【5歳11ヶ月(年長)】
文字・知恵
数
「ウフフッ出来るようになると楽しーー！！めっちゃ楽しーー！！！」
「割り切れるまで計算出来るようになった娘ちゃんに、ひとつレベルアップピザクイズ」「レベルアップしてる？毎日のプリちゃんって、意味が無いって訳じゃないんだね」「だよ(笑)。さて…2枚しかないピザを、なんと4人で分けることになったよ。喧嘩にならないように分けるにはどうしよう」「分かった、こうでしょ(半分に割る)」「つまり、一人当たりの量を分数で言うと」「1/2！」「だよね。今のを、式で書けるかな？」
「2÷4？かな？」「そうだね。で、1人分が…」「1/2」「ってことは、2÷4＝……」「2÷4＝1/2」「そうだね。さて…娘ちゃん、じゃあ2÷4を筆算でも計算してみてね。割り切れるまでよろしく」「うん。…0.5！！」「大正解。……あれ〜？？？」「えっ、何」
「2÷4って、答え1/2なんじゃなかった？同じ式を筆算したら、答え0.5になっちゃってるよ」「……あれ本当だ。えぇぇ？」「なんでこんな事になるの？ちょっと考えてみて」「えぇ…不思議なことになってる？なんでだー？あっ、筆算の方はさぁ、…本当は無い『0』を付けて計算していっちゃってるから、間違ってるのかな…」「なるほどね…ではヒント、この2÷4＝0.5の計算は、合ってるよ」「ぶふぇぇぇぇ〜〜……えぇ？何でかママは分かる？？」「うーん、ミステリーが発生してるね…。ちょっと、他の例でも見てみよう」
「1人分は1/3だよ」「大正解。では計算してみると…？」「0.3………」「あれ？答えは1/3なんじゃなかった？」「なんでぇぇ？？？」
「えー…2÷10は1/5なのに、計算したら0.2になる……」「なんでこんなことに？」「…………」「ねぇ、1/5と0.2って、本当に違う答えなのかしら」「ん？？？」「ブロックの0.2を出してみて。ママはブロックの1/5を出すよ。はいどうぞ」
「同じ大きさじゃん」「………」「同じ大きさじゃない？」「はい」「……あれ？どういうこと？」「1/5＝0.2。一緒一緒。この2つは、同じ量を違う言い方で表しているだけだよ」「でぇぇぇ。ちょっと、さっきのも試してみようよ！！！！」
「0.5は、1/2と同じだなぁ…」「本当だねぇ」
「0.3は1/3と同じだぁ…」「本当にねぇ…(厳密にはちょっと違うのがブロックの高さでも表されてるんだなぁ…)」「このミステリーを解き明かした娘ちゃん。4÷8の答えを、分数と小数で答えてね。分数はイメージで、小数は計算で」
「えーと、4枚のピザを8人で分けるから、1/2」「うんうん」「4÷8＝0.5。1/2と0.5か…」「そう言うことだね」「そっかぁ…娘ちゃん一緒のことだって知らなかったよ！賢くなったかもー」(また忘れた頃に一緒にやろうね)以上、50分でした。