こんにちは!木蓮です。(*コメントの返信させていただきました!)
今日は霧雨がしとしと降っていますが、このところ気分転換に庭に出る時間も増えてきました。
少しずつ少しずつ霜除けにしている枯葉を取り除いたり、剪定をして形を整えたり。
そんな中、恒例となっている「ニオイスミレの砂糖漬け」を作りました。
この話をすると長くなってしまうのですが、よくレシピサイトで見かけるようなスミレの砂糖漬けではなく、下の写真に写っているようなスミレの街トゥールーズ、スミレの村トゥレットゥシュルルーで見かけるような濃い紫の砂糖漬けが、どうにかしてできないものかと研究すること1年。(といっても、スミレが咲いてる時期にしかできないもので)
少しずつコツがわかってきました。
ちなみに、お皿の一番右端の砂糖漬けが、トゥレットシュルルーで買ったもの。それ以外は、私の悪戦苦闘の歴史です(笑)大量の失敗作を生み出しているうちに、偶然の産物として、最大の失敗作「スミレの砂糖菓子」ができました。
これが本当に軽くて食べやすい!ちょこっと甘いものを食べたい時に、気軽に口の中に放り込めるので、夫が大好きです。スミレの優しい香りが鼻にぬけるので、スミレ好きさんにはぴったり。ただ、人様に教えられるようなレシピではなく、失敗作なので我が家でこっそり楽しんでいます。
そういえば、我が家では、どこからか種が運ばれてきた野生のプリムラが、春になると大量に咲くので、野草の達人たちに教えていただき、お菓子やサラダに飾り、エディブルフラワーとして楽しんでいます。
果物が足りない時には、お皿の盛り付けにも活躍。農薬は一切撒いていない庭なので安心して食べられます。(葉っぱは飾りのみです)
こうやって、見た目にも一気に華やかになると、やはり春を感じることができますね!
ちなみに、昨年から楽しんでいる原種チューリップ「Tête à Tête」も咲きはじめました。
こちらはAnémone pulsatille(セイヨウオキナグサ)。
まだツボミが出たところですが、FBで「ヒナがいるみたい!」と言われました。
こうやって写真を見ているだけではわかりませんが、可愛い紫色の花が咲きます。
それにしても、1つの物をきちんとマスターするのが大変!
それでも、少しずつ近づいてきたので、やっと今年は少しマシなものが作れそうです。まだまだ、改善しなくてはいけないところもあるのですが……。
ということで、今年もスミレの街のほうに行ってきます。あまりレポートしていないので、また楽しみにしていてくださいね。
では、また次回!
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