カルテ | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

カルテってあるじゃないですか。最近は電子化されていますが、患者さんの情報がしっかり記録され、それが次の受診の時につながったり、ドクターも、あの患者さんはどうしているかな?というところにつながっていくわけですが。

 

昨日たまたまカルテ庫内で仕事をしていた時に、思ったわけです。そこには何十万という患者さんのカルテが収まっていて、それは病院の歴史であり、また一つのファイルに入った情報はその患者さんの歴史、人生、ドクターとのかかわりの記録。

 

そこでもっと考えてみますと、神様はカルテには残さなくても、その膨大な人のことを覚えています。何かあってあわてて取り出すのではなく、神様は途切れることのないあなたとの関係の中で、あなたの事を生まれる前から今に至るまで知っている神様だからこそ、カルテどころの騒ぎではない膨大なあなたとの関係があり、あなたのことを覚えているからこそ忘れることもなく、あなたに折にかなった助けを、癒しを、救いを現すことができるのではないでしょうか。神様は膨大な歴史の中で忙しくて見れない、なんてことはない、今日もあなたの内に神様の歴史を、愛を刻もうとその御手を伸ばしてくださっています。

 

一つ前の投稿然り。神様は黙っておられず、あなたのために行動を、愛をもって起こされる神様。今日もあなたの内に刻まれる神様の恵みに大いに期待し、またいつも神様を求め歩みたいものです。