こんにちは。
パーソナルファッション®協会の三好凛佳です。
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最近、スーツがなかなか売れないせいか、
すご腕アパレル販売員さんの報道をよく目にします。
こちらの記事にも、個人向けスタイリストやスーツスタイリストが
見習いたい大切なことが書かれていました。
★接客で「○○は使わない」 ユナイテッドアローズのエース、断トツで売れる理由
少し前ですが、ガイヤの夜明けでも、主とするテーマは違いますが、
ダントツに売上のよいスーツ販売員さんが取り上げられていました。
さて、この2名の販売員さんに共通するポイントがわかりますか？
それは、お客様のニーズをしっかりお聞きして、
じっくりと時間をかけて、コーディネート提案まですることです。
こうやって、言葉にしてしまうと、
しごく当たり前のことなのですよね。
でもこれは、今のスーツスタイリストの仕事そのものといえるんです。
なんで販売員さんに相談しないの？と
思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ファッションが好きな方や得意な方だと、そうやってお買物すると思います。
でも、スーツを買いたいと思っているお客様の中には
販売員に相談するのが、すごーく敷居を高く感じているのです。
ファッションに苦手意識がある方はもちろんのこと、
販売員さんのお薦めが自分に似合わないのではと不安を感じることも
多いみたいなんですね。
「売られている感」があるという感じでしょうか。
客観的に見ていると、売り急いでいる販売員さんも少なくありません。
だから、売る前にお客様とコミュニケーションを十分とって
信頼関係を作る必要があるんですね。
そこで前述の販売員さんの場合、専門用語を使わないことが
お客様が話の内容が理解しやすく、お互いの距離も縮まるということ。
お客様にとって、わかりやすく話してくれる信頼できる人になる必要があるんです。
ファッション用語やスーツ用語って、
聞きなれない方には、チンプンカンプンですよね。
私もよくお客様から、
販売員さんが何を言っているかよくわからないので、
説明してねと、よく言われます(笑)
自分に代わって受け答えをして欲しい、細かいことは決めて欲しい
そんな風に言われることもスーツスタイリングは少なくありません。
この辺りの感覚、アパレル勤めで販売員の経歴があると
本当にファッションのことがわからないお客様の気持ちって
イメージできないことが少なくないようなんです。
説明会とかでよく言われますけど、
洋服を購入するのに、本当にスタイリストを雇う人がそんなにいるの？
という質問。
でも、そこから疑問を持つぐらいだと、
本当に個人向けスタイリストを必要としている方の気持ちが
想像できないのも当たり前だと思うんです。
その点、アパレル経験のない方は、ファッションが好きでも専門用語に
浸って仕事をしてきたワケじゃないから、苦手な方に近い感覚を
持っていることが多いです。
感覚があると、親身に相談に乗ることがしやすいんですね。
だから、前述の販売員さん、
当たり前のことのように思われますが、
そのことがキチンとできていることで、すごく業績がよいと
報道までされてしまう。
今って、そういう時代なのかもしれません。
販売員さん同等もしくはそれ以上のファッション知識も持ちつつ、
対等にきちんと話し合えるプロとしての側面と
お客様には、そのお気持ちや要望など細かいところまでくみ取りながら
わかりやすく丁寧に、ファッションコーデのご提案ができる相談役。
お客様に近い存在でありながら
そんな役割を務めることができることが、
お客様から選ばれ続ける基本のポイントになります。
これって、アパレル経験がなくてもできること。
スーツスタイリストもパーソナルファッション®スタイリストも
これまでの経験のすべてが活かせるお仕事なのです。
どうぞアパレル経験がない方も自分の個性や強みがありますから
このパーソナルファッション®の仕事にチャレンジしてみてくださいね
を7月より開催予定となりました！
★説明会は随時開催しております★