聖書に出てくるノア、彼は大洪水の後、
ぶどう酒を飲んで酔い、天幕の中で裸になっていた。(旧約聖書 創世記9章21節)
「タルムード」には、このような話が出ている。
ノアがブドウの木を植えようとしたときに、サタンがやって来て、「何を植えているのですか?」と聞いた。ノアは「ブドウの木です」と答えた。サタンはかさねて「ブドウってどんな木ですか?」と尋ねた。ノアは「ブドウは果物で、たいへんに甘く、また適当な酸味も持っています。そしてこれを発酵させると、人間の心を喜ばせる酒というものができます」と言った。すると、サタンは、「そんなに良いものなら、私も手伝いましょう」と言ったので、ノアはサタンに感謝した。サタンは、羊、ライオン、豚、猿を連れてきてこれを殺し、その血を肥料とした。そのために、ノアが酒を飲むと、まず羊のように弱くなり、もう少し飲むとライオンのように強くなり、もっと飲むと、豚のように汚くなり、さらに飲むと、猿のように騒ぎまわった。神によってもっとも正しい人と呼ばれているノアでさえ、こういう状態になったのだから、もし普通の人間が飲んだら、どんなことになるか、わかるだろう。
ーユダヤの格言ー
まあ、サタンは自分をサタンとは名乗りませんが、
聖書の別の箇所では、酒に酔うのではなく、聖霊様に満たされるように、ともあります。
私たちは自分を何とか強くしようと何かを求めますが、聖霊様が私たちを強くしてくださる。
私たちはサタンに引っ張られるのではなく、命をかけて愛されたイエス様について以降ではありませんか。イエス様はいつも一緒。