気ままな日常を綴っています。 -11ページ目

気ままな日常を綴っています。

いつか静かに消える時まで。。
一人静かに思いのままに生きたい。。

こんばんはー♪

今日の昼頃から宮崎旅行に来ています(笑)

今晩は、予定を変更して旅行記ですね♪

 

はい。現在16時47分です。

久しぶりのリアル投稿頑張りたいですね(^。^)

 

今朝は、福岡市天神駅7時17分出発のバスに乗って宮崎駅まで行きました。

これは6時50分頃の自宅の裏の道ですね。。

東の空がほんのり明るいです。

 

はい。ギリギリ7時11分に天神高速バスセンターに到着❣️

バスはワンマンで運転手さんが何でもかんでもします。

しかし、天神駅からは2名しか搭乗が無く、『これで採算取れるのかー❓』と思いました。

次の博多駅バスセンターからは、5名ほど搭乗されましたので合計7名ですね。

ま、ギリギリ採算取れるか。。否か。。でしょうかね。。

シーズンはもう満員かも知れませんけれどね、JRよりもお安いので。

 

と。いつものように『人の財布』の心配をしているうちに夜がしっかり明けてきました。

7時40分頃ですね、博多区千代町から高速に乗っかります。

 

今日はね。。とっても寒い朝でしたが、お天気はピカピカなんですよー✨✨

 

これは、10時過ぎ位かな。。

バスは九州の真ん中の山地❓の間を走るんです。

もう、植林された山とか原始林みたいなのや、限界集落というかもう誰も住まなくなった崩れ落ちそうな家屋ばかりみたいになった谷とかが見られます。

 

これは、もう宮崎駅に近い大淀川ですね。。

なんか南国っていう感じがします。川の水がとにかく青い❣️

それに雄大です。

筑後川も通りましたが、全然スケールが違います。

 

宮崎駅には12時頃に到着しました。

あああ。。ヤシの木っぽいソテツ❓(フェニックスじゃろ〜❣️)がボンボン生えています。

流石に日本のハワイです♪(➡︎これ、通じる人結構なお年ですワン♪♪)

中学2年生の頃、鹿児島・宮崎が修学旅行だったのですが、おみやげ屋さんで貝殻が周りにはめ込まれた安っぽい鏡が『ステキ✨』と思って250円で買ったのを覚えています。

多分ねー。お小遣いは1000円かそんくらいだったと思います。

今に換算したらめっちゃ高いです。

つまんないもん買ったなーとか思いますが、当時は、なんかギリシアっぽくてなんか綺麗って思ったんでしょうね。

その後、似ても似つかぬ人生を送り続けておりますが✨✨⭐️

 

はい。宮崎駅で昼食を。。と思っていて、本当は地鶏のもも焼きの定食がいただきたかったのですが、今日は日曜日で宮崎駅はそれなりに人だかりでした。

唯一、待たずに食べれるお店が(⬇︎)だったのです。

ま、宮崎牛のハンバーグもいいじゃろな〜💞と思って、あまり考えずに入りました♪

メニューによるとハンバーグの普通サイズが1720円+税、でちょっと小さめになると1600円+税と記載してあります。

あ。。2000円以内ね♪ なんて思っていましたが、定食でご飯と味噌汁がつくとさらに700円ほどかかってめっちゃお高くなりました💦(合計2450円税込くらい)

 

 

で、お店に入って待っていると、あのいわゆる、『じゅ〜じゅ〜』言いながら油が飛び散る状態のハンバーグが配られているではありませんか❣️

これは美味しいに決まっている❣️と思いました。

この鋭利なナイフとフォークはお店の方が鉄板の上でハンバーグを切り分けてお好みの焼き加減に調節してくださる為のものです。

 

で、来ました。

平凡に見えますが、しばらく油が飛び跳ねていたので、結局『ウェルダン』状態になっちまってから撮影しました💦

 

これは見事にスライスされた玉ねぎと美しい緑のインゲン豆と綺麗にカットされた人参ですね。

みんな宮崎県産のお野菜だと思いますよ。

鉄板でしっかり焼かれて甘みがあってとても美味しかったです。

あのですね、ハンバーグのおソースは、いわゆる濃厚なデミグラスとかでは無かったですね。

ポン酢か日向ミカンのポン酢で食べてください、との事でした。

多分ね、レアでも食べれるハンバーグなので、宮崎県産の和牛100%の品物で、ハンバーグとはいえ、ステーキ感覚で食べれる品物だったんじゃないかな。。❓

とても美味しく頂きました。

 

さて、青島のホテルにはさらにJRで7駅ほどあるのですが、時間がね、1時間ほど空いたので、駅のミスドでお茶まで飲んでいました💦

ちょっと長居はしにくかったのですが『ベン・ハー』の続きを読んでいました。

ま、内容はほぼ映画の通りで非常にわかりやすいですね。

ローマ人といえど、ベン・ハーの才能をきちんと評価してくれる人が現れるっていう設定が単純なのですけれどね。

でもね、やっぱり、そう思う思わないに限らず、自分の良い人生を求めてそれなりに自分の信念を貫くっていいですよね✨

 

はい。宮崎駅からは青島まで鈍行に乗りましたが、ここでは未だ昔ながらの風景、昔ながらの仕事、豊かな穀倉地帯、美しい海岸などを見ながら、まるで昭和時代にタイムスリップしたみたいな感じで旅をしました。

お早うございます♪  今朝は、令和8年1月24日の日記です。

今夕と明日の『戦争と平和』は旅行の記事を入れる予定ですので、お休みさせていただきますね(^。^)

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こんばんはー♪  現在17時37分です。

室温は11.2度。湿度は36%です。

ま。寒いといえば寒いのですが、外を歩いている分にはそんなに寒さは感じなかったですね(^。^)

 

はい。今朝はこの時間です(4時51分)。

カメラを変えたので、夜景モードで撮影していますが、電灯はつけているんですよねー。

 

寒いから、温かいコーヒーとかぼちゃのお粥を仕込んで、合間にブログのお仕事をしていました。

それから英字新聞をやっつけていました。

白米からのかぼちゃのお粥、美味しかったです。

カツオ節とお醤油も今まで掛けていたのですが、お塩だけが美味しいかな。。❓と思いましたね(^。^)

 

7時までは英字新聞をやって、7時からは英語のノートと本『ベン・ハー』を持って南薬院に出掛けました。

今日は、昼前から実家の庭掃除と介護施設に母親のお見舞いに行くので、近い所で通読をすることにしました。

行く途中に、菅原道眞が鴻臚館から太宰府に行く途中で休んだと言う『菅原神社』があります。

ここの白梅がポチポチ咲いていました。

7時10分頃でまだ周囲は薄暗いです。

 

今日も、マクドのホットコーヒーのお世話になります✨✨

早朝のマクドは本当に静かです。

 

今日も『ベン・ハー」を続けて読みましたが、本当に一読了解でわかりやすい内容ですね。

ベン・ハーは、自分が漕ぐアストライア号が海賊船とぶつかって難破しそうになった時、海に投げ出されたものの(彼は非番だったし)運よく助かるのですが、自分に優しくしてくれたローマ人の提督クイントスは何としても助けなくては。。と思います。(彼はここで自分が落ちぶれた時に優しくしてくれたのはクイントスとナザレ村の少年だけだ、と述べています。後に、この少年が十字架を担いで丘に登る時、ベン・ハーが水を差し出すシーンの心と重なるんかな。。ここは。)

そこで又々運よくクイントスが流れてきてベン・ハーは彼を厚板の上に上げて助けます。

この運が連続して付く辺りは、すでに神がかりなんですけれどね。

又々、このクイントスもベン・ハーへの恩義を忘れない人物だったのですね。

彼は不名誉な死に方をしたくない、と、もし、勝ったのが海賊船なら自分を海へ突き落としてくれ、と頼み、自分の指輪を「貴方の役に立つはずだ」と渡します。

しかし、ベン・ハーはそれを拒絶して、クイントスが受け取りを拒否した指輪を海に投げ捨て、彼を海へは突き落とさないのですね、モーゼの律法は提督を救えと命じたから。。と。

 

ま。こう言う所を読んでいると、こんなに良い人と良い人がこんな大変な時に巡り合って心を通わす。。と言う流れ自体がもう小学生向きの読み物的ですが、それでも『正しい事は正しい、清らかな心を持てば神の奇跡がもたらされる』的な考えは良いですね。

人間、みんなこんな単純になれれば良いのですけれどね。

なかなか現実は大変なんですよね、だから、こう言う読み物で癒されたいのです。。と思ってしまいます(^。^)

 

はい。結局、勝ったのはアストライア号で、ベン・ハーは家族が居なかったクイントス提督の養子となり、彼が戦死した後彼の財産を相続し、ローマでも重い職責についているみたいですね。(おそらく彼のユダヤ人の名家出身という事実は隠されていた模様)

でも、ベン・ハーはただ一つ、『ハー家』を復活させて、母親と妹を探し出して迎えに行きたいのですよね。。

で、ハー家の消息を尋ねて、かつて父の奴隷で今は豪商となったシモ二デスに会いに行くんですよね。

シモ二デスには妹と同じ年頃の美しい娘エステルが居ました。。。ま、ここまでかな。。今日は。

 

それから英語の通読ですが、今はたまたま優しい部分を読んでいるので、今日の通読はまあまあ気持ちよく終了する事が出来ました(^。^)

 

帰宅は9時半くらいだったかな。。

英字新聞やっつけ中です。。。

 

お昼ご飯のメインはうっかり焦がしちまった冷凍の作り置き餃子。

でも、美味しかったです💞

11時半から今度は実家に向けて出発します♪

 

はい。12時頃の福岡市中央区。

今日は、あまりお天気ではありません。

寒いですが、まあまあ穏やかな空気というか春の匂いは感じますね✨

 

実家の近所の樋井川に遊びにきていた白鷺ちゃん♪

大きいのも(大鷺)もアオサギちゃんもいましたよ〜♪

もう少ししたらカワセミさんも来てくれるかもです💞

 

今日の実家は、ちょっと落ち葉拾いをしただけで済みました。

郵便物も整理して、梅のお花を撮影しましたが、ここの所の寒さでまだ開いていませんでした💦

 

次にシャトレーゼでアイスを36本ゲットして介護施設に母親の様子を見に行きました。

相変わらず痩せて床に就いていましたが、先週よりかはなんぼかマシに見えましたね。

頭はね、認知症かも知れませんが、会話には支障はなく非常にクリアーだと思いました。

ま、好きなものだけでも食べて、寒いから入浴は無理して入らなくても入りたい時だけでもね、と声を掛けました。

後は実家の梅の花はまだだ、と上の写真を見せてあげました。

今日は非常に満足そうでした。

この状態でまだ数年持つのかも知れませんが、それは仏様が決められる事だから。。

痛みは全く感じない、と言っていたので、それがいい、こうしてじんわり仏様になって行くのが良いと思いました。

あんなに激しかった母親ですが、裏表の無い人ではありましたからね、仏様はきっと真っ先に助けに来てくれると思います。

 

15時半頃に帰宅し、しばらくブログフォローチェックなどして家事をして夕食にしました。

残り野菜を必死に使ったパスタですが、これは美味しく出来ました✨

エビとイカの冷凍を少し入れると豪華になりますね❣️

このくらいは贅沢しても良いな、と思いました✨

 

はい。長くなってしまいました。

 

今日も良い一日をお過ごし下さいね💞

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(余談)

Major department stores in Japan started their New Year sales on Friday, the day after 2026 kicked off, offering varieties of "lucky bag" product packages to stimulate buying interest as much as possible amid inflation.

日本の主要な百貨店では、2026年の元旦の翌日である金曜日から、新年の初売りが始まりました。

初売りでは、インフレ下で消費者の購買意欲を最大限に高めようと、多種多様な「福袋」が提供されました。

  New Year sales:初売りセール

  the day after〜:〜の次の日

  varieties of〜:様々な種類の〜、多様な〜

  lucky bag:福袋  varieties of "lucky bag"= product packages

  buying interest:購買意欲

  amid inflation:インフレの最中に、インフレ下に

 

Sogo & Seibu Co.'s Sogo store in Yokohama, south of Tokyo, prepared about 30,000 lucky bags, including 2,026-yen packages containing jackets for men, as well as 250,000-yen packages featuring the right to select three colors to light up the city's symbolic Yokohama Marine Tower.

Sogo & Seibu Co.の横浜そごうでは、約3万個の福袋が用意されました。

その中には2026円のメンズジャケットが入ったもの、横浜のシンボルであるマリンタワーをライトアップする際の3色を選ぶ権利が含まれている25万円の福袋などが含まれていました。

  as well as〜:・・・だけでなく〜もまた、〜に加えて

  featuring:featuring」は、英語の「feature(特徴づける、主役にする)」から派生した言葉

   特定の人物や事柄を際立たせる、主役にするという意味を持つ英単語

 

 "Consumers' money-saving attitudes persist amid inflation, but some unreservedly spend on products they want and new experiences," said the Sogo store's manager, Takanobu Toyoda.

そごうの豊田崇伸店長は、現在の消費者の傾向について、インフレ下で消費者の節約志向は根強く残っているが、本当に欲しい商品や新しい体験には、ためらわずに支出する層もいる、と述べています。

  consumer:消費者

  money-saving attitudes:節約志向

   persist:〔動詞(+前置詞+(代)名詞)〕〈人が〉〔…を〕固執する,やり通す(自動詞)

  unreservedly(アンリザーブドリー):遠慮なく、全面的に、無条件に(副詞)

  spend on products:製品にお金をかける

  

Before the store opened at 9 a.m., customers formed a long line outside the store. Leading the line was a customer who arrived at around 4:20 a.m.
午前9時の開店前には、お店の外に長い行列ができていました。行列の先頭にいたお客は、午前4時20分頃に到着した。
   forme a long line:長い列を作る、長蛇の列を作る

(物語)

父の葬式が終わると、公爵令嬢マリヤは自分の部屋に閉じこもっていました。

扉口に小間使いが来て、アルバートゥイチが(最初に)出発の指示を仰ぎに来た事を取り次ぎましたが、何処にも行きたく無いから、このままそっとしておいて欲しいと言いました。

マリヤは、1度死んだらもう戻らぬ事と、父の病気の間ずっと抱いていながら、今の今まで気付かなかった自分の心の醜さを考えていました。

彼女は祈りたかったのですが、祈る事が出来ませんでした。

今、置かれているような心の状態では、神に顔を向ける勇気がありませんでした。

 

太陽が家の向こう側へ落ちて、夕日の斜光が開け放された窓から差し込み、マリヤが見ていたクッションの一部に当たりました。

彼女は無意識に身を起こし、髪を直すと、ソファを離れて窓辺に寄り、雲は無いが風の有る夕暮れの涼気とを、思わず胸一杯吸い込みました。

『そうだわ、もう夕景色に心ゆくまで見惚れていいんだわ❗️お父様はもう居ないし、誰も邪魔する者は居ないわ。』と、彼女は自分に言い聞かせました、そして椅子に身を沈めて窓の手すりに頭を伏せました。

 

庭の方からマドモアゼル・ブリエンヌが、優しい声でそっと彼女の名を呼び、頭に接吻しました。

彼女はマリヤの側に寄ると、ほっと溜息をついて接吻し、すぐに泣き出しました。

マリヤは彼女の顔を見やりました。

これまでの彼女との衝突や、彼女に対する嫉妬などが、マリヤには思い出されました、そして、老公爵が近頃はブリエンヌに対する態度をガラリの変えて、顔を見るのも嫌った事や、だから、自分が心の中で彼女をなじっていた非難が不当な物だった事なども、マリヤの思い出に蘇りました。

『それに、お父様の死を望んでいた私に、人を非難する資格などあろうか。。』と、彼女はふと思いました。

 

マリヤは、自分から遠ざけられているとは言え、自分の支配下に置かれて他人の中に暮らしているマドモアゼル・ブリエンヌの立場をしみじみと思い返しました。すると、マドモアゼル・ブリエンヌが可哀想に思われて来ました。

彼女は、優しい問い掛けるような目で見守りながら、手を差し伸べました。

ブリエンヌは、公爵令嬢に、この悲しみを分かつ事を許して欲しいと言いました、そして、これまでの一切の誤解は、この大きな悲しみの前に消えてしまうはずだ、と綿々と訴え続けました。

公爵令嬢は聞いていましたが、その言葉の意味が分からないで、時々彼女の顔へ目をやり、その声の音色に聞き入っていました。

 

「貴女のお立場は、私などの倍も恐ろしゅうございますわ、お嬢様。お嬢様への愛から、これだけは私、どうしても申し上げなければ。。アルバートゥイチがいらっしゃいましたでしょう❓そして、お嬢様と出発の相談をなさいましたわね❓と、彼女は聞きました。

マリヤは答えませんでした。

こんな時に、何処へ誰が行かなければならないのか、彼女には分からなかったのでした。

 

「ねえ、ご存知❓マリイ。。私達、今とても危険なのよ、フランス軍にすっかり囲まれてしまったのよ、ここを立ち退くのは危険ですわ。もし出掛けたら、きっと途中で捕まえられますわ、そしたらどんな目に遭わされるか。。」と、ブリエンヌは言いました。

「ああ。。私はもう。。何がどうなっても構わないのよ。どんな事が有っても、お父様のお側を去ろうとは思わないわ。。アルバートゥイチ が出発の事を何か言ったようですけれど。。彼と話して下さらない❓私、もう何も出来ないし、したくないから。。」

 

「彼とはとうに話しましたよ。でも私、今はもうここに留まった方が良いように思いますね。だって、途中で兵士達か暴動を起こしている農民達の手に捕まったら恐ろしい事ですわ。。」と、ブリエンヌはハンドバッグからフランス軍のラモー将軍の布告を取り出してマリヤに渡しました。

その布告には、住民達はフランス軍により当然の保護が与えられるから、家を立ち退かぬように、と記されていました。

「この将軍にお願いしたら良いんじゃないかしら。きっとお嬢様には十分な敬意が払われますわ。」と、ブリエンヌは言いました。

 

公爵令嬢マリヤは、その布告を読みました、すると、みるみる涙の無い慟哭がその顔を歪めました。

「誰を通してこんなものを貰いましたの❓」と、彼女は言いました。

「恐らく、名前で私がフランス人である事がわかったのでしょうね。」と赤くなりながらマドモアゼル・ブリエンヌは言いました。

 

マリヤは、そのビラを手にしたまま立ち上がると、蒼白な顔をして部屋を出て、元のアンドレイ公爵の書斎へ入って行きました。

「ドゥニャーシャ、アルバートゥイチでも、ドローヌシカでも、誰でも良いから呼んで下さい、それからアマーリヤ・カルローヴナ(=ブリエンヌ)に、私の部屋に来ないように言いなさい❗️」

「立ち退かねば❗️一刻も早く❗️」公爵令嬢マリヤは、フランス軍の支配下に取り残されるかも知れぬと言う考えに慄然としまがらこう呟き続けるのでした。。

ーーーーー

(解説

ボグチャーロヴォの農民達の動きを全く知らないマリヤは、父・老公爵が亡くなった悲しみに浸っています。

アルバートゥイチが、「いつモスクワに発たれるのですか❓」と聞いても、彼女は、父が亡くなったばかりなのに、そんなにいそいそ父が亡くなった場所を離れる事は出来ないのですね。

 

そこへ、マドモアゼル・ブリエンヌがマリヤにお悔やみを言いに来ます。

そして、当地のボグチャーロヴォは、フランス軍が守ってくれるから、今ここを離れるのは危険じゃ無いのか、きっとラモー将軍が庇護してくれるだろうから、お願いしましょう。。と、ラモー将軍の布告をマリヤに見せます。

マリヤは、それを見るなり、ボグチャーロヴォが既にフランス軍の息が掛かっている事を知ります。

ロシア貴族の彼女が、フランスの将軍に助けを求めるなど、どうして出来ようか。。とマリヤは、急いでこの地を離れなければならない事を認識するのでした。。

 

(追記)

ここのマリヤの心情については、平和な時代に生きる私たちにとってはちょっと理解し難いかも知れません。

私は、「戦争と平和」を完読してから改めて追記の部分のみを書いておりますが、おそらくトルストイ先生は、ここで公爵令嬢マリヤが『真の愛国心』によって、ボグチャーロヴォを脱出しなければならない、と強く感じた、という事を描いていると思います。

ロシアの貴族たるものが、ナポレオンに従って、自分の領地の農作物を分けたり、ナポレオンと共にこの自分のロシアの領地を収めるという事態になる事は我慢が出来なかったのですね、そんな事態に陥ろうものなら死んだ方がマシだ❣️という強い『愛国心(トルストイが言う所の真の正しい正義に基づいた愛国心)』が、一瞬にマリヤの心の中に広がった。。という事だと思います。

これは、モスクワを捨てて逃げて行った上流階級達の行動と軌を一にしており、ロシアは、まさにこの『真の愛国心』によって救われたのだ。。というトルストイの考察につながります。(一言で言えば、ロシア貴族たるもの、ナポレオンには隷従しないぞ、という誇り)

 

さらに、蛇足かも知れませんが、この後、公爵令嬢マリヤはニコライ・ロストフにこの窮状を助けられています。

ニコライは、敵にロシア貴族の誇りを捨てて命乞いをする、という事は絶対に出来ない一本気な男性です。

その時、同じロシア貴族としての誇りと愛国心をマリヤと共有した、即ち、まさに運命的な出会いをしたのだ、と言う『示唆』がトルストイによってなされた、と見る事が出来ると思います、先の事を記載して申し訳ありませんが。

だから、トルストイとしては、全く身分違いのソーニャではなく、公爵令嬢マリヤとニコライを結びつける構想が元々出来上がっていたと思われます。

これは、アンドレイ公爵を最初『既婚者、しかも妻は社交界の華で、ナターシャとそっくり同じような女性』を伴って登場させ、後にナターシャとの恋によって、真実の愛に目覚めさせて行く。。と言う構想が最初から有ったのと同じですね。

(最初の妻リーザの運命は、もしナターシャが何事もなく無事にアンドレイ公爵と結婚していた場合に辿ったであろう運命をあらかじめ読者に見せていたのですね。)

この物語の緻密さを改めて実感しております。

素晴らしい名作で、そしてそれを描けた若いトルストイの人間性の高さが窺われると思います。