こんにちは!木蓮です。

いよいよ帰国が秒読みとなってまいりました。

 

 

何もする予定ではなかったのですが、4月19日、20日とも前で少しお話をさせられるようです。

時間は12時から14時の間だと思います。

 

 

私はHの左横にある赤丸がついているブースに常駐しておりますので、よろしければお越しくださいね。

なお、新刊自体は「受付」の隣にある「私のカントリー編集部」にて販売していますので、よろしくお願いいたします。

 

さて、せっかくなので、今年再訪したロカマドール情報を記載しておきます。

 

 

ロカマドールの話は、びっくりするほど以下のように何度も書いています。

 

霧の中のロカマドール

奇跡の街 「Rocamadour(ロカマドール)」

再びのRocamadour(ロカマドール)

再びのRocamadour vol.3

ロカマドール城と十字架の道

聖地ロカマドールで食べたもの

ロカマドールの黒い聖母子像

 

そのため、今日は最新情報を書いておきたいと思います。

 

今年、久しぶりにロカマドールの街の中に入ってみると、こんなものを発見!

なんと!フランスでは珍しいコインロッカーが観光地に設置されているとは!!

しかも、1ユーロでした。

 

 

一見、くだらない話に思うかもしれませんが、フランスにしたら画期的としかいいようがありません(笑)

 

今回は街の頂上にある教会から下へと降りていきます。

 

 

いつもながら、この緑あふれる『CHEMIN DE LA CROIX(十字架の道)』。

 

 

「Jésus est mis au tombeau」は、最後にあたる14番目の場所です。
 

 


ここは、イエス・キリストが十字架刑の後、墓に納められる場面を表したもので、岩をくり抜いた小さな礼拝堂の中にあります。
巡礼者たちは、この場所でイエスの苦しみと死を静かに思い巡らし、祈りを捧げます。

この「十字架の道」は、街の中心部から丘の上の城まで続いていて、キリストの受難の道をたどるように作られた信仰の道として知られています。

 

 

坂を下りると、ようやく聖域へたどり着きます。

 

 

この辺りの詳しい話は、過去記事を読んでいただくとして、こちらは街からの入口。

 

そして!!

ここで、とんでもないことに気づいたのです。

 

 

あれ?あれっ??????

ない!!!

 

以前の記事に書いたのですが、ここにあるはず聖剣「デュランダルの剣」がありません!!

 

 

デュランダルの剣とは、中世のフランス叙事詩『ローランの歌(La Chanson de Roland)』に登場する、シャルルマーニュ大帝の騎士ローラン(Roland)の剣です。
この剣は、「決して壊れず、どんなものでも切れる」とされる伝説の聖剣で、天使がシャルルマーニュに授けたと伝えられています。
 


 

言い伝えによれば、ローランはスペインとの戦い(ロンセスヴァル峠の戦い)で敵に追い詰められ、自分の死後にこの剣が敵の手に渡ることを恐れました。
彼は剣を岩に投げつけ、それが遥か彼方のロカマドゥールの崖の岩に突き刺さったと言われているのだとか。

その後、​ロカマドゥールの崖に1,300年間埋め込まれていたのですが、2024年6月下旬に盗まれたと、何かの報道で見たので、1階にあるエレベーター乗り場のマダムに尋ねてみました。

 

しかし、歯切れが悪く「今、手入れをしているだけなの……」と。ですが、実際には​現在も捜査が続けられており、2025年4月時点で剣はまだ発見されていないと思われます。

 

 

それにしても、びっくりしましたよー。

あると思って、カメラを向けたら「あれっ??ない??」と思わず口に出しましたから(笑)

 

ということで、もしもその後のことを知っている方がいらっしゃったら、どうぞ教えてくださいね!

 

 

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