気ままな日常を綴っています。 -8ページ目

気ままな日常を綴っています。

いつか静かに消える時まで。。
一人静かに思いのままに生きたい。。

(物語)

その夜遅くまで公爵令嬢マリヤは、自分の部屋の開け放された窓に座って、村の方から聞こえて来る百姓達の騒がしい話し声に耳を澄ましていましたが、彼女が考えていたのは百姓達の事では有りませんでした。

彼女にとって、百姓達の事は到底理解出来るものでは有りませんでした。

彼女は、ずっと1つの事、現実についての心配によって中断された、過去の自分の悲しみの事を考えていました。

 

父の病気や、死の前のひとときなど、近い過去の光景が次々と彼女の目の前に浮かんで来ました。

そして彼女は、今はもう、父の最期の姿だけをぞっとしながら払い除けて、こちらの諸々の形象にうら悲しい喜びを持って目を留めるのでした。

そして、これらの光景が、どんなに細かいところもあまりに鮮明に見えたので、現実の事では無いのでは無いか、と怪しまれたり、やっぱり過去の事だと思われたり、いや未来の事かも知れない、という気がしたりするのでした。

 

今度は、父が倒れて禿山の家から運び込まれたあの時の光景がまざまざと浮かんで来ました。

『お父様はあの時(=倒れる前夜)におっしゃりたかったんだわ、死ぬ日におっしゃったあの事を。。私におっしゃった事をお父様はいつも考えていらしゃったんだわ。。』

すると、禿山で老公爵が倒れる前夜の事が、ごく微細な所までまざまざと思い出されて来たのでした。

 

その時マリヤは、不幸を予感して、老公爵の意思に背いて側についていたのでした。

彼女は眠らずに、夜更けにそっと階段を降りて、その夜父が寝る事にしていた温室の戸口に近づき、父の声に耳を澄ませました。

彼は疲れ切った弱々しい声で、チホンと何やら話していました。

どうやら、老公爵は、その時話をしたいらしかったのでした。

『でも、どうして私を呼んで下さらなかったのかしら❓もう、今となっては、お父様は心の中にあった事をすっかり誰にも打ち明けられないもの。お父様にとっても、私にとっても、あの時はもう永久に戻りはしないんだもの。あの時なら、お父様は言いたい事をすっかり言えただろうし、チホンじゃなく、私なら、それを聞いて理解して上げられたはずなのに。。』と、彼女は思いました。

 

『お父様は、あの時(=なくなる前日)も、チホンと話をしながら、2度私の事を聞いていらしたわ。お父様は私に会いたがってらしたのだわ。それなのに私はすぐ側のドアの陰に隠れていたなんて。お父様はわかって貰えぬチホンと話しているのが、寂しく辛かったのね。もし私が飛び込んで行ったら、お父様は気をお鎮めになって、私にあの言葉をおっしゃって下さったかも知れないのに。。』

公爵令嬢マリヤは、老公爵が死ぬ日に彼女に言ったあの優しい言葉を、声を出して言ってみました。。「かわいい嬢や❗️」と、もう一度繰り返して、彼女はさめざめと泣くのでした。

 

彼女は今、目の前に父の顔を見ていました。

それは彼女が物心ついてから覚えている顔、いつも遠くから見ていたあの父の顔では有りませんでした。

それはーーあの最期の日に、初めて近くからしみじみと見た、あの皺の深い、弱々しい、おどおどした父の顔でした。

彼女は棺の中で白いハンカチで顎を結わえられて横たわっている父の顔にあったあの表情を目の前に見ていました。

そして、父の頬と唇に触れて、これは父では無いばかりか、何か見る者を突き放すような神秘的な者だと見届けた時に、彼女を襲ったあの恐怖が、今も彼女を捉えました。

彼女は他の事を考えようと思い、祈ろうと思いました、しかしどうする事も出来ませんでした。

 

彼女は目を一杯に見開いて、月の光と影を見守っていました、そして今にも父の死に顔がそこから出て来そうな気がして、家の内外に垂れ込めた静寂の中に、自分が塗り込められて行くのを感じていました。

「ドゥニャーシャ❗️」と、締め付けられるような声で叫ぶと、静寂を振り切って彼女は女中部屋の方へ駆け出しました。

その声に驚いて、乳母と小間使い達が飛び出して来ました。

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(解説)

マリヤは、農民達が自分の言う事を聞けなかった、と言う事に、それが一体どう言う理由からなのか分かっていないと思います。

おそらく、それは、女性でまだ若い自分の能力不足だからだろう。。程度にしか思っていなかったと思います。

それで、今まで彼女はどれだけ父に庇護されていたのか悟ったのだと思います。

厳しすぎた父親では有りましたが、この気性の荒い農民達と立ち回って、言う事を聞かせ、それなりの富を得て、皆が豊かに過ごしていた事を思い返していたのだと思います。

 

そして、彼女は、父親にいっぱい教えて欲しい事が有ったのですね。

こう言う時、ああ言う時、一体自分はどのようにふる舞えば良いのか。。

彼女は、父が自分の死期を覚悟した時、一体何が言いたかったのだろうか、それは大事な事だったのでは無いか。。と思ったのだと思います。

しかし、今となってはもうあの時に帰る事は出来ません。

彼女は、ボグチャーロヴォの静寂な夜に迫りくる危険を感じます。

そして、月光を見ていると父の死に顔が浮かび、まるで自分を迎えに来ているように思いぞっとするのでした。。

 

ああ。。一応、かなり勝手な解釈をしております。

お早うございます♪  今朝は、令和8年1月28日の日記です♪

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こんばんはー♪  現在17時41分です。

室温12.0度。湿度33%です。

いつもの平凡な生活に戻っています。

今日の福岡市はお天気でしたが、風がとても冷たかったです。

宮崎では、ずっとホテルだったので、暖かでしたし、お天気も良かったからね。。

がんばろ💦

だいぶん、陽が長くなってきていますね。。まだまだ明るいです。

春がだいぶん近づいて来ています。

 

はい。今朝はゆっくりしよう。。とこの時間にガバッと起き上がりました。

 

一昨日、昨日と旅行で食べ過ぎたので、食べる物を口に入れるのは、なるべく自重することにしました。

一度食べ始めるとね、次々欲しくなる場合があるので。

昨日のイタリアンランチが15時頃だったので、それ以来何も食べていません。

朝はブラックコーヒーを入れて、素焼きのクルミを少し頂きました。

 

午前中は、いつもの如く英字新聞をやっつけて、ちょっとブログで遊んで。。という感じでした。

途中、お昼はかぼちゃのお粥を炊こうと思っていましたので、仕込んだりしてね。

 

お昼ご飯はこんな感じです。

階下のセリーヌの奥様から、「東京に行くから貰って下さる〜❓」と小ぶりの白菜1玉とかなり立派な宮崎県産のズッキーニをいただいていました。

もう、お肉は旅行中に堪能しまくったので、お野菜中心です。

ズッキーニは輪切りにスライスして、ベーコンの薄いの3枚の線切りとにんにく1片をスライスしてオリーブオイルで炒めて塩胡椒・一味で味付けしたものです。

午前中にズッキーニの簡単なレシピを検索していたら『ズッキーニのペペロンチーノ風』と紹介されていました。

これは美味しかったです💞

ズッキーニはかなり立派でしたので、まだ半分残っています、明日はパスタにするかな❓

旅行中食べ過ぎたのに、食後にアイスモナカ、丸々1個たべちゃいました💦

ホテルのコンビニでは1個220円、ローソンでは180円だったのがサニーでは99円+税で売っていたので、魔が差して買っちまいましたので。。。💦

ラクトアイスは体に悪いから買わないようにしなっきゃ💦ですけれどね。。

 

午後は13時くらいから出掛けました。

梅苑の梅はもう咲いているのかしら。。❓と思って、公園を回ってコーヒータイムにする事にしました。

 

はい。東口の河津桜はまだまだですね。。寒いからね。

 

梅苑の梅は1分から2分咲きくらいかな。。

ここは風が冷たいからね。。

来週が見頃かも知れないですね。。

メジロちゃんも鶯さんも飛来して来ていません💦

 

 

 

宮崎の梅のお花はもっとカッと見開いていたな。。お日様の日差しが全然違うんだな。。

 

梅や桜の季節を前にお堀のハスは綺麗に浚渫されていました。

今日も贅沢して赤坂門のヴェローチェです。

『ベン・ハー』続けています。

上手いことツテが繋がって、ベン・ハーは莫大な賞金付きの戦車競技に参加することになります。

でもね、ベン・ハーはお金はどうでも良いのです。

たまたまローマ人のメッサラが狼藉を働いていたのを見かけ、彼が戦車競技に出場する事を知ったからです。

ベン・ハーは、自分の母と妹を助けてくれなかった彼を絶対に許す事が出来ないのでした。

公衆の面前で彼を打ち負かしてやる事しか頭に無いのですね。

 

ま。ベンハーに協力する人々はみんなローマ人に恨みを持っているのですね。

だから、類は類を呼ぶ。。じゃ無いけれど、そんな感じでベン・ハーは由緒正しき血統の馬達をゲット出来、資金を供与する人にも恵まれるのです。

メッサラは、いかにも憎たらしく描かれていますので、今の所、水戸黄門じゃ無いけれど、小学生向けの童話のように悪を挫く道のりが順調に描かれていますね。。

読んでいる方も、ベン・ハーが勝つって解っているので、早く先を読みたくなります。

こういう解りやすい本、しかも正しい心を示している点は良いですね。。復習の話なんですけれどね。

ベン・ハーがメッサラに「乱暴はやめろ」って言える辺りもね。。普通だったら、言えませんものね、ローマの権力者には。

 

ま。この本は本当に優しいので、1時間ほど読んで、続けて英語の通読をしていました。

15時半になったので帰宅しました。

外の風は冷たいですね。。

 

帰宅後は少し家事をして、簡単な夕ご飯にしました。

卵焼きと冷凍のきんぴら、キャベツのソテー、おにぎりです。

タンパク質は今日は卵から摂取するようにしました。

お肉はもう食べ過ぎたので💦

 

体重は300g程度は減ったかな。。

でも、まだまだです💦

こうしていつもの平凡な毎日を徐々に取り戻して行きたいと思います(^。^)

 

それでは、今日も良い一日をお過ごし下さいね💞

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(余談)

The Bank of Japan will likely seek to raise interest rates further this year after bringing its policy rate target to a 30-year high above 0.5 pct in late 2025.

日本銀行は、2025年後半に政策金利の目標を30年ぶりの高水準である0.5%を上回る水準まで引き上げた後、今年さらに金利を引き上げを模索する可能性が高いでしょう。

  『政策金利の目標を30年ぶりの高水準である0.5%を上回る水準まで引き上げた後』の別表現

   after raising its policy interest rate to a level above 0.5%, a 30-year high.

 

The central bank is increasingly confident that a virtuous cycle in which both wages and prices rise will take hold in Japan. (下線部:第2文の主語 太字のthatは省略不可)

中央銀行は、日本で賃金と物価がともに上昇する好循環が起こることに、ますます自信を深めています。 

  be increasingly confident:ますます自信を持つ

       take hold in〜:〜に定着する、〜に確立される

  virtuous:有徳の、徳の高い、高潔な、貞淑な、高潔ぶった(形容詞)

  a virtuous cycle in which both A and  B:AもBも好循環となること、AとBが共に良い循環を生み出すこと

 

  The BOJ is expected to start full-fledged talks on implementing an additional rate hike if solid wage increases are confirmed in this year's "shunto" labor-management negotiations in spring,  informed sources said.

関係者によると、日本銀行は今年の春闘(春季労使交渉)で「しっかりとした賃上げ」が確認された場合、追加の利上げについて本格的な議論を始める見込みです。

  full-fledged:本格的な、一人前の、成熟した(形容詞)

  implementing:動詞「implement」の現在分詞形で、計画や決定などを「実行する」「実施する」「導入する」といった意味を持つ。

  confirm:(正しいと)確かめる、確認する、確証する(他動詞)

   informed sources said:関係筋が明らかにした

 

The BOJ put its massive monetary easing to an end in March 2024 by lifting its negative interest rate policy, and conducted rate hikes in stages since then.

日本銀行は2024年3月にマイナス金利政策を解除し、大規模な金融緩和を終了しました。その後、段階的に金利を引き上げました。
  massive:巨大な、大規模な、大量の(形容詞)

  monetary:通貨の、金融の、金銭的な(形容詞)

  easing:緩和、軽減(名詞)easeの現在分詞 ease:和らげる、安心させる(他動詞)

  massive monetary easing:大規模金融緩和

  lifting its negative interest rate policy:マイナス金利政策」を解除すること

  conduct:行う、実施する、指揮する、振る舞う(他動詞)

  rate hikes:利上げ

  in stages:段階的に、徐々に

(物語)

それから1時間程過ぎると、ドゥニャーシャが、ドローンが来て、公爵令嬢の言い付けによって百姓達が倉庫の前に集まり、公爵令嬢と話し合いを望んでいると言っている事を、マリヤの所へ知らせに来ました。

「でも、私は百姓達を呼んだ覚えはないわ。麦を分けてやるように、とドローヌシカに言っただけだけど。」と、マリヤは言いました。

「お願いですから、お嬢様。百姓達を追い払うように言いつけて下さいました、お会いになってはいけません。みんな嘘でございます。アルバートゥイチが戻ったら、出発致しましょう。。」と、ドゥニャーシャは言いました。

 

「嘘って、何が❓」と、びっくりしてマリヤは聞き返しました。

「ええ、私は知っているんです、だから、お願いですから私の言う事だけを聞いて下さい。そう、乳母に聞いて頂いても構いませんわ。何でも、お嬢様の命令で立ち退くのは嫌だとか言って皆んな騒いでいるそうですわ。」

「貴女の言う事は少し違いますわ。だって、私は立退けなんて命令した覚えがありませんもの。。ドローヌシカを呼んで下さい。」と、マリヤは言いました。

入って来たドローンはドゥニャーシャの言葉を裏付けました、百姓達は公爵令嬢の言い付けで集まったと言うのでした。

 

「私は呼べなんて言わなかったわ。私はただ麦を分けてやるようにと、そう言っただけよ。」

「引き取れとおっしゃれば、連中は帰ります。」と、ドローンはホッと溜息をついて言いました。

「いいえ、いいわ、私が会いましょう。」と、彼女は言いました。

マリヤは玄関を出ると、ドローヌシカ、ドゥニャーシャ、乳母、さらにミハイル・イワーノヴィチがその後に続きました。

 

『彼らは、きっと、私が麦をやるのは、彼らを村に残す為で、フランス軍の手中に彼らを見捨てて私1人だけが逃げようとしていると、そう思っているんだわ。いいわ、彼らにモスクワ郊外の領地に住居と1月分の衣食を約束してあげよう。きっとアンドレイだってもっともっとしてあげるはすだわ。』と、マリヤはこう思いながら、集まっている百姓達の群れへ近づいて行きました。

あまりにも多くの老若とりどりの目が注がれ、様々な顔がびっしり並んでいたので、いきなりこの全ての顔と話さなければならぬ事を感じると、彼女はどうして良いか分かりませんでした。

しかし、自分は、父と兄の代理なのだ、と言う意識が、また彼女に力を与えました、そして彼女は勇を鼓して口を開きました。

 

「お前達皆が来てくれて、私は本当に嬉しく思います。お前達が戦争で何もかも奪われてしまった事を、ドローヌシカから聞きました。これは私たち皆の不幸で、お前達を助けて上げる為なら、私は何も惜しみません。私もここを立ち退きます、ここは危険だかrたです、敵が近くに追っているからです。。だから、お前達にすっかり上げます。さあ、どうか持って行って下さい。もし、私がお前達に麦をやるのは、お前達をここに残す為だ、と言う者があったら、それは間違いです。私はその反対に、お前達に家財道具をすっかり持ってモスクワ郊外の領地に避難して貰いたいのです。そちらで私がお前達を引き取り、必ず困らないようにして上げます。」と、公爵令嬢は言葉を切りました。

 

群衆の中から溜息が聞こえるばかりでした。

「私は、自分の一存でこれをするのではありません。お前達には良い領主であった亡き父と、兄と、兄の子に代わって言っているのです。」

彼女は言葉を切りました。

誰1人彼女の沈黙を破る者が居ませんでした。

どの顔も同じ表情で彼女を見守っていました。

しかし、その表情の意味が、彼女には理解出来ませんでした。

「お情けは誠に有り難えが、旦那の麦を貰うなあ、あんべえがよくねえな。」と、後ろの方から声が上がりました。

「でも、どうしてですの❓」と公爵令嬢は言いました。

誰も返事をしませんでした、そして彼らは彼女の目と合うと、どの目も直ぐに伏せられるのに気付きました。

 

「どうしてお前達は欲しくないの❓どうしお前達は黙っているの❓もっと何か要る物があったら言いなさい。何でもしてあげますから。」と、直ぐ前に杖に寄りかかっている老人に、彼女は言いました。

「何を恩着せがましく。。わしらにゃ麦は要らねえ、それに、おら達に何もかも捨てて立ち退けって言うのかい❓ごめんだな、嫌なこった。お前さん1人で立ち退くがいいや。。」と、群衆のあちこちから声が飛びました。

そして全ての顔の表情は、好奇心と感謝の表情ではなく、敵意を漲らせた決意の表情でした。

「どうして立ち退くのが嫌なの❓住居と食べ物は約束しているのに、ここに居たら敵軍に荒らされて。。」

しかし、彼女の声は群衆の怒声にかき消されました。

 

マリヤはまた、群衆の中の誰かの視線を捉えようと努めました。

が、1つの目も彼女に向けられていませんでした。

「見ろ、うめえ事抜かしやがって、うっかりくっついて行ってみろ、監獄行きだぞ❗️家をぶち壊され、その上奴隷にされるがオチよ❗️へっ、麦を上げます、だとよ❗️」と言う声が群衆の中から飛んで来ました。

マリヤは、うなだれて群衆の輪から出ると、家の方へ歩き出しました。

もう一度、明日までに、出発の為に馬を用意するよう、ドローンに指示をすると、自分の部屋に去り、そこで1人瞑想に沈むのでした。。

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(解説)

マリヤは、集まってきた農民達に、麦を解放し、ここはフランス軍が入って来て荒らされるだろうから、家財道具を持ってモスクワ郊外の自分の領地に逃げるように言います。

そこでの生活は、自分が保証します、とも。。

 

しかし、農民達は、既にフランス軍に唆されているのですね。

フランス軍は彼らの農作物を高額で徴発すると偽札で騙し、農民達は、自分達がフランス軍から騙されているとも気づかずに、自分達の農作物が『商品として』高く買い取って貰えると喜んでいる状態なのですね。

つまり、彼らにはお金を獲得するチャンスが舞い込んで来た訳ですし、相手は自由と平等の大国フランスです。

彼らは、ただ衣食住を満たされて、『領主様の為に』働くのが、もう嫌で嫌で堪らなかったのですよね。

ひょっとして、今度のフランス軍のロシア侵攻によって、自分達農民の生活がもっと自由に満ちた明るいものになるかもしれない。。自ら土地を所有して農業をして、自分達の決めた価格で売って生活をして。。。

農民達の夢はどんどん広がっていたと思います。

 

だから、所詮封建制度の延長であるマリアの慈悲深い言葉は、彼らにとって『ナンセンス』に聞こえているのですね。

農民達は、自由農民となれるかもしれない❗️と希望を持ってフランス軍をお迎えしようという訳で、自分達が自分達でお金(=富)を手にする事が出来れば、かつての旦那なんてどうでも良い訳ですね。

ましてや、相手は当主代理の女性のマリアですから。。

今回は、そんな場面ですね。。