私たちがどうにもならなくなってしまうと、
心を閉ざすか、落ち込み、下手をすれば閉じこもります。
気持ちはわかります。私も若い頃、自殺を考えていたこともあったので。
でもあなたは一人ではないのです。
神様はあなたの心を聞いておられるから。神様は沈黙されません。
だから私達も神様の前に諦めるのではなく、沈黙することをやめ、祈ろうではありませんか。
あなたが、自分の祈りを“言葉”にできないとき、神様は、あなたの“心”をお聴きになります。
“祈りを言葉にできないとき”――どんなときに、人は言葉を失うのでしょうか。それは、あまりに強い悲しみや苦しみに遭ったときです。自分の悲しみや苦しみを、言葉にまとめる力がもはや残っていないときです。そんなときは、ただ天を仰いで、涙が流れるままにすればいい。神様は、決して冷たく沈黙しておられるのではありません。あなたの心の声を、つぶさに聴いておられるのです。そのときに――主の癒やしは、もう始まっています。そして“信仰”とは、悲しみや苦しみの中にあっても、そう信じて、大いなるみ手の中に、自らを投げ出すことです。
When you can’t put your prayer into words, God hears your heart.
ー小川政弘さん(元ワーナー・ブラザース映画会社の製作室長)ー