8月10〜14日で藤枝JC杯に参加しました。藤枝市サッカー協会、藤枝青年会議所、ボランティアの皆様など、多くの方々にお世話になりました。
4日間、素晴らしい環境で選手達はサッカーをすることができました。改めて、感謝申し上げます。関係者の皆様方、本当にありがとうございました。
■8月10日 トレーニングマッチ(15分/本)
■8月11日 1次リーグ
vs浜松白脇 ○6-0(4-0.2-0)
vs広島市東区選抜 ◉0-3(0-2.0-1)
vs藤枝順心 ○3-0(3-0.0-0)
2勝1敗で2位リーグへ
■8月12日 2位リーグ
vs城北ファイターズ ○2-1(1-1.1-0)
vs町田セレクト △0-0(0-0.0-0)
vs西尾SS ◉0-2(0-2.0-0)
1勝1敗1分で25〜28位決定トーナメントへ
■8月13日 順位決定トーナメント
vsゴールプランターズ ◉0-1(0-0.0-1)
vs多治見ZERO FC ○1-0(1-0.0-0)
最終結果 64チーム中、27位
・キャプテンは抽選で毎日変更
・部屋割りは毎日変更
・グループに分かれて仲間の評価
・最終戦は毎日の評価を基に自分達だけでメンバー、戦術を決めて戦う
選手達に期待していたことは、
・自分の喜怒哀楽を出す
・コミュニケーション能力の向上
・本気になること
でした。
各項目に対して、選手達は前向きに取り組むことができました。
■成長が見られた点
・チーム内でお互いの意見を言い合える
・ベンチも試合に参加できるようになった
・連戦となる2試合目、3試合目でも気持ちを切らさず、戦える時も…あった
・オフザピッチではチームで協力して行動できた
2日目の2位リーグは実力が拮抗した厳しい試合の連続でした。城北ファイターズ戦では先制直後に失点。いつもなら、そのままズルズルと受け身になってしまうところですが、ピッチ内で声を出し、積極的にゴールを目指し、勝ち切ることができました。その後の町田セレクト戦では、高いテクニックとフィジカルの強い相手に攻め続けられ、ほぼ相手のワンサイドゲームでした。この試合もチーム全員がカラダを張り、苦しみながらも無失点に抑え、なんとか引き分けに持ち込み、ペレニアルらしい粘り強い試合ができました。
今まで、連続で良い試合をできなかった彼らが、『半歩』前進できた試合かな?と思っています。
サッカーの技術では
・相手ゴール前でアイディアを増やす、ラストパスの精度
・厚みある攻撃の為に、攻撃へスイッチを入れたパスを失わないボールキープと、味方を追い越すスプリント
・相手を騙す動き出し、パス
・パスの受け手、出し手のイメージの共有
・ゴールにドリブルしてくる相手への対応
・ミドルレンジでのゴールを隠す守備
などが課題となりました。
組織でボールを奪い、粘り強く守備をすることに地力がついた反面、攻撃では、個人技術の向上とチーム内で『どうやって相手ゴールを奪うか?』共通意識が必要と感じました。
個人では、自らの成長に繋げられた選手とそうでない選手、様々でした。
言い換えれば、逃げずに自分と戦った選手と、逃げてしまった選手、そもそもその意識すらなかった選手。
今まで試合で負けても淡々としていた選手が涙を流したり、カラダを張って守備をしたり、自分に与えられた役割を前向きに取り組んだり。
こんな選手は、この先成長する為のキッカケをつかんでくれたのではないかと思います。
逆に普段スタメンで試合に出ていない選手の中で、物足りなさを感じたことも事実です。レギュラーになるんだ、負けたくないんだ、という気持ちがあまり伝わってきませんでした。
この先、一人でも多くそんな気持ちの選手が出てくるといいなと、思っています。
今回の遠征で選手達が『本気』を知ることができたと思っています。
ですが、まだ知っただけ。
この経験を無駄にしない為にも、試合に負けて流した涙、悔しさや、本気で戦って得た自信と課題を忘れず、より一層、高い意識でサッカーに取り組んでもらいたいと思います。
私自身の中では、優しくて可愛らしい子供達から、本気で熱く戦う選手達へ。そんな機会を得られた遠征でした。
遠方にも関わらず、会場へ応援に来て頂いた保護者の方々、本当にありがとうございました!
皆様の声は間違いなく、選手達の背中を押してくれています。
今後も選手達への温かいご声援、よろしくお願いします。
ドライバー兼コーチの康輔コーチ。
ペレニアルサポーター兼コーチの鈴村コーチ。
ご多忙の中、会場で選手へ激励の言葉とご指導頂いた、松永英機Jリーグ育成ダイレクター。
皆様の素晴らしいサポートのおかげで無事に遠征を終えることができました。
ありがとうございました。
ペレニアルSC 松山