さんの「もう登りは無い」に何度騙されたことか。笑

 

さらに最後、劔御膳から下山して、「雷鳥沢ヒュッテ」を泊まってるホテルだと勘違いしてて、そこからが地獄だった・・・

 

 

 

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振り返ると、さっき登頂した「雄山」の祠が!

ほんの数分歩くだけで、高低差が出て不思議です。

 

 

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本当にすぐ休憩する私。😂

 

 

今までいちいち外でコーヒー飲むために、お湯やカップを準備していくなんて面倒臭い、と思っていましたが、ただの「気分」だけじゃなく、温かい飲み物は体を癒してくれますね・・・😂

 

マイカップは7月に「星のや富士」のお部屋にあったスノーピークの同じものを買いました。

 

 

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休憩のたびに、ノートに時間と場所、ちょこちょこ気持ちを書いたりしました。

ザックが重くならないように、トラベラーズノートのリフィルだけ持ってきたよ。(後はホテル置き)

 

新たに、山ノートの楽しさを知りました😍

 

なんたって、

 

山ってめちゃくちゃ静か・・・!!しーーーん・・・としている。

 

したの地獄谷の噴出する音しか聞こえないほど。

 

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風が吹いたら全然違うんだろうな。

 

ここで、めっちゃくちゃ、可愛い奴に会いました。

 

 

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見えますか???

 

拡大します!

 

 

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オコジョです♡♡

 

ネコ目イタチ科だそうです。ヤマイタチとも呼ばれるそう。

 

すっごくすばしっこくて、ネズミみたい。

 

ずーっと見ていたら、二本足で立つ瞬間もありました😍😍

 

めっちゃ可愛い!!

 

けど写ってたのは

 

 

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すごい伸びてた。笑笑

 

動物好きの清水さんがとっても感動していて「もう今日はこれでいい」って何回も言ってた。

(でもその後すごい長かった。😂)

 

 

やっぱり立ち止まること大事だなぁ〜〜

ガツガツ歩いていたら、きっと出会えなかったな。

 

 

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右手の尾根をずーっと歩いていきますよ〜

 

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清水さんを探せ。かなり引き離された図。笑

 

 

 

2つ目の山頂、「大汝山」に登ります。

ここはさっきの「雄山」よりも少し高くて3,015m!!

 

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雷鳥沢の反対側には黒部ダムが見えましたよ〜〜♡♡

冬なら滑って落ちていっちゃいそうです😱

 

 

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雷鳥沢カール方面の景色♡

 

 

降りて、また歩き、雪渓で少し遊ぶ。

 

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夏の空の下の雪って本当に気持ちいい!!

 

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寝てみた。濡れた。

 

 

この亀甲模様は溶けて風が吹いて、また溶けて、風が吹いて、・・・とついていくそうです。

立山連峰には日本で唯一の氷河もありました!

 

 

そしてまた3つ目の山「富士の折立」に登ります。

ここは本当〜〜に岩場で、ワクワクしました😍😍

 

「ワクワク」って一番パワーが流れ込んでくるんだな〜〜と確信しました。

そこから湧き上がるようにパワーが出てくる😍😍

 

 

湧く♡湧く♡

 

なんでしょうね、ワクワクって、笑

 

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子供の頃に夢中でやったアスレチックだな〜♡

爪切っといて良かった!

(ネイルの予約がまだ先だったので、久々に爪切りで自分で短くしちゃった😂)

 

 

 
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岩をよじ登って登頂!!

 

 
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登りはいいけど、降りるのちょっと怖かった。笑

 

 

 

 

 

そして分岐点の内蔵助カール前でご飯。

 

最初、こっち側で座ろうと思ったのですが、ここから吹き上げてくる冷気がすごい!!

 

ここが氷河なんですね〜!!

 

 

これは普通の雪の上を通った風ではない!

氷の上を通った風だ!!😱

 

冬の冷気だ!!

 

 

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なので反対側でのゴツゴツしたところでカップヌードルを♡

もっと性能の良い魔法瓶を買おうと決めました。

(お湯がぬるくなってて、カップヌードルがほどけなかった)

 

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ここでダラダラゴロゴロと、この先の進路の決定を先延ばしに😂

 

私は体力が不安だから、ショートカットの方がいいような気がする・・・

わかんない、この先どう行けば一番いいのかわからない。

経験が少なすぎる。😂

 

結局、清水さんの「別山登ったらもう登りは無いよ」「降りたらすぐホテルだよ」を信じて、別山も登る周回コースを行くことにしました。

 

 

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行くぞ♡

 

 

喜ぶ清水さん♡
 
 
14時間も登ったり歩いたりできたのは、やっぱりその半分が「休憩」だったからじゃ無いだろうか😂
お天気にも恵まれたし、本当に神様ありがとうございます。
 
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「別山」山頂では向こうに姿を現した「劔岳」を「かっこいいな〜〜😍」と眺めながら、「山に登ると違う山が見えるんだなぁ・・・・」と当たり前のようなことを感じていました。
 
 
次はあそこに登りたい!
 
あっちからこっちを見たい!
 
 
ってなることが分かった😂
こうやって山に夢中になっていくのだな。
 
 
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かっこいい劔岳!!
 
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休憩中にスケッチ
 
 

 
 
「もう登りはない」と聞いていたのですが…
 
「ここから見たら、ホテルの位置、めっちゃ高くないですか!?」
 
ゴールの位置を勘違いしていたことが判明😂
 
 
 
もう、この辺から取る気力も電池もなく、写真がありません😂😂
とにかく日没までにホテルにつかなくては!!
 
 
 
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清水さんが「これがホテルだ」と思ってた建物もめっちゃ高い位置にあるけど、我らのホテルはもう一個山を上がったところにあります😂😂
 
これ、また登るの!?
 
終わりだと思っていたのに、また今からスタートする、みたいな脱力😂😂
 
 
テントの人たち、いいな〜〜。
もうここで終わりにしたい・・・
 
 
生まれて初めて「テント泊したい」と思いました🤣🤣
 
 
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雷鳥沢キャンプ場から、ひたすら登る。
 
しかも石段。
 
きつい。とにかくきつい。😱
 
 
 
 
「もう登りはない」って別山山頂で聞いてから、
 
もうどれくらい登ったのかしら。
 
 

 

 

そうか…ここよりもう「高い所」はなくても、「登り」はあるのだな…

 

 

 

なんでそんな当たり前の事に気づかないんだろう😂

家の中だって階段あるじゃん。

 

 

 

 

 

先を歩いていた清水さんが振り返って撮影。

死んでる?笑

 

 

 

 

頭の中は「折立登った時のワクワク、どっから来た?どこへ行った?」と不思議でなりませんでした。

 

 

 

 

 
 

 

夕日が立山に映えて美しかったなぁ〜。
 
景色って私にとって、とっても大事だなぁ。
 
それこそ「湧く」ものが違う。
 
 
 
自宅にトレーニングルームあるんですが、マシーンなどで「ただ歩く」「ただ走る」ことが本当にできない😂
 
 
これでガスかかってたら苦行に感じちゃうな😂
 
ありがとう、お天気。
ありがとう、お日様。
ありがとう、お月様。
 
 
天気が良いであろう日を毎日チェックしてスケジュール組んでくれた清水さん、本当にありがとう。
 
 
 
日の出前から日の入りまでかけて、ホテルにゴール!!
 

 

 

ホテルの方に連絡して

 

「ここ登るしか手段はないですか?」

 

なんてことを聞いてしまっていたので😂

 

心配して出迎えてくれていました。笑

 

 

 

 

無事について良かった〜〜〜😭

 

山は、自分と向き合う場所って言われるけど、本当にそうなのかもな。

 

また、いろんな自分を知ることができました。

 

 

 

 

そしてこの後、さらなる「深い学び」があったのです。

 

それは「ちゃんと死ぬこと」という学びでした。

 

 

 

続く