編集の清水さんに誘われ、立山〜黒部アルペンルート(富山県)の旅へ行ってきました。

 

パタゴニアのパクリみたいなTシャツ買った。笑

 

 

 

 

目的は、

 

立山登山!

 

3,003mの雄山登頂を目指します。

 

 

 

私は青森から、清水さんは東京から出発し富山駅で合流。

 

コロナでなかなか新幹線に乗る機会も減りましたが・・・あっという間に、もう稲の穂も実る頃なのですよね。

 

そろそろ日本中が「黄金の国ジパング」になりますね!

 

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日本の田んぼはアートです。なんって整然としていることか。

 

美しい芸術的な景色です。

 

カンボジアやベトナムの「植えたら植えっぱなし」の田んぼを見ると、日本人の繊細さ、ひたむきさ、改めて「すごいことだ」と思います。

 

 

社長と、なぜ日本はベトナムのフォーやカンボジアのクイティウみたいな米麺文化ができなかったのか?色々話した事がありますが、やっぱり「麺にする必要が無いからでしょう」と結論しました。笑

 

 

植えたらやることは「ただ待つだけ」のカンボジア。

 

 

 

しかし麺にすると美味しい😍

 

 

 

やはり素材の良いものはそのままで。

イマイチなものは加工が必要。

 

まあ、どっちも美味しいからどっちも良いんですけどね。笑

 

イマイチなら加工技術が進歩するでしょうし。

 

でも、素材をそのまま美味しく食べることができるって、本当に豊かで贅沢な事です!!

 

 

日本の素材を磨く職人気質、やっぱり誇りだな♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

などなど思いながら進んでいくと、途中、立山連峰が見えてきました。

 

 

 

オンラインサロン で「富山は白海老が美味しい」と聞きました。

 

電鉄への乗り換え時間30分で、早速駅ナカのお店で白海老を頂く。

 

 
 
お刺身と天ぷら(とビールと日本酒)を注文しましたよ🤤

 

 

 

 

富山湾の宝石と言われる白海老。

お刺身は、富山でしか食べられないそうですよ!

 

プリトロでとーっても美味でした🤤!!

 

天ぷらは、「うわ♡♡これ、本物のかっぱえびせん!!」と感動しましたが、本物のかっぱえびせんってやっぱりカルビーなんだろうか・・

 

 

 

各駅停車の富山電鉄「立山行き」に、さらに1時間ほど乗ります。

 

 

 
 
さっき頼んだお酒が、30分で飲む量じゃなかったので
(富山についた嬉しさで勢い余った。)
 
 
富山の田舎の風景をみながら、続きをちびちびと。
器がなく、ペットボトルのキャップで・・・
 
清水さん、ズボン破けてますよ。
 
 
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はあ〜〜最高の景色♡♡

心がピチピチと喜びでいっぱいになる♡♡

 

 

 

 

 
 
 
各駅停車の、2両しかない電車でした。
 
 
コロナで減便もしていて、本数は普段の半分以下になってるらしい。
 
 
途中の駅で乗り降りする人もほんのわずかで、田舎のバスのように、人が降りたらすぐ扉が閉まります。
 
 

 

ガタン、ゴトン、

ガタン、ゴトン、

 

 

のんびりのんびり進んで行きました。

 

 

 

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途中、小さな駅で停車した際、開いたドアから1匹、立派なトンボが入ってきました。

 

 

それはそれは大きな立派なトンボでした。
 
 
 
 
オニヤンマか?
ギンヤンマか?
 
 
この穏やかでのんびりした車内に、
 
 
ブンブンと大きい羽音、
ゴツンゴツンと窓にぶつかる音!!
 
 
 
 
「すごいねー!でっかいトンボだね〜!!」
 
 
 
 
さっき食べた白海老は富山湾の宝石、でしたが
トンボは「飛ぶ宝石」と言われます。
 
 
 
感動で、目で追ってたその先に天井の扇風機が目に入る。
 
 
 

 
 
嫌な予感。
 
 
 
「扇風機に吸い込まれませんように」
 
  
 
と言い終わらないうちに
 
 
 

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写真はあんまりなので、ノートで・・・
 

 

 

 

 

あんなに元気にブンブン飛び回ってたトンボが「バチッ」と一瞬扇風機に触れ、3つにバラバラになり、頭と腹が吹き飛んできた。

 

 

理科の授業で習った昆虫の定義「頭・胸・腹に分かれ、足は六本」を思い出す・・・

 

 

 

 

 

衝撃だったのが羽と足がついた「胸」の部分。

 

 

羽が今、そのものの役目を果たして

  

 

 

フワッ

 

フワッ

  

 

 

扇風機の風に乗って「胸」がゆっくり優しく舞い降りてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでこんな広い山で、

数秒しか開かない電車に乗ってしまったんだろうか。

 

 

 

それが人生だろうか。

 

 

 

いたたまれないほど、この世の無常を感じた

立山〜黒部旅のスタートだった。