【書評】群れのルール 群衆の叡智を賢く活用する方法/ピーター・ミラー
群れのルール 群衆の叡智を賢く活用する方法/ピーター・ミラー

¥1,995
Amazon.co.jp
僕が一番印象に残ったのは、5章のバッタの話。
バッタは普段は内気な孤独相だが、個体数が増えると社交的な群生相に変わる。
原因は後ろ足の側面というのは普段何かに触れることはないのだが、群れの密度が高まりそこを触れられると、セロトニンという神経系の物質が分泌される。このセロトニンが性格変化の要因とみられている。
バッタの神経群にセロトニンを注入すると社交的になり、セロトニンを抑制すると集団に入れても社交的にならない。人間も同様で、MDMAによって気分が高揚して内弁慶からパーティーフリークに変わるのもセロトニンの影響と言われている。
日本だったらスターバックスでコーヒーを飲んでいても隣の人に声をかけられるとかない。
もちろん、日本のスターバックスで隣の人に声をかけろと言われても非常にハードルの高いことだと思う。海外のカフェにいると、「日本人ですか?」と僕自身いろんな人に声をかけられる。
また、僕自身もカフェで隣りに座った見ず知らずの人に声を掛けるのも割とできる。
海外に入る際に、セロトニンが分泌されるとするならば何が要因になるのかというのも気になるところである。

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僕が一番印象に残ったのは、5章のバッタの話。
バッタは普段は内気な孤独相だが、個体数が増えると社交的な群生相に変わる。
原因は後ろ足の側面というのは普段何かに触れることはないのだが、群れの密度が高まりそこを触れられると、セロトニンという神経系の物質が分泌される。このセロトニンが性格変化の要因とみられている。
バッタの神経群にセロトニンを注入すると社交的になり、セロトニンを抑制すると集団に入れても社交的にならない。人間も同様で、MDMAによって気分が高揚して内弁慶からパーティーフリークに変わるのもセロトニンの影響と言われている。
日本だったらスターバックスでコーヒーを飲んでいても隣の人に声をかけられるとかない。
もちろん、日本のスターバックスで隣の人に声をかけろと言われても非常にハードルの高いことだと思う。海外のカフェにいると、「日本人ですか?」と僕自身いろんな人に声をかけられる。
また、僕自身もカフェで隣りに座った見ず知らずの人に声を掛けるのも割とできる。
海外に入る際に、セロトニンが分泌されるとするならば何が要因になるのかというのも気になるところである。
【書評】ベトナム経済の発展過程 レ・タン・ギエップ (著)
ベトナム経済の発展過程/レ・タン・ギエップ

¥3,500
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同書は、日本にいる友人に買ってきてもらった。
本を買ってハズレを引くのはしかたないのだが、この本は立ち読みをしていたら回避できた。やっぱり、ある程度の値段のする本は自分で見たほうがいいと思うと反省した。
2010年10月1日に発売だからと買ってみたら、使われているデーターは一番新しくて2000年とまるで詐欺にあったような感覚である。2000年と1995年を比較したデーターが載っていても2010年の現在になんの役に立つのかわからない。
ドイモイ政策についての歴史を知りたければ2章、3章、4章だけで十分。
それ以降の章は著者の自己満足な数式が頻出して、経済学に明るくない人が読んでも全然面白くないと思われる。読めるページは一部分なので、個人的にはこの本に定価3500円以上の価値を見いだせない。
僕の書評では本来、オススメ本しか紹介しないつもりなのだがAmazonのレビューが全2件とも高評価でしかもAmazonの記載発売日が2010年10月1日と新しい。Amazonで「ベトナム」と発売日が新しい順で検索すると上の方に出てくる。僕のようにそれだけで勘違いして買う人がいるかもしれないのであえて書かせていただいた。

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同書は、日本にいる友人に買ってきてもらった。
本を買ってハズレを引くのはしかたないのだが、この本は立ち読みをしていたら回避できた。やっぱり、ある程度の値段のする本は自分で見たほうがいいと思うと反省した。
2010年10月1日に発売だからと買ってみたら、使われているデーターは一番新しくて2000年とまるで詐欺にあったような感覚である。2000年と1995年を比較したデーターが載っていても2010年の現在になんの役に立つのかわからない。
ドイモイ政策についての歴史を知りたければ2章、3章、4章だけで十分。
それ以降の章は著者の自己満足な数式が頻出して、経済学に明るくない人が読んでも全然面白くないと思われる。読めるページは一部分なので、個人的にはこの本に定価3500円以上の価値を見いだせない。
僕の書評では本来、オススメ本しか紹介しないつもりなのだがAmazonのレビューが全2件とも高評価でしかもAmazonの記載発売日が2010年10月1日と新しい。Amazonで「ベトナム」と発売日が新しい順で検索すると上の方に出てくる。僕のようにそれだけで勘違いして買う人がいるかもしれないのであえて書かせていただいた。
【書評】地球最後の日のための種子 スーザン・ドウォーキン
地球最後の日のための種子/スーザン・ドウォーキン

¥1,550
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地球最後の日のための貯蔵庫とは永久凍土層に覆われた岩盤の120メートル下に、200万を超える植物の種を保管している種子銀行のこと。
先進国の穀倉地帯では、もっとも効率的な単一の優良品種に収斂される。
単一の品種だと、疫病や虫害が起こった時に壊滅する恐れがある。
その時のために、古代種も含めてありとあらゆる全ての品種を保存する種子銀行を作った植物学者の伝記である。
野生種から形質を抽出しようとすると脱粒性(種子が容易に穂から外れる現象)など収穫に好ましくない性質も連れてくる。
生命体に特許をかけることは好ましくない。
さび病などの疫病は国境に制約されないから。
とスコウマンは述べる。