ある人が旅の準備をしながら一人の友人に言いました。
「大体準備が終わりました。後は、ただ、ガイドブック、鏡、ランプ、望遠鏡、詩の本、数冊の伝記、一束の古い手紙、歌の本、刀、金づち、そして一セットの本だけを入れたら終わりです」と。
友人は、そんなの全部カバンの中に入るわけないじゃないか、と彼に言いました。
すると彼はこう答えました。
「できます。これです」。
さて、皆さん、彼が見せたのが何かわかりますか?
彼は聖書をカバンの片隅に入れてふたを閉じました。
聖書が何だ、というひともいるかもしれない。
昔話でしょう?という人もいるかも知れません。
しかし、ここにすべてがあるのです。知恵があるのです。
これは単なる書物ではありません。
神様のあなたへの愛、そのものが表されているのです。
ここに私たちの命があるのです。
どこか片隅に置くわけでもなく、人生最良の一冊、聖書、いや神様とともに歩み続けようではありませんか。