あなたの周りの困っている人のために(マザーテレサ) | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

置かれた場所で咲きなさいというのは、渡辺和子シスターのことばとして有名ではありますが、

それを思っている時に、ふとマザー・テレサさんの話を思い出しました。

 

1982年にマザーテレサが来日したとき、彼女のお話に感動した学生が、ぜひ、カルカッタに行ってボランティアをしたいと申し出たとき、マザーテレサは、このように言ったそうです。
 

「わざわざカルカッタに来なくても、あなたがたの周辺のカルカッタで働く人になってください」
 

私たちの周囲にあるカルカッタ、そこには物質的に飢え、病み疲れた人はいなくても、愛に飢え、仕事に疲れ、人間としての尊厳を失っている人がくさんおられます。そうした人たちの悩みや苦しみに寄り添う、その中でまさに聖霊様が働かれ、驚くべきことが成されるのではないでしょうか。そこに神様の愛の花が咲きみだれるのです。

 

そこは神様のいのちに溢れる場所となるのです。

神様の命が失われている霊的なカルカッタはどこにでもあります。

神様の御業がまさに全地に広がり、そこが癒されることを祈りたいものです。

あなたができることには限界があるかもしれない、でもできることをすることは悪くない。そして何より、祈ることこそ最大のできる事。そこに神様が働かれるから。

 

私たちの周りにも何でこんなことがあるの?と思うこともあるでしょう?

また困っている人はいませんか?悩んでいる人はいませんか?

でも、そこが神様のいのちで回復する、癒され、神様の場所へと変えられたら最高じゃないですか。私たちは神様を諦めず、神様の花が咲くことをぜひ祈り続けようではありませんか。