メンタルですね。。 | いつかその願いが

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主に愛馬、他に競馬予想・野球・ペット・海外ドラマなど、気ままに書いていきます。

新潟6レース(1800ダ)に出走した愛馬ラファールドールは6着。ですが、
勝ち馬からは約2秒も離されており、着順以上に内容はよくなかったです。。

どうしてこうなったかと言えば、まさにレースを見ての通りです。
向こう正面から何度か頭を上げてズルズル後退。。ここは前がガクンとペースを
落として、上がっていかないといけないところで(実際、何頭も押し上げて
いました。)逆にどんどん下がってしまいました。
※この時点で勝負ありました。。
さらに下がり切った後、ペースが上がったところで前を追いかけざるをえず、
無駄に脚を使ってしまうという。。噛み合わないにもほどがあります。。
(その割に終い伸びていますので、決して力がない訳ではないと思うのですが、
 毎回こんな感じでとにかく道中全然うまく運べず、終い地力で追い上げるも
 勝ち馬は遥か彼方という、フラストレーションのたまる競馬が続いています。。
 うーん。。)

要はメンタルですよね。。
今回の下がっていったシーンを細かく見ますと、内目にうまく収まったのも束の間、
砂を被り頭を上げて減速、さらに周囲の馬を気にしてまた頭を上げて減速、
そして外からどんどん被され気味に追い抜かれて、一層高く頭を上げて、ここで
こらえきれずズルズル後退と。。
結果的にやや内目に持って行ったのが仇になった感はありますが、平坦小回りで
インに入れるのはある意味当然です。また、前走で砂被りや周囲の馬をある程度
我慢できていましたので、ここは何とかなると思って横山琉人騎手も勝ちにいって
くれたのだと思います。(先日「若手らしい思い切りと判断に期待」と書きましたが、
まさにその通りの騎乗だったと思います。)
が、まさかラファールがここまで我慢できないとは。。
敗戦もショックでしたが、それより何より去勢してかつ、8戦してなお我慢が効かず
若さを出してデビュー戦の新馬ようなレースをしてしまうのが辛い。。
田島調教師のコメントに
 「これでも去勢してだいぶ良くなった方です」
とありますが、本当にそうなんです。。去勢もありますし、日頃のしつけ、調教時の
教育、レースでの学習・慣れなどで、だいぶ改善されていると思います。それでも、
肝心の競馬で頭を上げてしまうという。。これまで何度となく、それこそ1歳の頃から
注意され続け、しつけられているであろうことをやってしまうのがね。。
馬自身もわかっていて、何とか頭を上げないようにこらえる素振りは見えるのですが、
※去勢前は、そんな素振りすらなく、当たり前のように頭を上げてました。。
こらえ切れずに頭を上げたり、あるいは無理に我慢して体勢を崩してしまったりと。。
砂被りや近くに馬がいるのがよっぽど嫌なんでしょうね。。なんかアレルギーの
拒絶反応みたいで、自分でもどうにもならない感じかな。。

事ここに至ってしまっては、やるべきことは限られます。
レース後の横山琉人騎手のコメントにありましたが、
「道中でいかにストレスのない競馬をしてあげられるかというところでしょう」
とここに尽きると思います。
要は、慣れや教育によるメンタルの修正・克服はもはや現実的ではありません。
※方法は間違えていないと思うのですが、もう時間がありません。
ならば、そこは戦法・乗り方で克服するしかないかと。具体的には、行き切る、
外々を回す、下げ切ると、こんな感じでメンタルストレスを最小限に抑えて、
あとは展開待ち、そして出し切れた時の爆発・覚醒に賭けるしかないかと。。
※ゲートが不安定であること、差し脚を伸ばせるようになっていること、いい脚を
 長く使えることから、個人的には下げ切って早めに吹かせる戦法が合っている
 気がします。(不発のリスクはありますが、それは承知の上です。。)
あとは、地方交流戦のカードをどのタイミングで切るかですね。(昔、地方交流で
ワンチャンスと書いたような。。)ここは頭数が少ない点と、個々のメンバーに
かなり力差があって道中バラけやすい点(ラファールにとって競馬がしやすい)、
それにマイル前後で時計がかかる馬場(今のこの馬に合っている)というのが
魅力です。逆に気になるのは初めてとなる競馬場とナイターで、レース前に
パニクって終わってしまわないか、一抹ならぬ不安はあります。。

とにかく、未勝利戦終了までの残り少ない時間を悔いなくやってもらえればと、、
そして一度は出し切る競馬をしてくれればと切に思います。。