2月25日(日)
天候:晴れ
会場:野見小学校
13:00~15:00
U11トレーニング
日頃はチームの活動にご協力頂き、ありがとうございます。
本来なら、試合結果を報告する場でありますが、本日、取組んだU11のトレーニングについて報告させて頂きます。ご了承ください。
今日は、2週間前に選手達と約束したコーチが『鬼』になるトレーニングの日でした。『120分間の時間をチームとして真剣にトレーニングするってどんな事なのか?』を経験する取組みでした。
初めに、今日トレーニングに参加した全ての選手がそれに取組むかどうかの意思確認をした結果、全員が参加する事になりました。
選手達に伝えたルールと内容は、
①時間をムダにしない。
②一つ一つのプレイを大事に、集中して行う。
③試合と同じ気持ちでトレーニングに取組む。
(試合中のゴールを奪う、奪わせないギリギリの状況でプレイする時と同様に)
④技術的なミスは悪くない。テーマを意識して何度でもチャレンジ。
⑤ルールが守れていない時は、コーチの長い笛の合図でバックネットまでダッシュ。戻って、直ぐにトレーニングを再開。
⑥何ができていないかは言わない。自分達で考える。
⑦体調が悪くなったら無理をしない。やめること。
(選手の安全第一)
結果、ウォーミングアップから最後のストレッチの間、15~20回程度、選手達はダッシュする事となりました。
ですが、
・トレーニングの切替時には、『早くしよう』と声を掛けながら、動く
・連続してプレイを行うトレーニングでも最後までやり続ける
・テーマを意識したプレイ
など、いつもとは比べられない集中力でトレーニングができました。時間をムダにしない行動により、普段よりメニュー消化も早くでき、密度の濃いトレーニングを行えました。
トレーニング終了後、選手達に次の事を伝えました。、
・走った回数分、自分達ができていない事があると思ってほしい。
・今後、今日のルールでトレーニングはしない。何故なら、コーチにやらされる事になるから。自分達は好きで楽しくてサッカーをしているのだから、自分で意識してほしい。
・今日の様に集中した真剣なトレーニングを継続できれば、もっとサッカーが上手くなるし、強くなれるし、楽しくなる。
・いつもより多くのメニューをトレーニングできた事はすごく良かった。
子供達、一人一人が今まで見た事のない、真剣な顔で話を聞いてくれている事がとても印象的でした。何か、気づいてくれたかな?と、思っています。
密度の濃いトレーニングを行えた事で私自身も気づき、反省する事がありました。特殊なルールでのトレーニングとはいえ、選手達がこれだけ集中できる力を、普段のトレーニングで引き出せてあげれていない事です。選手達へ伝える言葉やタイミング、メニューのオーガナイズ、時間の使い方など、もっともっと、勉強しなければいけないと思いました。彼らと一緒にサッカーする事で、自分も成長させてもらえている事に感謝しています。
この先、彼らがサッカーを続けていく中で、真剣にトレーニングする事の大切さや、意義、行動を思い出せる経験であってほしいな、と思います。
『真剣に全力でサッカーを楽しむ!!』
ペレニアルSC 松山