Tango125 発電不良 | ガレージ ペスカ

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理想は所さんの世田谷ベース!

二か月前に交換したタンゴ125のバッテリーですが、またあがる様になってしまいました。
どうやら、発電出来て無いようです。
 
 
 
XLR125用のステーターコイルと液体ガスケットを注文しようかと思いましたが、オイル交換もしたばっかりだし、先に色々見てみる事にします。
 
 

 
先ず、レギュレーターをチェック、探したらサイドカバーの中に有りました。
 
 
 
 
一回外して型番をチャックします。  MT12V11-206 XF71W01 120130
 
 
 
 
レグレーターの出力電圧を計るとアイドリングで、12.8Vのまま回転を上げても電圧が上がりません。
 
 
 
 
Fスポロケカバーも外して配線をチェックします。
 
 
 
 
ん?!、レギュレーターの入力側のコネクターが半刺さりになっているのを確認しました。
 
ロックだけは掛かっていて抜けずに済んでいる状態です。
 
 
 
外してみると、何とコネクターが解けています。
 
端子も先端が腐食していました。
 
 
 
しかも、解けた分が端子に押されて上に出ています。
 
想像するに、スペインで組み立てられた時から半刺しだったのではないでしょうか?
半刺しでも端子同士は先端で触っていたので走行は出来ていたが、極小面積で接触していた端子がそのうち腐食し、その為のに抵抗値が上がり発熱、コネクターを溶かし更に接触面積が小さくなり抵抗値が増え、ついにバッテリーが充電出来無くなった。
 
と言う事かと思います。
 
 
 
 
コネクターの変形した部分をカッターで削って、端子を磨きます。
 
 
 
しっかり奥までコネクタを刺し直します。
 
 
 
アイドリングでも電圧が12.8vになりました。
 
 
 
 
回転を上げると14V以上に上るようになりました、完全にコネクターの半刺しが原因だったようです。
 
ステーターコイルと液体ガスケットを注文しなくて良かったです。オイルも含めたら1万円くらいする所でした。
 

こないだ交換する前のバッテリーもこれが原因で寿命が短かったのかも知れません。

 
 
国産なら、コネクター半刺し何てこと先ず無いでしょうに・・・・・・・・・
 
 

 
試走してみたら、ビックするくらいパワーが上がっていました!
 
確かに今まで、CBR150等とも比較しても、125ccの4st空冷だとこんなものかと思っていたのですが、全然本来の力が出てなかったみたいです。
 
見つかって本当に良かった。
 
それでは~