ーあなたの命を大切にされる神様ー | とある働き人の聖書のお話

とある働き人の聖書のお話

東京で牧師をしておりました。
7年前子供が小学生に上がるまで離れていましたがぴったりの時に新しい働き(子ども関係)に招かれ、伝道させていただいています。

「わたしの目にはあなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」

「主は、おのおの、その人の正しさと真実に報いて下さいます。主はきょう、あなたを私の手に渡されましたが、私は、主に油そそがれた方に、この手を下したくはありませんでした。きょう、私があなたのいのちをたいせつにしたように、主は私のいのちをたいせつにして、すべての苦しみから私を救い出してくださいます。」

Ⅰサムエル記2623-24

 

神様はあなたを大切にしてくださる。知っています?神様は私たちを、わたしを、あなたを、大切にしてくださるんですよ?私が苦しいとき主よ、どうしてあなたは応えてくれないのですか?と思う中にあって、神様はあなたを大切にされている。びっくりですよね。

 

上の話は、かつてダビデが王様になる前に、嫉みによってその時の王サウルにいのちを狙われ追い掛け回されていました。それまで国の英雄として敵国と何度も戦い、国を救ってきたのにもかかわらず。

 

そんな中、なんとサウルを打倒す機会が何度か訪れました。自分のいのちを討とうとしている敵を倒せる。しかも彼は次の王に決まっていた(神様が決めていた)のですから、彼を討てば自分がすぐにでも王になる機会が訪れる。むしろ自分が死ねば王になれないし、なれる保証はどこにあるんだ?そう思いたくなるところ。しかし、彼はそうせず、上のように語るのでした。

 

彼は自分の思いで好き勝手に復讐する事よりも、自分で自分を高めることよりも、神様が彼を導いてくださる、最善の道に導いてくださる事をただ期待した。事実、彼を追うサウル王は敵に討たれ、やがて誰しもに認められる形で王となっていくのでした。そう、自分勝手に打てば彼が今度は復讐者に負われる形になったかもしれない。ダビデは、ただ神様が私を大切に思ってくださっているのだから、神様が彼のうちに事を行ってくださるのを待ったのでした。たとえ自分の思う時に答えが出なくても、思うような結果が出なくても。神様が彼を追うにする、導いてくださる、何より彼のいのちを大切にしてくださっているなら、何を恐れる必要があるだろう、と神様の時を待つのでした。そうして彼は本当に豊かに祝福されるのでした。神様が彼のうちに豊かに働かれ…

 

みなさんを、あなたをも、神様は大切に思っておられるし、あなたの命を大切に思い、してくださり、何よりあなたを救い出してくださるのです。なぜ?あなたは神様にとっての大切な子だから。神様があなたを大切に造られたから。

 

だから神様は神様の元を勝手に離れ好き勝手に生きている私たちを見捨てることができず、私たちがダビデのように死に迫られ、滅びに向かう事を見るに見かねた、神様のいのちが、祝福が私たちが覆うどころか、むしろそのいのちから離れ、世に、罪に、サタンに縛り付けられ、命を失っている事を我慢できず、私たちがこのまま滅び行くことを我慢できず、私たちのいのちを贖うため、救い出すために、ご自分の御子イエス様を身代りに十字架に架け、裁かれ、死を、裁きを負わせた。それほどまでに私たちのいのちを大切に思われたのです。そうして私たちを救い出し、神様の家族、王とまでは行かなくとも神様の子としてくださったのです。あなたがもし自分の罪を悔い改めイエス様を救い主として受け入れるなら、私たちもこれと同じ恵みに与るのです。御子イエス様をよみがえらせたがごとく、あなたをもその死の関係から命の関係へと救い出されるのです。あなたの命を大切にされる神様ゆえに。

 

私たちを裁きの手、追ってから神様は私たちを救い出してくださる。救い出された、神の子とされ、その特権さえ与え、上からの祝福をもってあなたのうちに共に生きながら導かれる。ならば私たちはもうこの方の愛を疑わず、私たちはこの方の計画があなたのうちになる事をただ信じ期待し、待とう。ダビデのうちにそのご愛ゆえに完全な愛、ご計画をなされた神様は、あなたを御子イエス様のいのちという代価を持ってまで取り戻された、それ程に愛される神様の計画があなたのうちになる事を、ただ信じ期待しようではありませんか。この方に繋がり、養われ、歩もう。