ノルウェーの王、オラフ5世(まあ20世紀初頭の王様ですが)はある朝夕伝から駅まで歩いていると、道端でホームレスの男性と出会いました。
彼は「王様、助けてくださ。私は何日も食べていません。」
彼をじっと見て、彼の名前を尋ね、彼にこんな手紙を渡しました。「今日の晩御飯に○○を招待する」。王様のサイン入りで。
彼は晩御飯まで待って、王から頂いた招待状を持って宮殿に近づきました。しかしガードマンは彼を見ると、お前のような人間の来るところじゃない、と邪険に扱いました。しかし王様の招待状を見せると、彼は招き入れられ美味しいものをお腹いっぱいいただきました。
翌日も、宮殿に行きました。しかしガードマンは、さすがに昨日と同じにはいかないぞ、と言いましたが、彼は昨日と同じメモ「今日の晩御飯に○○を招待する」を出して、今日もだから食べていいでしょう?と言い、ガードマンは仕方なく彼を案内しました。結局彼はその日も、またその次の日も、しばらく王様の食卓につく事が出来ました。
イエス様はその十字架の血潮によってサインされた招待状を私たちに渡され、毎日その食卓に預かれるよう招かれました。真の王なる主は、しかし決してまた来たのか、とは呆れません。今日もよく来たね、と喜んで招き入れてくださるでしょう。
さて、私たちはこの招待状をいかがいたしましょう?