先日、こちらのブログでもお伝えしたイベントライブ
詳細が決まってまいりましたので、改めておしらせいたします!
■ いとこ同志 Vol.7
日時 :2024年3月23日(土)
(Open/Start 12:00/12:30)
出演 :CANVAS OF MUSIC
K.S Jazz Combo
Mr.Right
※CANVAS OF MUSICは3番目 14:00頃からの予定
(※JR,メトロ四ツ谷駅(四ツ谷口)から徒歩5分)
※Charge 1600円(1Drink込み)
初開催は10年前の2014年。
それ以来、毎年開催されていたこちらのイベントですが、2020年以降はコロナ禍やら何やら色々あってしばらくお休みに・・・
なので、今回が5年ぶりの開催になります!
前回のブログでも書いた通り、僕がこのイベントに出演するのは2015年のVol.2以来9年ぶり。
そして、バンド編成でのCANVAS OF MUSICに参加するのも2018年4月以来なので、6年ぶり!
心の中は、喜びと緊張が交じり合った感情が渦巻いているといったところ。
そんな姿を会場で見届けていただけたら嬉しいです!
・・・と、そんな折に、ふと頭の中に浮かんできたこと。
それは「弾き始めの音をバシッと決めたい!」ということ。
テルミンという楽器は、他の楽器とは違って音程を目や手で確認する鍵盤やフレットなどがないのが特徴。
なので、演奏しているときに自分が次に出したい音を確認するには、音程を操作する右手を「だいたいこの辺かなー」って場所に移動させて、バレない程度の小さな音を出してこっそり確認するしかないという特性・・・というか「弱点」があります。
その「こっそり確認」をどれだけ観客の皆さんにバレないようにできるか?というのは、ある意味テルミン奏者としての腕の見せ所とも言えるのですが、周りの音が大きいバンドでの演奏となると、確認のための音出しも大きな音でせざるを得ないわけで、バンドのアンサンブルをぶち壊してしまうような音を出してしまう危険も大きくなってしまうのです。
とはいえ、テルミンを製造しているメーカーさんもそこのところはもちろん認識しているわけで・・・
最近、僕が愛用しているテルミンにはこんな機能があるのです
こちらの画像の「MAIN OUTPUT」のスイッチを下側の「MUTE」にすると観客側への音の出力が止まるという仕様。
なので、本体にヘッドフォンを接続すれば観客の皆さんにバレないように、次に演奏すべき音を確認することができる・・・のですが・・・・
音が確認できたとしても、
そのあとには右手でスイッチを「MUTE」から「ACTIVE」に切り替えなければならない → ってことは、さっき確認した位置から右手を動かす必要がある → 手を動かしちゃったら、さっき確認した場所に手を戻すことはほぼ不可能・・・
みたいな流れで、結局出したい音を確認するためには小さい音量で音を確認しなければならないということに・・・
なんだよ!
これじゃあミュートにする意味、そんなにないじゃないかよ!
と、これまでは思い続けていたのですが、先日、本体背面にこんな端子があることに気が付きました。
おっ!
ここにフットスイッチ接続すれば手じゃなくて足で音のON/OFFをコントロールできるのでは?
そうとなったら、さっそく実験
ここ数年はめっきり使わなくなっていたものの、かつて愛用していたフットスイッチ、久々に登場!
コイツを先ほどの端子に接続して、足元でスイッチをON/OFF、ON/OFF・・・
おぉ!
たしかにこれがあれば足元で音を出したり、止めたりできる!
・・・のですが、長年使い倒してきて劣化しているからか、そもそもテルミンとの相性が悪いからか、なんだか反応が遅くって本番では到底使えないであろう反応速度。
うーむぅ。
これは新しくフットスイッチを入手して試してみるか・・・・ってんで、Amazonでコイツをゲット!
ZOOM社のFS01というスイッチ。
長年の相棒、FERNANDESのFS-1Lと比較してみるとこんな感じ
明らかに薄くて小さくて軽い!
で、操作性はというと自分が音をON/OFFしたいタイミングでしっかり反応してくれる、すごいヤツ!
これさえあれば自分が出したい音を、出したいタイミングでちゃんと出せるに違いありません!
というわけで、ライブ当日までに新機材をしっかり使いこなせるようにならなければだなぁ・・・
次回ライブに向けて、改めて気合いを入れ直したのでした!