人は自分をどうしても強く見せたい、としますよね。
でも、それで本当に正しい関係ってできるのかな?
自分が自分が、と押しのけて仮に成功しても周りはどうだろう?どんな風景が見えるだろう。
厳しい言葉、また傲慢は謙遜な心に勝ることはできません。
自分の弱さを認めても、神様に委ねる、その弱さのうちに神様は完全に働くのです。
自分は弱くていい。
無理しなくていい。
神様に委ねる中で神様がなしてくださることに大いに期待しよう。
マザー・テレサ氏はこのように書き残しています。
「成功させれば、思い上がって取り返しのつかない間違いを犯す」と思えば、
神様は決してその人を成功させません。
「これほどの苦しみを味わって謙遜を身に着けたなら、
もう思い上がる心配はない」と思ったとき、
神様は成功を与えるのです。
どんなに厳しい言葉で責めても、相手を変えることはできません。
それどころか、相手は自分を守ろうとして、
ますます頑なになるでしょう。人間を変えられるのは、
すべてをあるがままに受け入れ、優しく包み込んでゆく、
愛の温もりだけなのです。
謙虚な心は、自分の思った通りにならない相手でも、
あるがままに受け容れて動じることがありません。
傲慢な心は、相手がちょっと思った通りにならないだけでも、
怒りや憎しみにかき乱されます。
本当に強いのは、傲慢な心ではなく謙虚な心です。
