CSS版「Iine Block」 の配布終了について(2023.07)

この機能を使うには「ブロック対象のユーザーID・アイコンSRCを調べる」「スタイルのCSSコードの編集」といった少し複雑な操作が必要で、更にブロック対象が通常は1件と制限され、現在の「スパムいいね」に関する実情に適さないと判断しました。

この判断から、2023年7月をもってCSS版「Iine Block」の公開/配布を終了します。 ご利用いただいた皆様、ありがとうこざいました。

以下に掲載する JavaScript版の「Bad Iine Mute」は、導入後のブロック登録操作が簡単で、登録件数に制限はなく実用性に優れています。 不良な「いいね」対策に困った場合は、「Bad Iine Mute」がお勧めのツールです。

 

 

 

迷惑「いいね」をブロックする「Bad Iine Mute」

「Bad Iine Mute」はJavaScript版のツールで、拡張機能「Tampermonkey」を使って動作しますが、スクリプトやCSSコードの事は判らなくても利用できます。

 

「Bad Iine Mute」は、排除を決めたその場で、クリック操作だけでブロック登録ができます。 スパム「いいね」などの多数のブロック対象にも対応でき、ブロックした対象を表示確認したりブロック解除も可能です。

 

「Bad Iine Mute」の操作マニュアル

 

このツールの新しい版は、「管理トップ」「いいね!履歴」とブログページの「いいねダイアログ」で機能します。

 

「Bad Iine Mute」ver. 3.6

 

◎ アメーバのページ構成の変更により、旧い版の「Bad Iine Mute」は正常に動作しない場合があり、導入する場合は最新バージョンをお勧めします。 最新バージョンへのリンクは、以下のページのリンクリストから探せます。

 

 

 


ここより下の記事は、CSS版「Iine Block」に関するものです。 既に公開・配布を終了していますが、参考のために記事内容は削除せずに残しています。 従って、以下の記事中には無効なリンクが含まれる事を了承ください。
 

 

 

「いいね」拒否機能はなかなか実現しない

ひつこい嫌がらせ「いいね」に困っていたり、嬉しくないタイプのユーザーから「いいね」をずっと付けられていても、「おことわり」と言い出せなかったり。 そんなありがたくない「いいね」は無視する事が一番です。

 

しかし、嫌がらせ「いいね」のアイコンなんか見たくもないでしょう。 そこで、ユーザースタイルというCSS機能を使うと、特定ユーザーの「いいね」をブログのすべての画面で非表示に出来ます。 これは、ユーザー側がフィルターをかけて見えなくしているだけで、ブロック対象や一般のユーザーがブログの「いいね!した人一覧」を見た場合は表示されたままです。 つまり、ブロックしている事は外からは判りません。 その意味で「拒否」ではなく「無視」をするのに適したブロック方法です。

 

ここで紹介する「Iine Block」は、拡張機能「Stylus」によるCSSを使います。

JavaScriptを使った更に高度なブロックツールもありますが、ブロック対象が単一の場合は、このCSS版が使い易いと思います。

 

 

2018年の冬に公開した「いいね」をブロックするCSSコードが、現在もアクセスされて需要があります。「Iine Block」は、より簡単に同じ環境を作れる様に、UserStyles.world経由でのインストールを可能にしたものです。

 

 

 

「Iine Block」を利用する手順

 

 手順❶ 拡張機能「Stylus」を導入します

ページ表示にブロックフィルターを施しますが、これには拡張機能「Sylus」が必要です。 入手は以下のページを参照し、各ブラウザ用「Stylus」を導入してください。

他のブラウザ版の「Stylus」でも使用可能と思いますが、未確認です。

 

● 拡張機能「Stylus」を以下のサイトから入手します。

 

 

 

 

下のリンクは特に読む必要はありませんが、ここから先の説明で判らないことがあれば、「Stylus」の扱い方で以下の記事が参考になるかも知れません。

 

 

 

 手順❷ 「Stylus」に「Iine Block」をインストールします 

●「Iine Block」を下の「UserStyles.world」のサイトから入手します。

 

 

このリンク先は、下の様なページです。

 

 

 

● 上図の赤枠の  install ボタンを押してください。

 

下の様な「Stylus」側のインストール画面が表示されます。

● この画面の左側メニューの上部にある インストール {S} のボタンを押します。

 

 

●「スタイルがインストー­ルされています」と表示されたら、左メニューの「編集」のボタンを押します。

 

 

「Iine Block」を編集する画面に変わりますが、そのウインドウは閉じずにウインドウの「」ボタンでタスクバー内に最小化しておきます。

 

以上で「Iine Block」が登録されましたが、まだ雛形のままです。 あなたがブロックしたい対象の「ユーザーID」と「アイコン画像のSRC」を記入することで、初めてブロックが機能します。

 

 

 手順❸ ブロック対象のデータを調べる

CSSコードの編集は、余計なスペースが入っただけで上手く動作しない事があります。「1文字」が意味を持つので、丁寧に作業をしてください。

 

● 下のリンクをクリックして「いいね!してくれた人」の画面を開きます。

これはあなたの「いいね!履歴」の「いいね!してくれた人」のタブ画面です。

 

 

この画面でブロック対象のアイコンを探します。 ここでは例として「アンデイ」をブロック対象にしています。

 

 

● 対象の「アイコン」を「右クリック」してメニューを表示します。

  メニューの リンクのアドレスをコピー」を押して、メモ帳にペーストします。

 

● 同様にして 画像アドレスをコピー」を押して、メモ帳にペーストします。

 

下はメモ帳にペーストした状態です。

 

 

 

手順❹ ブロック対象のデータを CSSコードへ記入する 

❷の手順で最小化した「Iine Block」の編集画面を、もういちど開きます。

 

編集画面の右側は、全体で6個の枠に区分されています。 この2番目(下図の赤枠)のコードに、ブロック対象のデータを記入します。

 

 

下は、記入するコードの部分をさらに拡大したところです。

 

 

● この赤線の「"」の間を、メモ帳の赤線の「ブロック対象データ」に書換えます。

 

  XXXXXXXX (2ヵ所)をブロック対象の ユーザーID に書換える
  YYYYYYYY  をブロック対象の アイコン画像のアドレス末尾部 に書換える

 

書換えは、メモ帳から必要な文字だけコピーして、コードに貼り付けます。 これが正確にできていないと「Iine Block」のブロック機能が機能しません。 うまく動作しないのは、この ❸ ❹ の手順で間違っている場合が多いでしょう。

 

「アンディ」の例で書換えた結果ですが、おうよそ下の様なコードになります。

 

 

● 以上のCSSコードへの記入が終わったら、必ずスタイルの「保存」を押します。 これを忘れると、コードが編集前の状態に戻ってしまいます。

 

 

●「Stylus」の「管理画面」を開くと右側リストに「Iine Block 202110.28.01」が登録されている事が判ります。 リストの行の左端がスタイルの「有効」「無効」を変更するスイッチです。 チェックが入っていないと、スタイルは機能しません。

 

 

 

 

実際にスタイルを適用してブロックした結果

 

〔ブログページ〕

ブログページの記事末尾から、「いいね!した人一覧」を押した場合。

 

 

本来なら、下の様に5人のユーザーが表示されます。 赤枠がブロック対象です。

 

 

「Stylus」のスタイルを適用すると、下の様にリストから表示が無くなります。

 

 

「いいね!」カウント数とリスト数が異なりますが、これはCSSで変更出来ません。

 

 

〔管理トップページ〕

「この記事にいいね!してくれた人」のアイコンのリストは、綺麗に消去されます。

左のカウント数と右のアイコン数が異なる行は、アイコンの消去があった行です。

 

 

このアイコン行をクリックして表示されるリストは、ブログページの「いいね!した人一覧」と同様で、ブロック対象の行は綺麗に消去されます。

 

 

〔いいね!履歴ページ〕

「いいね!された記事」のタブ画面では、ブロックしたアイコンは削除されますが、その部分のスペースが僅かに残ります。

 

 

アイコン行をクリックして表示されるリストは、ブログページの「いいね!した人一覧」と同様で、ブロックした行は綺麗に消去されます。

 

「いいね!してくれた人」のタブ画面だけは、アイコンやブログ名等はブロック出来ましたが、下の様に「いいね」履歴の回数が消去出来ません。 その結果、ブロックした行の高さが残っています。

 

 

 

 

 

「いいね」は拒否できないが無視をするのが一番

このスタイルを使えば、日常的に嫌なアイコンやユーザー名を見る事はなくなります。 それだけでも気分は違うでしょう。 

 

「CSSコード」の最初の「ブロック対象データ」の部分をコピーして、別の対象の対象データを登録すれば、複数のブロック対象にも対応出来ます。 ただ、その様な場合は、JavaScript版のツールがお勧めです。