映画レビュー ランボーⅠ,Ⅱ,Ⅲ | ガレージ ペスカ

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ランボーの最新作 ラストブラッドが公開されたのを機に今までのランボーを観直してみました。

 

 

 

第一作 ランボー(ファーストブラッド)1982

 

 

元グリーンベレーのベトナム戦争帰還兵ジョン・ランボーは、隊の唯一の生き残りで有る戦友の元を訪ねるが、戦争の後遺症で死んだ後だった。

失意の中食事をとろうと立ち寄った田舎町で保安官に見られ、ランボーの風貌から町の外にだそうとするが、実質的にランボーが拒否した為拘留する。

警察署でも反抗的な態度であると思われた事から、警官たちに不当な扱いを受け、無理やり髭を剃られそうになった時、戦時中捕虜になり拷問されたトラウマが蘇り、警官をなぎ倒して自分のナイフだけ持ち逃走する。

バイクを奪い山に逃げたランボーを警官たちは追跡するが、投石によりヘリコプターのガラスを割り狙撃手を落とすしたり、放った犬は殺されたりと、ゲリラ戦では警官達には全く手が出ない。

州兵が動員され、ランボーが潜む炭鉱入口を、ロケットランチャーで爆破し、ランボーを殺したかと思われたが、坑道の別の出口から脱出したランボーは、軍のトラックを奪い町に戻る。

陽動で爆破等しかけながら、最初に拘留した保安官と対決し重傷を負わせるが、かつての上官、トラウトマン大佐の説得により、投降する。

 

 

山中をナイフ1本で生き延び、追手を撃退する様は圧巻です。

凶器として以外も鉈や包丁、火箸、布切に使え、束の中には方位磁石と縫合針糸が入っています。

そして強靭な肉体を持ち、あらゆる訓練にと過酷な実戦に耐えたランボーは、兵士として最強で、

人知が及ばない力が有るんじゃないかと思う位強く、まじでおっかないです。

ランボーナイフが欲しくなってしまいますね。

 

 

 

第二作 ランボー怒りの脱出(Rambo: First Blood Part II)1985

 

 

 

前作を町を半壊させ、警官を殺しまくったジョンランボーは、服役して採石場での過酷な労働に従事していた。

そこに任務のスカウトに来たトラウトマン大佐。

過酷な任務だけど成功すれば減刑され刑務所を出られると言う、大佐的にはランボーを救う為に手を尽くしこの任務の話しを持ってきた様子。

そして引き受けた任務は、いまだ掴まっているベトナム戦争時の捕虜を探し、写真を撮って来ると言うもの。

落下傘降下し、現地ゲリラの案内人と合流、チャーターした船で川を移動し、捕虜が要ると思われる集落に潜入する。

捕虜の一人を助け出し脱出ヘリとの合流地点に向かうが、作戦本部のマードックは実は捕虜が居る事を認めたく無く、「世論に押され一応調査したけどやっぱり捕虜は居ませんでした」と言いたいため、

ランボーと捕虜を見捨てて、眼前でヘリを帰還させる。

掴まるランボーと捕虜、実は捕虜収容所はソ連軍裏でが援助していて、拷問にあうも案内人のゲリラの助けも有り脱出に成功する。

しかし追手に案内人を殺されてしまい、憤怒したランボーは1人で捕虜収容所を襲撃し、捕虜たちを全員助け出してソ連のヘリを奪って逃走する。

 

 

切っ掛けはランボーのせいでは無いとはいえ、あれだけの事をしでかしたのに極刑にもならず、更に任務を行えば減刑されるとは、相当な情状酌量が有ったのでしょう。

今回のミッションで、ランボーが持って行く武器は、ナイフ数種類と特殊な弓のみで、銃は持って行きません。(おそらく落下傘降下時のトラブルで、装備の大半を失ってしまった為かとも思われます)

その装備でも異様に強く、敵一般兵はランボー無双のごとく殺されて行きます。(奪った銃は使う)

降下任務やヘリの操縦までやってのけたランボー、そんな奴、ネイビーシールズにも居ないだろう。

 

 

 

第三作 ランボーⅢ怒りのアフガン(Rambo III)1988

 

 

自由の身になったランボーは、タイの寺院に身を寄せ、地下格闘技で稼いだ金をその寺院の寄付しながら生活していた。

そこにまた任務のスカウトに来たトラウトマン大佐、しかしもはや自由の身のランボーは誘いを断る。

しかし後日、トラウトマン大佐が捕まったと言うしらせを聞き一人でアフガニスタンの軍事基地に救出に行く事を決める。

現地ゲリラの手を借り、ソ連の基地に潜入したランボーだったが、惜しくも救出に失敗し脱出する。

翌朝、ランボー捜索の為手薄になった基地にカウンター的に潜入し、無事大佐の救出に成功、

またもやヘリを奪い逃走するも、引き返してきたヘリに撃墜され不時着する。

部隊に囲まれ絶体絶命かと思われた時、現地ゲリラの騎兵が救援に現れる。

敵部隊の戦車を奪取したランボーは敵ヘリにむかって突撃、何故か敵ヘりも地表スレスレを飛び正面から対決し衝突!

 

 

確かにこんだけ異様に強ければ、普段は近くに居たくないけど困ったときには任務についてほしいですよね、トラウトマン大佐の気持ちはわかります。

今回はヘリの操縦に続き戦車の一人操縦と言う離れ業を行ったランボー、砲手兼運転手兼車長です。

(調べてみたら、ランボーが操縦したT-72戦車は乗員3名で、実際には手足が届くはずが無いと思う)

暴力的シーンが多くギネスに乗ったそうですが、自分はフィクション的に見えてしまい、そこは何とも思いませんでした。

個人的には、リアルに殺人するようなシーンが気持ち悪いわけで、ここまでエンターテーメント性が高いとあまり残忍には感じませね。

 

 

3作見て、いやーランボー今観ても面白いですね。大人になって子供の時にとは違った観方が出来ました。

意外と社会問題を取り上げているランボーですが、リアルとフィクションとエンターテーメントのバランスが良いと思いました。

 

それでは~