【リサイタル後記②】CANVAS10周年イベント~CANVAS OF MUSIC編~ | ヤンジージャンプ・フェスティバル

ヤンジージャンプ・フェスティバル

基本はシュミ日記です。
…遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけん…
  

あれから2週間も経ってしまいましたが・・・・。

4月14日のCANVAS OF MUSIC 10周年イベント後記の第2弾です。

 

さて、矢野ナヲト & The Haricots5の演奏が終わり、ラストは本日の主役のCANVAS OF MUSIC。

自分も何曲かで出演するので、楽屋に戻って、急いで準備に取りかかったのでした。

 

というわけで、まずは当日のセットリストです。

 

■ 2018年4月14日(土)

  CANVAS OF MUSIC 10years ~ もっと遊ぼう ~ 

  @ 四谷SOUND CREEK Doppo 


  【Setlist】
 
1. Flyng Wheel
   2.やつらの足音のバラード

   3.今年のワルツ

   4.あなたに
   5. 好きな人

   6.さっきまで

   7.T.O.Y

   8. パズルの答え

   9.月夜に歩くものども

  10.もっと遊ぼう

  11.にぎやかな毎日

 12.天秤座への旅の終わり

  ~ Encore ~
  13. こわれたテレビ

(※自分は赤文字記載の曲でテルミンを担当)

 

今回のライブは、主宰の創也氏がCANVAS結成を画策した頃→CANVAS結成~現在に至るまでの10年間以上の歩みを、時系列に沿って辿っていく・・・といった形式。

オープニング曲は創也氏の弾き語りで、CANVAS結成以前に創也さんと、Drのうえっちさんが所属していたバンド、congromerateのFlying Wheel!

congromerateは、自分がバンドで活動していた時代に何度も共演したり、お互いのライブや打ち上げに足を運んだり・・・といった仲だったので、久々に聴いたこの楽曲には感慨もひとしお。

 

つづく2曲目。

かまやつひろしのカヴァー曲『やつらの足音のバラード』(←クリックで、過去の創也カヴァーVer動画が再生されます)を挟んで、いよいよ僕の出番。

矢野ナヲト&The Haricots5のMCで話した「勝手に自分の演奏を重ねた音源」にも収録した「今年のワルツ」。

 

 

あの日、創也さんに無理やり自分の音源を聴かせてから数年・・・・。

今ではこうして普通にCANVAS OF MUSICの一員として演奏できている喜びを改めて噛みしめた瞬間でした。

 

その後も、コアメンバーによるトリオ編成を中心に、これまでに関わってきたメンバーたちを加えた編成などでCANVASのこれまでの歩みを振り返りつつ、ラスト2曲とアンコールでは再び僕も加わってバンド+テルミンでの演奏。

 

 

この日はモニタリングが上手くいかなくて自分の音があまり聴こえない・・・という状況だったので、個人的にはかなり不本意な演奏だったのだけれども、それもまたライブならではの醍醐味・・・でしょうか。

 

モニター問題はバンドでテルミンを演奏する者の永遠の課題だなぁ。

次回は今回より良い演奏ができるよう、日々研鑽を積んでいきます。

 

 

というわけで、この度のCANVAS10周年イベント。

出演が決定してから、当日の演奏が終わって帰宅するまで、この10年間を振り返ることが多かったのだけども、こうして改めて振り返ってみると本当にいろいろなことがあったなぁ・・・としみじみ。

 

特にテルミン奏者としての自分の存在は、CANVASと関わったことで、

 

なんにもない なんにもない
まったく なんにもない
生まれた 生まれた 何が生まれた
星がひとつ 暗い宇宙に 生まれた

(『やつらの足音のバラード』歌詞より)
 

って感じに、まったく何もない状態から、何者かになれたことは間違いないわけですから、そう考えるともう本当に感謝しかありません!

 

僕らのように、音楽で生計を立てているわけではなく、特定の事務所に所属しているわけでもない兼業ミュージシャンにとっては、自分がただ純粋に音楽を奏でていきたい・・・・という想いが、活動を続けていく一番の原動力になっている部分もあると思うので、これから先もココロとカラダが動き続ける限りは、お互いに活動し続けていきたいなぁ・・・・と心の底から思った、そんな一夜でした!!

 

というわけで、CANVASのみなさん。

10年間ありがとうございました。

次の10年も、もっと遊ぼう!!