今日は、いわゆるグッドフライデーと呼ばれる日です。
このご時世、どこがグッドなんだ、と突っ込まれそうですが、
今から約2000年ほど前、神の御子イエス様が私たちの重荷、痛み、悲しみ、何より罪を身代わりに背負われ、罰せられ、死なれた日です。
それのどこがグッドなのか?
この日があなたにとっても大きな分かれ道、分水嶺となるからです。
このイエス様の十字架の日、実は2人の死刑囚が一緒に十字架にかけられました。
最初は2人共罵っていたのですが、1人は悔い改め、死刑囚であるにもかかわらず、天国に入ることが赦されました。一人はそのまま絶望のままに死んでいったのでした。
何が違ったのでしょう。
イエス様を罵るもうひとりの死刑囚に、もうひとりの死刑囚はこういった。「『おまえは神をも恐れないのか。おまえも同じ刑罰を受けているではないか。われわれは、自分のしたことの報いを受けているのだからあたりまえだ。だがこの方は、悪いことは何もしなかったのだ。』そして言った。『イエスさま。あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出してください。』と。そんな彼にイエス様は「まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます」と答えるのでした。
彼は悔い改め、報いを受けるのは当然、せめてイエス様が天国に戻った際には自分のことを思い出してほしい、ただそれだけ。でも、イエス様が思い出されるのは、彼の悔い改めた心なのです。イエス様は彼を天の御国に引き上げ、イエス様と一緒、つまり彼は神様の家族として受け入れられたのです。
こんな素晴らしいグッドフライデー。そしてここから始まる。
あなたは今日、何を思うだろうか?