ずいぶん前の作品ですが、
「幸福の黄色いハンカチ」という作品をご存じでしょうか。
奥さんが流産してしまったことでヤケになって繁華街で酒を飲んだ際に、
絡んできたチンピラとケンカになりその相手を死なせてしまったことで、
網走刑務所に入っていた勇作という人が、
その刑期を終えて出所した時の話です。
彼は郵便局で一枚のはがきを買って妻にこう書き送りました。
「もし、まだ一人暮らしで俺を待っててくれているなら、目印に黄色いハンカチをぶら下げておいてくれ。もしなければ俺は引き返し、もう二度と夕張には現れないから」
そして、バスは妻の待つ夕張へと進んでいくわけですが、勇作はもう外を見れませんでした。
そこで同乗していた鉄也と朱美が代わりに見るわけですが、その光景にバスの中は騒然となりました。
彼らの目に飛び込んで来たのは風にたなびく何十枚もの黄色いハンカチだったからです。それはこの妻の夫に対する愛のメッセージでした。
神様はこの黄色いハンカチのように、全世界に十字架を立ててくださり、これを見なさいと言われました。これを見なさい。ひとり子イエス・キリストを十字架にかけてまでつけて私たちを愛しておられる神が、あなたを待っておられるのだ・・・と。だから帰っておいで、と両手を広げてあなたを待っている・・・あなたを大切な我が子、神様の子として。あなたに最高のものを用意して・・・ここからあなたの本物の人生、いのちが始まる。
私たちのいのちはそもそも、偶然とかそういう感じで与えられたのではない。
神様があなたに与えてくださったのです。
あなたを神様のイメージに似せて。
神様ブランドなんです。
彷徨い歩く、もしくは疲れ果ててしまっていても、神様に帰っていいんです。
神様がもう一度あなたを回復、癒して下さるから。
イエス様のいのちにあって癒され、新しくされたいのちに、
神様の愛が、御力が、その全てが満ち溢れているから。
