以前いじっていた中華86㏄。
調子良く走っておりました。
ただ、結構タペット調整しておりましたものの。
カチカチとタペットの音消えず。
う~んこいつもカムベアリング交換してみるかぁとヘッドをはぐりました。
このエンジンもシリンダーヘッド外さないと、カムが外せないタイプなんですよねぇ。
やることはほぼ同じですねぇ。
またもや混合気濃い!
こいつも冬セッティングのままだったんで、、、。
黒!
すすけております。
肝心のカムベアリングはそこまでゴリゴリ感は無いですが、横のブレが結構出てきている感じ。
ちとベアリングのボールが痩せてるのかなぁ?
カムスプロケット保持の部品から出ているシャフトの突き出し量は2.5㎜ぐらい。
カムシャフト全体の長さはこれぐらい。
ま、適当計測ですので、、、、。
真面目に参考にされない様、ご注意ください。
じつは先日のヤフオク125㏄の記事の中にあったこの画像は中華86㏄のカムなんですよね。
デコンプの部品がついていない。
お気づきの方はお気づきだったと思います。
マニアック!
これもカムスプロケット保持の部品を外してM4のタップを切って
ベアリング交換です。
何故C3隙間なのかというと、一番安かったからです。
ちゃんと暖気してからスタートするので、C3隙間ベアリングでも私は良いかなと思ってます。
やっぱり元々ついていたベアリングは動きが渋い、、、。
外してみて、回してみるとわかりますねぇ。
交換完了。
また暴力的な方法でベアリング嵌めたので、画像は割愛。
ま、そろそろ6tぐらいの卓上プレスは買ってもいいのかなぁ。
ベアリングはスムースに回るので、ま、今回は良いかなと思ってます。
はめ込みだけならM8のネジとナットとワッシャー、六角ソケットでなんとかなりますし、、、、。
お薦めはしませんよ。
メインジェットも♯95が付いていたので、♯92に変更しておきます。
#90でも良いのですが、これから寒くなるのでちょっと濃い目で様子見です。
以前エンジンオーバーホールしてから慣らしして、もう1年ぐらい経過するんですねぇ、、。
エンジンOHしてから3000㎞ほど走ってます。
あっという間です。
今回、カムベアリング交換した結果としては、0.5馬力ぐらい出力アップした感じです。
失速していた坂道でも、以前の+5㎞/hぐらいの速度レンジで結構グイグイ登って加速してくれる感じですよ。
こういう変化は小排気量であればあるほど分かりやすいですねぇ。
これはカムベアリング交換成功。
なんか久しぶりにバッチリ良い結果を得ることができた様な気がします。
フリクションが減ったのか、ロッカーアームの当たりも良くなったのか、エンジンも静かになって満足です。
良くなったと体感できるメンテナンスでした。
せっかくクランクのベアリング交換するなら、カムの方ももしベアリングの違和感があれば、交換してあげるといいですね。
そんなこんなで、、、、、。