本日第4回が配信されました♡
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前回の本から気になったワードで次の本を検索。
「フランケンシュタイン」というキーワードで検索しました。
今回喰った本はこちらです♡
フランケンシュタイン
/メアリー・シェリー
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※ここから下は、本喰族を読んでからお読みください♡
前回の本、【妊婦アート論】の中に
「フランケンシュタインコンプレックス」の記載があり、そういえば原作読んだことないな、と思い読んでみました。
まず、この恐ろしい本を書いたのが
当時19歳のお嬢様だったことにびっくり!
しかも夏休みの暇つぶしで、夫や友人達とそれぞれ物語を作って、誰が一番怖いかを競う!とした事がきっかけ。
夫や友人達はさっさと飽きてしまったのですが、メアリーはそのまま没頭したようです。
当時美しい湖畔に住んでいた事もあり、
とにかく舞台が美しい!
それが、怪物と博士の苦悩をより際立たせていて、苦悩さえも、殺人さえも、美しかった。
あと、文体がものすごく柔らかいんです。
読んでても本当に気持ちよかった。
これは全くホラーじゃないですね。
美しい小説です。
コラム内でも触れましたが
恐いのは、
人間の身勝手さと、拒否。
欲望はね、私は特に怖くないと思うんです。
自覚して全て受け入れる、という責任さえ持っていれば。
欲望でつくっておいて、拒否する、という…
「拒否」が一番恐いなぁ、と思いました。
なぜなら、設定変更を伝えていても、
勘違いご自愛になったり、
内面が変わらない人って、
目の前の現象を拒否し続けている、と感じるから。
これが嫌だから
どうすればいいですか?
というスタンスなんです。
まず、その目の前のものをじっくり見る。
自分が作ったものだ、という事を自覚する。
避けるのではなく、
受け入れるのが設定変更です。
↑
これ、投影の法則を勘違いしている人は間違えやすいんですが、「嫌なこと」を作ったのが自分、というより、
その現象を「嫌なこと」として、決定しているのが自分、という意味です。
創造ってこの事だから。
ただの認識だから。
現象自体は、全て中立。
いいも、悪いも、ない。
究極、例えば殺人でさえも。
(言葉で表現するのは限界がありますが、究極、そういうこと。)
淡々と起こる現象に「いい」「悪い」をつけて「いい現象」「悪い現象」を創り出しているのが自分、ということです。
そういう意味で、全て
自分が創り出したもの。
なのに、勝手に作って
勝手に拒否して、勝手に恨む。
そんな事していたら、
目の前の世界も、この怪物のように
あなたを拒絶します。
↑
これもあなたが創り出したもの。
そうだった、
自分はこれを創り出したかったんだ。
それを認めて、受け入れた時に
初めて
「好みじゃないな」
「じゃあ、どうしようか」と、次の一手が打てる。
拒否して恨んで、逃げ回っているだけじゃ、
自分が創り出したものの奴隷となって人生を終える。
↑
それがフランケンシュタインコンプレックス
今ではハロウィンに欠かせない存在だし、愛されキャラでもあるフランケン。
物語の中では拒絶されっぱなしで終わるけれど、200年たった今でも、世界中から愛されている。
よかったね。
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本喰族
〜ほんくいぞく〜
私にとって本は、食べて吸収し細胞にするもの。
食べることと同じくらい、私を作っていく。
食物が肉体のエネルギーを作るなら、書物は魂のエネルギーをつくる。
一つだけ違うことは、魂には「お腹いっぱい」という感覚がないこと。
お腹いっぱいにするために読むのではないのだ。
この連載「本喰族」では、読んだ本の中から頭に残っている「言葉」から次の本をリレー形式で検索し、魂がピンときた本をどんどん喰っていきたいと思います♡
人生に対する「在り方」
「全て喜びである視点」からのコラムを書きます。
毎月2回の連載で、どんどん喰っていきますよ〜♡
オンラインサロンでは他にもたくさんの本を紹介しています♡
毎日の感情と同じく、本を読んで湧く感情や気持ちも
本当の自分を知る聖なるアイテム!
オンラインサロン内では、「読書のお作法」で
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どんどん喰って
どんどん消化して
血肉、エネルギー、叡智に変えよう!
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