ロッキーⅢ
アポロとの再戦に勝利しチャンピオンになったロッキー、防衛戦を重ねプロレスラーとのチャリテー試合なんかも行い人気者になっていた。
一方ラフファイトが目立ち、発言からのヒールキャラのグラバーは、順調に試合を重ね、ランキング1位にまで上げっていた。
ロッキーの銅像が作られその除幕式で、ロッキーは自身の引退を宣言するが、それと聞いていたグラバーは、俺と戦えとロッキーに詰め寄る。
グラバー戦を引退試合と決めたロッキーだったが、トレーナーのミッキーは大反対する、その理由は栄光を掴みハングリー精神を無くしたロッキーでは、グラバーに勝てないと思ったからだった。
説得されコーチを引き受けたミッキー、2人はトレーニングを始めるが、ロッキーはトレーニングの様子マスコミやファンに公開していた。
一方一人淡々とトレーニングするグラバー、そして試合開始の直前、ミッキーは持病で苦しみ出し倒れる。
トレーナが居ないなかリングに上がったロッキーだったが、グラバーの猛攻に敗退する。
そして、控室でミッキーも息を引き取ってしまう。
失意のロッキーの前にかつての世界チャンピオンアポロが現れ、自身がトレーナーとなりロッキーを鍛え直し、グラバーと再戦させると提案する。
誘いの応じ、アポロの古巣と言う、スラムのジムに行くロッキー達。しかし今一つ練習に身が入らない。
浜辺での走り込みを中断したロッキーに妻のエイドリアンは詰め寄り激しい口論の末ロッキーはグラバーが怖いと言う本音を漏らす。
しかしエイドリアンの激励に応じ、本当の意味でかつての半グロー精神を取り戻したロッキーは、再戦に向け、トレーニングに打ち込んでいく。
そして開催されたタイトルマッチ、1ラウンドはアポロが教えたフットワークを使いグラバーを翻弄するロッキー、しかし2ラウンド目でグラバーの攻撃に掴まり、ラッシュを受けてしまう。
そして、壮絶な打ち合いとなり、それを制しラッシュに持ちもむロッキーはグラバーを倒し、チャンピオンに帰り咲いた。
ロッキーの痛いシーンが無く、冒頭でも酔っ払って警察に保護された義理の兄をたしなめたりと、大人の対応をするようになっています。
1,2と比べて一番観やすかったですし、面白かったです。
一度は負けた相手に、親友のしを乗り越え、かつてのライバルと共に挑んでいくと言う、いわゆる王道の話しだった事も良かったです。
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