高慢な者は何かを所有しただけでは喜ばない。人より多く持って初めて喜ぶのである。人は金持ちであることや、頭が良いこと、見目麗しいことなどを誇るのだとわたしたちは言うが、実際にはそうではない。人は、他人よりもお金をより多く所有し、より賢く、より外見が良いときに誇りを感じるのである。人が皆同様に裕福で、頭が良く美しいならば、誇るものは何もない。人を高慢にするのは比較である。すなわち、自分は他よりも優れているという優越感である。競争心という要素がなくなれば、高慢もその姿を消すのである。
ーC・Sルイス(ナルニア国物語などの作者)ー
C.S.ルイス氏は↑のように訴えます。
私たちは決して優れているのではない、神様が私達を育て、養い、強め、導かれるのです。その前に誇れるものはなにもありません。
誰かをけなすなどどうしてできるでしょう。
神様はそれぞれにそれぞれへの贈り物を送ってくださったのです。
すべての発信源は神様です。
この神様の前に私たちは謙遜となり、与えられているものを喜び、誇ろうではありませんか。