謙遜な心で愛に生きる(マザー・テレサ) | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

人は自分をどうしても強く見せたい、としますよね。

でも、それで本当に正しい関係ってできるのかな?

自分が自分が、と押しのけて仮に成功しても周りはどうだろう?どんな風景が見えるだろう。

厳しい言葉、また傲慢は謙遜な心に勝ることはできません。

 

自分の弱さを認めても、神様に委ねる、その弱さのうちに神様は完全に働くのです。

自分は弱くていい。

無理しなくていい。

神様に委ねる中で神様がなしてくださることに大いに期待しよう。

 

マザー・テレサ氏はこのように書き残しています。

「成功させれば、思い上がって取り返しのつかない間違いを犯す」と思えば、

神様は決してその人を成功させません。

「これほどの苦しみを味わって謙遜を身に着けたなら、

もう思い上がる心配はない」と思ったとき、

神様は成功を与えるのです。

 

どんなに厳しい言葉で責めても、相手を変えることはできません。

それどころか、相手は自分を守ろうとして、

ますます頑なになるでしょう。人間を変えられるのは、

すべてをあるがままに受け入れ、優しく包み込んでゆく、

愛の温もりだけなのです。

 

謙虚な心は、自分の思った通りにならない相手でも、

あるがままに受け容れて動じることがありません。

傲慢な心は、相手がちょっと思った通りにならないだけでも、

怒りや憎しみにかき乱されます。

本当に強いのは、傲慢な心ではなく謙虚な心です。