オクシタニー地方 ピレネー=オリアンタル県(ピレネーゾリアンタル)

Perpignan(ペルピニャン)

 

こんにちは!木蓮です。

いつものことながら、お久しぶりになってしまい申し訳ございません。

 

やっと、旅から戻ってきました。

そう言いつつ、またすぐに出かけるのですが、ブログをずっと更新できないのも気になりでてきました。

 

そんなバタバタの中ですが、「かもめの本棚」にて、「春の味覚」のコラムを更新しました。

野草やホワイトアスパラのお話です。

ご興味がある方はぜひ読んでみてくださいね!

 

 

 

 

コラムのほうで、今年のホワイトアスパラの食べ方を乗せられなかったので、つい先日食べた様子をお届けしておきます。こちらはレモンバターソースと半熟卵で。

 

 

 

 

こちらは自家製マヨネーズに、自宅で採れたカシューナッツと野草を砕いて食しました。他にバゲットとソシースだけだったとはいえ、お昼から7本ずつも食べる我が家。ホワイトアスパラは、太ければ太いほど食べやすいと聞いてはいたのですが、2本一緒にくっついたのは美味しそうに見えなくて買う勇気が出ず……。

こちらの太さでも筋がなく十分食べやすかったです。

1kg5.95ユーロのものと、1kg6.95ユーロのものの違いをマルシェのお姉さんにじっくり聞き、いろいろ教えていただきました。またシーズンが終わる前に買いにいってこようと思います。

 

さて!!

お待たせしました。

 

どこから書こうかと思いますが、「フランスの小さな村の旅」。

メルマガには今回「Evol(エヴォル)村」の話を書いたのですが、まずはこの地域で一番大きな街「Perpignan(ペルピニャン)」から。

地中海といえば、イタリア側のニースやマントン、カンヌなどを思い浮かべる方も多いと思いますが、ペルピニャンはスペイン側にあります。

 

 

 

 

フライトの前日は、エールフランスのスト日。SNCFに続き、エールフランスまでも役立たずでして……。とりあえず無事にフライトができホッとしました。ペルピニャン近辺はずっと雨マークが出ていたので、天気には期待していなかったのですが、到着日以外はなかなか美しく晴れてくれたので、本当にラッキーだったと思います。

 

ペルピニャンに到着すると同時に、とにかくお腹がペコペコ。オフィス・ドゥ・ツーリズムの優しいお兄さんに美味しいレストランを教えていただきました。

 

 

 

 

 

外観からは全く想像できない広い店内。ギャルソンの男性一人がサルバドール・ダリにそっくりな上、本当にノリのいい方で、美味しい食事を楽しむことができました。

 

 

 

 

RESTAURANT CAFE VIENNE

3 Place François Arago, 66000 Perpignan

 

お腹もいっぱいになったところで、ペルピニャン観光といきたいところでしたが、あまり時間がなかったので足早に……。私の場合、小さな村中心なのでどうしても大都市にいる時間が少な目です。

 

 

 

 

バッサ川(La Bassa)の堤防は観光地らしく整っていて、川沿いに花がたくさん植えられていました。

 

 

 

 

川沿いをゆっくり歩いていくと、ペルピニャン古い門である『Castillet』が見えてきました。

こちらの建物は1889年に歴史的建造物として指定され、旧市街の門であるCastilletは、ペルピニャンのシンボルとされています。
こちらは、アラゴンのピエール4世の統治下にあった1368年に建てられたものです。

 

 

 

 

こちらの赤レンガは、ルシヨン地方であるペルピニャンから11kmほど離れたBaixasという村から運ばれたレンガを使い建立されたものだそう。17世紀~18世紀には、刑務所に改築され使われていました。

 

 

 

 

ちなみに、こちらがかつての州で、ラングドックとルシヨン地域に別れており、この2つが合わさってラングドック=ルシヨン地方となり、現在のオクシタニー地方となるのですね。(こちらの図はウィキペディアから借りました)

 

 

 


ペルピニャンには、なんとピレネー=オリアンタル(正確にはピレネーゾリアンタル)県の4分の1の人口が住んでるらしく、それだけ大きな街であることがわかりますね。

 

さて、門をくぐり抜け、街の中へと入っていきます。

 

 

 

 

とても春らしく可愛いお花屋さんを発見。お店がお昼休み中なので、写真だけで我慢、我慢。

 

 

 

 

レンガがガラス窓に写り、不思議な写真が撮れました。

 

 

 

 

さて、続きはまた明日。

家にいる間にお話しを進めていきますね。