【5歳8ヶ月(年長)】
文字・知恵
数
「ねぇ、娘ちゃんが幼稚園の間にスウガクを教えて？1年生になる前の春休みとかでも良いから！」
「はぁん？数学？？？……い、良いけど、何で？」
「だって〜娘ちゃん数学やりたいからぁ〜。Xが出てくるって言ってたよね？X出来るようになっておきたいんだよね〜」
(既に、私が発したこと無い言葉が出てきてるぞ。さては…幼稚園で何か褒められたな…)
「ねぇ、230÷46…みたいな、エイヤーで考えないといけない割り算で、最初から近い答えを出せる裏技を思いついたんだけど」「エッ、なになに？？」「両方の1の位をこうやって手で隠してさぁ…23÷4で考えたとしたら、余りは置いといて一旦答えは？」「5！」「じゃあ一回『5』で試してみたらどうかな」
「……あ、出来た。他のもやってみよー。168÷56で、16÷5って思ったら3だから3でやってみて……あ、出来た。すごーーい！ママ天才！」
「うふふ…そうでしょ…まぁ、外れることもあるんだけどね。娘ちゃんも何か裏技見付けたら教えて！」
「見つけるぞぉ……」(この説明は何回目かだけど、理解されるようになるにも、ある程度の操作的な習熟や慣れが必要だったんだね。更に慣れたら『何をやっているのか』の理解に進んでもらえば良いね。公文式の流れに近付いて来てる気がする)
「昨日の続きだね！読むから、頭でイメージしてみてね…まるこさんはかずこさんより1分52秒長かったんだって」「2分15秒！」「惜しい！初めての問題だから、暗算頑張らなくて良いよ。1つずつ順番にね…」「ええぇーーー」「赤いリボンの長さは、これ。青いリボンの長さは、これだね。合わせて何mかだって。答え分からなくて良いから、式だけ先に分かる？」「1と4/5＋2と2/5！こーやって、繋げるんでしょ…。これ、4メートルあるよね」「ん？あぁ…そうか…足したら3と6/5だから云々」
「えーっと…こんな風にお金を並べるんだって。23番めに並ぶお金は何でしょうか？」「よぉし数えるぞー！！1、1、5、10…分かった。5円玉」(馬力で解決させる解法だ！良いよ良いよ、最初はそれで十分だ！！)
(うーーん……。受検レベルは遠いにしても、よく頑張ってるね。よい道筋で報いてあげたいね。ひとまず、6回分を一緒に1周してみよう。そして、2周目は30問通しで出来るようにしよう。3周目は少しだけ手を離そう。そう思うと、8級は3周だけでは足りないか…)以上、50分でした。