迷惑な「いいね」、悪意の「いいね」など、特定のユーザーから何度も「いいね」を付けられて困っている場合に、「Bad Iine Mute」は有効なツールです。

 

これらのツールは、特定IDからの「いいね」を、ブログページや管理ページから排除します。 ただし「いいね」の受信をブロックするのではなく、受信した「いいね」を、ユーザー自身が見なくて済む様にするツールです。

 

残念ながら、他のユーザーには「いいね!した人一覧」は変化がないのですが、これは下手に刺激しないので、悪意の「いいね」に対しては却って有効かも知れません。 招かれざる「いいね」を無視するツールということです。

 

このツールはPCでしか使えませんが、このツールのフィルター機能を使えば、かなり気分は違うと思います。

 

 

 

 

「Bad Iine Mute」 操作マニュアル

2022.09.16 更新 

 

「管理画面」と「ブログページ」のペアのツール 

◎「管理画面」では「管理トップ」「いいね!履歴」の2画面で「いいね」のリストがあります。 ブロック指定は、これらのどの画面で行っても共通に機能します。

 

◎「ブログページ」の「いいね!した人一覧」でのブロックは、「管理画面」とは独立して働きます。 手間ですが、「管理画面」でブロックしたら、「ブログページ」でもブロックが必要です。(下記の「排除リスト」の同期 を参照ください)

 

 

 マークを表示した「タイトル部」が各ページ共通のツールのスイッチです。

 

●「いいねタイトル部」を「左クリック」すると、ブロックの設定・解除が可能な「編集モード」になります。

 

●「いいねタイトル部」を「Alt+ 左クリック」すると、ファイル機能を操作するためのパネルが表示されます。

 

●「管理トップ」「いいね!履歴」で暗転表示される「いいね!ダイアログ」では、記事へのリンクがあるので、 マークが「編集モード」のスイッチになります。

 

 

 

「Bad Iine Mute」: 管理画面の説明 

このページの説明画像は「Stylus」による「Ameblo Management」のアレンジ下の表示です。 このアレンジが無い場合は、以下の説明と画面のデザインが多少異なりますが、「Bad Iine Mute」はページデザインに関係なく正常に動作します。

 

 

「管理トップ」のページ

「いいね!された記事」のタイトル部分が「編集モード」のスイッチです。

 

 

◎ 常時は「いいね」の全表示に「排除リスト」によるフィルター機能が働きます。

特定ユーザーIDの「排除リスト」への追加や解除は「編集モード」で行います。

 

● タイトル部分を「左クリック」すると「編集モード」になります。 それまで非表示になっていた排除対象のアイコンが、赤枠付きで表示されます。

 

 

◎「いいね!ダイアログ」の  マークも「編集モード」のスイッチになっているので、「編集モード」のON/OFFはマークの「左クリック」が確実です。

 

● 記事リストの各行を「左クリック」して「いいね!ダイアログ」を表示します。「編集モード」では、登録された排除対象の行に赤枠が付いて表示されます。

 

 

●「いいね!ダイアログ」のリスト行を「左クリック」すると赤枠が表示され、「排除リスト」にそのユーザーのIDが「登録」されます。

 

● 逆に赤枠の付いたリスト行を「左クリック」すると、赤枠が消えて「排除リスト」の登録が解除されます。

 

下は、4番目の行をクリックして、対象を「排除リスト」に追加している所です。

 

 

●「いいね!ダイアログ」のタイトル部分を「左クリック」すると、「編集モード」が終了します。 赤枠の付いた「排除対象」の行が非表示になります。

 

 

◎「編集モード」が終了すると、全ての画面で「排除対象」の表示がなくなります。

 

 

「いいね!履歴」のページ

「いいね!履歴」のページは、「いいね!された記事」と「いいね!してくれた人」の2つのページがあります。

 

◎「いいね!された記事」は「管理トップ」の表示件数を拡大したものです。「編集モード」の基本操作は「管理トップ」と全く同じです。

 

◎ この画面では、操作ショートカットの説明(下図の青枠)が表示されます。

 

◎ この画面は「いいね!ユーザー検索」(後述)の機能があります。

 

● タイトル部分を「左クリック」すると「編集モード」になります。 また、もういちどタイトル部分を「左クリック」すると「編集モード」が終了します。

 

 

◎「いいね!してくれた人」のタブページは、ユーザーごとに「いいね!」を押した延べ回数を纏め、最近の「いいね!」からの順でリスト表示になっています。

 

● このタブページのリスト表示でも、タイトル部分の「左クリック」で「編集モード」になり、もう一度「左クリック」すると「編集モード」が終了します。

 

● リスト行を「左クリック」すると、排除指定が登録・解除されます。

 

 

 

ファイル保存と読込みについて 

「排除リスト」の登録内容はファイルに保存したり、読込んだりする事ができます。 「管理画面」と「ブログページ」との間で「排除リスト」を共有する場合は、この「ファイル機能」を使います。

 

●「管理トップ」でファイル保存・読込みを行うには、「いいね」リストのタイトル部分を「Alt+左クリック」して、「ファイル機能」のパネルを表示します。

 

 

●「排除リストを保存する」を「左クリック」すると「Bad Iine Mute」の「排除リスト」がダウンロードフォルダーにファイルとして保存されます。 

 

◎ ファイル名は「 iine_mute (n).json 」といった連番名が自動的に付けられます。 ファイルは「メモ帳」等のテキストエディタで内容を参照できます。

 

◎「Bad Iine Mute」のファイル機能は、「管理トップ」「いいね!履歴(いいね!された記事)」、ブログページの「いいね!した人一覧」の画面で利用出来ます。 

 

◎ ファイル保存はどこでも操作できますが、「管理画面」と「ブログページ」はドメインが異なり、保存ファイル名と内容が異なります。 この事に関しては、以下の「排除リストの同期」を参照ください。

 

 

 

 「Bad Iine Mute」: ブログページの説明

ブログページでは「いいね!した人一覧」で表示されるダイアログにフィルター機能が働きます。(ブログ主以外の閲覧者にはフィルターが働きません)

 

◎ ダイアログのタイトル部が「編集モード」のスイッチです。

 

 

● タイトル部分を「左クリック」すると赤背景に変わり「編集モード」になります。 

 

● タイトル部分の「Alt+左クリック」で「ファイル機能」のパネルが表示されます。

 

 

◎「編集モード」では、「排除リスト」に登録した排除対象の行は、赤枠付きで表示されます。 これは通常はフィルター機能で非表示になっている行です。

 

● リスト行を「左クリック」すると、「赤枠 / 排除リスト登録」⇆「赤枠なし / 排除リスト登録の解除」が切換わります。

 

● タイトル部分をもういちど「左クリック」すると「編集モード」が終了します。

 

 

 

「排除リスト」の同期 

ブラウザのセキュリティ機能上で、スクリプト内で「管理画面」「ブログページ」間のデータ共有が出来ないため、「排除リスト」を外部ファイル化して受け渡す同期方法を採ります。(ブロックを常に両側で行っている場合は不要ですが)

 

同期させないと、一方で排除したIDが、他方では排除されない事が生じて来ます。

 

 

同期操作 

➀ 管理ページでファイル機能の「排除リストを保存する」を押します。

➁ ブログページの「いいね」のダイアログでファイル機能を表示し、「差分追加」のチェック ON を確認して「ファイルを選択」を押します。

③ ダウンロードフォルダー内で、「 iine_mute (n).json 」(nは連番数が入ります)の最新のファイルを選択して読込みます。

➃ 読込んだ後で、今度は「排除リストを保存する」を押します。

➄ 管理ページに戻り、ファイル機能で「ファイルを選択」を押します。

⑥ ダウンロードフォルダー内で、「 iine_mute_bp (n).json 」(nは連番数)の最新のファイルを選択して読込みます。

 

要するに『ファイル保存→他方で読込み→他方でファイル保存→元の側で読込み』と一周する事で、互いの差分を補充します。 同期操作は、たまにすれば充分でしょう。

 

ファイル保存と同期の詳細ついては、以下のページを参照ください。

 

 

 

ブロックデータの同期と最適化ツールを使う 

上記の同期操作の説明は複雑で、得意でない方もおられるかも知れません。 この操作を簡単に出来る様にしたツールが「Bad Iine Data Cleaner」です。 さらに、このツールは退会ユーザーの不要IDを削除する機能があります。「同期」や「最適化」はたまにすれば良い処理ですが、ぜひ「Cleaner」を使って行ってください。

 

 

 

 

「いいね!ユーザー検索」 

「いいね!ユーザー検索」は、「いいね!履歴」の画面でのみ機能し、検索したユーザーのアイコンに「青い枠」を表示します。「いいね!された記事」のリストには、「Spaceキー」でリストの自動読込みをさせる機能があり、これにより自動的に流入するリスト上に表示される「青い枠」を観測できます。

 

●「いいね!ユーザー検索」は、リストのヘッダー部を「Ctrl+左クリック」すると起動し、ヘッダー部が青色になり、「アイコン画像のSRC入力枠」が表示されます。

 

 

● 検索するユーザーのアイコンのどれか1個を左クリックします。 ユーザーアイコンに「」が表示されたら、クリップボードにSRC値がコピーされ、「SRC入力枠」にSRC値が自動的に入力されます。

 

 

● 別のアイコンを左クリックすると、「SRC入力枠」の内容が新しいアイコンの値に書き換わります。 また、入力枠内をクリアするには「×」の「クリアボタン」を使うと簡単です。

 

 

●「ユーザー検索」のボタンを押すと、「SRC入力枠」の値が整形されて少し短くなり、検索が実行されます。 これ以降、SRC値をコピーしたアイコン画像と同じアイコンに「青枠」が付きます。「いいね!履歴」ページと、このページの「いいね!ダイアログ」で、この「青枠」が表示されます。

 

 

● この検索→青枠表示を終了するには、リストのヘッダー部を「左クリック」するか「Ctrl+左クリック」をします。 全ての青枠の表示が無くなります。

 

◎「検索キー(SRC値)」は「ユーザー検索」を押した時に決定され、「いいね!履歴」の画面を離れるまでメモリ内に残っています。 そのため、一旦「検索機能」をOFFにして再びONにすると、検索が行われて「青枠」が表示されます。

 

◎「いいね!ユーザー検索」は、本来の「迷惑いいね排除機能」とは干渉せず、「排除リスト」が書き換わる心配はありません。

 

◎ 検索ONの状態は、「いいね!された記事」「いいね!してくれた人」のタブに共通して引き継がれます。

 

● 先に検索を実行してから「Spaceキー」を押すと、自動スクロール状態で検索ヒットした青枠の表示・閲覧が可能です。

 

◎ この機能の検索対象は、リスト上の「アイコン画像のSRC」の全文字列です。

 

◎「ホーム」画面の「フォローフィード」等からSRCを入手するには、ブラウザのコンテキストメニューから「画像アドレスをコピー」を指定してください。

 

 

 SRC値コピー機能 

この機能が動作するのは、「いいね!履歴」画面の「履歴リスト」「いいね!ダイアログ」および、「ブログページ」の「いいね!した人一覧」の「ダイアログ」です。 

 

◎ この機能は、上記の「いいね!ユーザー検索」のための機能ですが、自分のブログだけでなく、他のユーザーのブログの「いいね!した人一覧」でも動作します。

 

●「いいね!履歴」のリストのアイコンを「左クリック」すると、有効なSRCをコピー出来た時は、右側の様に「」マークが表示されます。

 

 

◎ 下のグレーのアイコンは、ユーザーが退会した状態です。 これをクリックした場合は、クリップボードへ取り込みが行われず「」マークが表示されます。

 

 

●「いいね!履歴」の「いいね!ダイアログ」で、アイコンを「左クリック」すると同様の動作をします。

 

◎「ブログページ」の「いいね!した人一覧」のリストでSRC値のコピーが可能です。 しかし、この場合は「SRC入力枠」がページ上にないので、「いいね!履歴」のページに移動してから「SRC入力枠」にペーストます。

 

◎ このマークは、2sec後に自動的に消えます。 また、画面の他の場所やボタンをクリックすることでも消えます。

 

◎ アイコンの左クリックで得られる内容は、コンテキストメニューの右クリックによる操作で得られる内容と全く同じで、アイコン画像のSRC値です。

 

 

 

「いいね!履歴」の「いいね!してくれた人」のソート機能 

「いいね!してくれた人」は「いいね」が押された時刻順にリストが並べられていますが、リスト右端の「いいね」の累積回数でリストをソートしなおす機能です。

 

●「いいね!してくれた人」のタイトル部分を「Shift+左クリック」すると、右端の「いいね」の回数の降順にリストがソートされます。

 

 

◎ 元の順に戻すには、ページをリロードしてください。

 

◎ ソートする時点でリストに読込まれた件数が、ソートの対象になります。 下部の「もっと見る」を押してリスト行を追加した場合は、再びソートが必要です。

 

◎「いいね!履歴」のリストは「Space」キーを押して自動読込みをさせる事ができます。 次に「Space」を押すまで、自動的にリストの読込みが継続されます。

 

 

 

リストの「自動ロード」機能 

「Bad Iine Mute」ver.3.3 以降では、以下の「いいね!」のリスト表示で「自動ロード」機能が使えます。

 

▪「管理トップ」「いいね!履歴」「ブログページ」の3ヵ所で、暗背景で表示される「いいね!ダイアログ」のリスト

▪「いいね!履歴」の「いいね!された記事」「いいね!してくれた人」のリスト

 

◎ これらのリストを開いた最初に、20件までリストを自動的に呼び込みます。 件数が少ない場合はなにもしません。

 

◎ 20件を超えるリストの場合は、「スペース」キーで、それ以降の連続的なリストの自動呼び込み / 停止を操作できます。

 

▪リストの最下行の「もっと見る」ボタンに、下の様な表示が出ます。

▪この表示がある場合は、「スペース」キーによる「自動ロード」が可能です。 

 

 

 

 

 

 

「Bad Iine Mute」の最新バージョン

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