立喰師列伝
押井守さんの書いた小説を、押井守さんが映画化した作品です。
スーパーライヴメーションと言う、実写写真を使った人形劇のような独特なアニメーションで作られています。
立喰師とは、押井守が作った架空の職業で、戦後の混乱期に誕生した、飲食店専門にゴト師のような事をする人たちの事。
無銭飲食や食い逃げ、講釈を垂れての恐喝等に始まり、時代を重ねる事で変化し、大手チェーン店を倒産に追い込む事もある。
時代の古い順に
月見の銀二
ケツネコロッケのお銀
哭きの犬丸
冷やしタヌキの政
牛丼の牛五郎
ハンバーガーの哲
フランクフルトの辰
中辛のサブ
冷やしタヌキの政
牛丼の牛五郎
ハンバーガーの哲
フランクフルトの辰
中辛のサブ
と言う、8人の伝説の立喰師を、歴史的視点でまとめていると言う構成になっています。
20年くらい前に1度観た事があり、その時は全然面白くないと思ったのですが、押井節が好きになってきた昨今、今なら面白く観れるかと思って観てみました。
理屈をもっともらしくこねくり回す様にする押井節、これほど、押井節が炸裂しまくっている作品は他になく、非常に楽しく観たのですが、押井節に酔ってしまいそうになりました。
月見の銀二、ケツネコロッケのお銀、冷やしタヌキの政は、ケルベロス サーガにも登場する人物で、ハンバーガーの哲、中辛のサブは、うる星やつらに、登場するそうです。
真・女立喰師列伝
実写映画のオムニバス作品集、女立喰師7人の話し、
金魚姫 鼈甲飴の有理
荒野の弐挺拳銃 バーボンのミキ
Dandelion 学食のマブ
中CM 違いの判らない男たち
草間のささやき 氷苺の玖実
歌謡の天使 クレープのマミ
ASSAULT GIRL ケンタッキーの日菜子
パッケージにはケツネコロッケのお銀が書かれていますが、お銀は出て来ません、女立喰師の話しとなっていますが。
鼈甲飴の有理は甘細工専門で、金魚の入れ墨がメイン、
荒野の弐挺拳銃 バーボンのミキ
Dandelion 学食のマブ
中CM 違いの判らない男たち
草間のささやき 氷苺の玖実
歌謡の天使 クレープのマミ
ASSAULT GIRL ケンタッキーの日菜子
パッケージにはケツネコロッケのお銀が書かれていますが、お銀は出て来ません、女立喰師の話しとなっていますが。
鼈甲飴の有理は甘細工専門で、金魚の入れ墨がメイン、
バーボンのミキは立飲師で内容は西部劇、
学食のマブは昔学食で同じ学生におごらせていて、今はファミレスのコーヒーの無銭飲食、
氷苺の玖実は菓子を取る幽霊みたいな雰囲気
クレープのマミは、思想家？
ケンタッキーの日菜子、CGによるSFロボットアクション？
と、全ストーリー立喰師ぽさは無い感じです。
鼈甲飴の有理の妖艶な雰囲気、バーボンのミキのガンアクション、クレープのマミの歴史陰謀解説なんかは楽しめた感じですが、後は良く分かりませんでした。
立喰師列伝 と 真・女立喰師列伝の間に「女立喰師列伝 ケツネコロッケのお銀 -パレスチナ死闘篇-」と言うのが有るらしいので、機会があったら観てみたいと思います。
それでは～
