最高の足 | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

あ、ワールドカップ中だから「足」ネタ、というわけではないのですが、

私の同級生といいますか、もう天に召されていますが、この方の残した詩集(もう絶版)の中で、本当に希望にあふれる詩があったので、紹介しますね。

 

彼女はとある事情で車椅子生活を送っていました。

久しぶりに話をした時にそんな状況になっているとはつゆ知らず…

どんな思いだったのかな、ふと振り返った時に、こう詩に書き綴っているのを知りました。

 

  ー恵みの足ー

 萎えた足で進んでいこう この人生(みち)を

 

 この足は恵みの足

 私を作る大切なもの

 

 奪われたのではなく

 与えられたもの

 

(光〜在り続けるもの〜 榎本真実子さん)

 

私たちの足は確かに車椅子生活にならなくても徐々には衰える。

でも、私たちの足を作られたのは神様、また導かれるのも神様、辛い時、おんぶして、乗り越えさせてくださる。神様が私たちのゆくみちとなられる、何と感謝なことだろう。私たちの行路を神様は奪うのではなく、命をかけて与えてくださった。だからこそ、私たちはどんなときも感謝し、この人生(みち)をゆかせていただこうではありませんか。心が萎えても支えてくださる神様に委ね。