大丸でアンティークマイセン展を見学しました。(令和6年3月22日) | 気ままな日常を綴っています。

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おはようございます♪  今日は令和6年3月22日の日記です♪

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こんにちはー♪  現在17時34分です。

室温は16、5度。湿度は40%です。

外はとても良いお天気で明るいです。

ただ、気温はそれほど高くは無いと思います。

 

今朝は、比較的早かったですね。6時前には起床していたと思います。

はい。今朝の朝食はイチゴ付きですね🍓贅沢ですね(^。^)。

昨日、外食のパスタセットと、夕食もそれなりだったので、若干控えています。

 

本業は、快調ということが分かっていましたので、英語の通読(2024年4月号)をしていました。

10時くらいから、大丸で催されている「アンティークマイセンとヨーロッパ名窯展」に行くことにしました。

買わないのですけれどね💦  せっかくだから。。

 

今朝は国体道路を天神方面に歩きます。

 

この道路沿いは、ボランティアさんの栽培しているお花がとっても美しいのですよ。

特に南向きの方はね。

 

はい。大丸で、まず陶磁器コーナーで有田焼を鑑賞しました、

ショーケースに入れられて大事に扱われています。

でもね。。お値段は思ったほどお高く無いのですよね。

 

それからアートギャラリーでの「アンティークマイセンとヨーロッパ名窯展」に行きました。

ああ。。大昔は、怖くて入れなかったのに、全く買う気も無いのに本当に図々しくなっていますね💦

展示即売会みたいな感じですので、お値段も付けられていますね。

でもね。。昔よりも安い価格になっている感じがするのですよね。。

円安ですけれどね。。現代物は高くなっているみたいですけれど。。

世界的に、こういうのを自宅に飾るとか、コレクターが減って来ているのかも知れないですね。

これは東京恵比寿の「ロムドシン」がバックだと思うのですが、ロムドシンはとにかく高い❣️で有名だったと思います。

 

これはカタログをいただいたので、それをお写真にしております。

実物は本当に綺麗でしたね。

こういう骨董物の場合は、「使用品」というか「飾られていた物」だったりして、どうしても微細な傷があるものですが、これはまるっきり新品状態で買い付けられたものらしいですね。

年代は1900年ごろだそうです。米国から出て来たそうですよ。

超富豪のお金持ちが、当時のマイセンに注文して作らせたセルヴィスらしいですね。

一つ一つの食器がアメリカサイズというか、とても大きかったですね。。

これ、値段は270万程度でしたが、現在作らせたら倍くらいだろうな。。(と、学芸員の方の説明でした。)

 

これは、フランスのSèvresのカップ&ソーサーですね。

Sèvresの場合は、制作年がバックスタンプから正確に分かり、1845年制作のようです。

実際に王族のお城で「使われていた」物らしいですね。

このアガサブルーは、「Sèvresのブルー」の中でも一番数が少ない希少な色合いだそうです。

こういう由緒正しき作品を持ってくるあたりは、さすがにロムドシンだな〜と思いますね(^。^)♪

 

これはマイセン。

左はスノーボール。右は忘れな草の文様を貼り付けた作品ですね。

左の作品の方がウンと手間がかかるようですね。

お値段も倍に設定されていました。年代はどちらも1880年頃ですね。

マイセンの技術が最高の時期の作品で、とても見応えがありました。

 

これはマイセンの超絶技巧のパテ・シュール・パテの作品ですね。

真ん中の天使は白い陶土で描かれています。

パテ・シュール・パテはフランスのSèvresが編み出した技法で、Sèvresがパリ万博にその作品を出品したところ、マイセンの要請によってその技術がマイセンに齎されたそうですよ〜♪

パテ・シュール・パテの技法を持っているのは、Sèvres、マイセン、ミントン(英国の窯)だけだそうです。

ミントンが技術を持っているのは、技術者の引き抜き❓だったかな。。(記憶不確かです。)

 

(この作品は、金彩といい、エナメルの貼り付け(トルコブルーの部分)といい、非常に素晴らしいようですね。)

 

まあ、ざ〜とこんなものですが、(⬇︎)のような作品(これはウチにあるマイセン)も何個かありました。

カタログに載ってないので、お写真は無理ですけれど。

でね、今、このような絵付けは出来ないということらしいですね。

技術は残っているかも知れませんが、こういう絵付けをしていた当時の窯も絵の具も現在のものとは全く別なので、「出来ない」という学芸員の方の説明でした。

こういう超多色の色絵付けの場合は焼成を10回位重ねるそうですが、現在は電気の窯で焼かれるという事と、絵の具の素材上、磁器の中に色が染み込むような絵の具が作れないので、どうしても3、4回以上の焼成が困難になっているそうですね。

 

はい。以上ですね。。長くなってスミません💦

 

最後に今日の昼食と夕食ですね。

キャベツと豚肉と人参とニンニクと生姜のパスタですね。

昨日が多かったので35g程度のパスタ麺の量ですね(乾麺で)。

イチゴ🍓を添えています。

夕食は、被災ぶりにカンパチのアラを買って来たので、焼き魚ですね。

キャベツを少し炒めています。

お花が居ると、ちょっと良いですね〜💞

 

はい。今から少し英語の通読を進めて、漱石の「吾輩」の第3章に入りたいと思います。

今日も私のお話を聞いて下さって有り難うございます♪

 

今日も良い一日をお過ごしくださいね❣️

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(余談)

マイセンの19世紀の絵付けの技術は、現在では再現困難だそうです。

Meissen's 19th century painting techniques  are said to be difficult to reproduce today.

     reproduce:再現する、再生する、(…を)複製する

     technique:(専門)技術、技巧、テクニック

     produce:生産する、製造する、産出する、作り出す、引き起こす(他動詞として使用)

 

焼成時に磁器に染み込む絵の具が、現在では作られていません。

Paints that soak into porcelain during firing are no longer produced.

                 paint:ペンキ、塗料、絵の具、化粧品、(口)紅  

                 soak :(水などの液体に)浸す、つける、浸す、つかる、(…を)ずぶぬれにする、吸い込む、吸収する

     soak into:〔…に〕しみ込む    焼成:burning; baking; firing

     no longer:もはや~ない、これ以上~ない

 

よって、絵付けの際の焼成回数は3回程度が限界だそうです。

Therefore, the maximum number of firings required for painting is about three times.

    therefore:それゆえに、従って、それによって

              the maximum number:最大数、最大回数     required for:~のために必要な

 

以上の理由から、絵画のような絵付けがなされた磁器は、作ることが出来ないのです。

For the above reason, it is not possible to create  painting-like porcelain.