2月11日(日)
天候:晴れ
会場:矢作川西尾緑地グランド
トレーニングマッチ
vsヴェルダン
20分ハーフ
●0-4(0-2、0-2)
○2-0(1-0、1-0)
15分マッチ
○2-0
△0-0
●1-2
○2-0
●0-2
日頃はチームの活動にご協力頂きありがとうございます。
先週の豊田東に続き、実力がある格上のチームとトレーニングマッチを行い、「気づき」が得られた良い機会となりました。
【4WDテーマ】
FOOT WORK
⇒観ながらプレーする。ボールを持っていないときに、相手・味方・ボールを観て判断する。
【チーム戦術】
ofence⇒ボールを失わずにゴールを目指す。
deffence⇒インターセプトを積極的に狙う。味方と連携して相手を追い込み、ボールを奪う。
【個人戦術】
ofence⇒しっかりとボールを止める。ボールを受ける時に相手から離れる、相手の背中を取る。
deffence⇒インターセプトを狙えるポジショニング。
オフェンス面では、1月以降、取組んでいるボールを『止める』トレーニングの成果を感じられるプレイがありました。次のプレイに繋げられる場所にボールを置く事ができた時は、顔を上げて『観る』事ができ、複数の選択肢を持って、攻撃に繋げる事ができていました。
同時に最近チームで言葉を合わせた、『ブレーキ』を意識したプレイも多く見られました。
今までは、前にボールを運ぶ意識が強く、狭いエリアの中に突っ込んでいったり、相手がブロックをしている同サイドでの攻撃などが多く、ボールを奪われる場面が多くありました。その点を改善する方法として、ドリブルの途中やボールを受ける前のフリーランニングで止まって、相手の逆を取る事を意識して、『ブレーキを掛ける』と言う様にしています。
今日のヴェルダンの様にプレッシャーが早いチームと戦うには、『止める、蹴る』技術も必要ですが、チームとして相手のプレッシャーをかわしながら余裕をもって、ボールを受けられるか?も重要になってきます。サッカーは騙し合いのスポーツとも言われます。今日の試合途中でも選手達に伝えましたが、良い意味で相手を騙す、『ずる賢い』プレイをする為の第一歩として『ブレーキ』を選手達に意識させていきます。
ディフェンス面では、近くの選手とコミュニケーションを取り、上手く相手を追い込んでインターセプトでボールを奪う場面や、顔が上がっていない相手に対して、二人でボールを奪う判断ができる等のプレイがありました。以前に比べると、状況に応じたポジションの移動が早くできるようになってきました。加えて、むやみに飛び込まずに、自分がボールを奪える間合いを意識するようにもなってきました。全員がハードワークしている時は良い守備を行えますが、課題もありました。
・ゴールを隠す守備
・エリアに応じた守備
・いつもハードワークの守備ができない
などでした。
試合後、選手達に今日のチームとしての点数を聞いたところ、ほとんどの選手が『70点台』と答え、残りの選手は『60点台』と答えました。
この答えを出せた子供達が素晴らしく、成長を感じましたし、今日の試合がチームとして有意義なものにできたと思いました。
自分を客観的に判断する事は自分の弱さや、力不足を認める作業です。誰でも自分が可愛いですから、『面子やプライド、意地』等が邪魔をして、大人でも素直に自分を評価する事ができません。
かくいう私もまだまだ自分を客観的に観れません、、、、。
ですが、彼らは相手を認め、自分の実力を認め、必要なものに『気づく』ことができました。素直に認められた子供達が素晴らしいですし、
『サッカーを通じて人が成長できるって、いい事だな。』と思いました。
100点までの30点、40点を減点と考えるのではなく、自分達が上手く、強くなる為にできる事がまだまだ沢山あるんだとプラスに考えて子供達とトレーニングに取組んでいきます。
相手にあって、自分達に無かったもの。
・正確性
・連続性
・決定力
・集中力
・体力
自分達に足りない、体力や集中力等を身に付けるにはどうしたらいいのか?強いチームはどんなトレーニングをしているのか?子供達と話しをして一つ提案してみました。それは、2時間のトレーニングで自分が『鬼』になって、キツイ!!トレーニングをしてみる事です。
子供達、あっさりと笑顔で受け入れました、、、(笑)
今のチームは、そんなキツイ事でも前向きに捉えられる良い状態でサッカーに取組めています。最近、子供達の成長のスピードが上がってきたと思いますし、もっともっと、強く、良いチームになっていくと思っています。そこに、少し、ほんの少し、『厳しさ』のエッセンスを付け足しながら、子供達と成長していきたいと思います。
ちょっと遅れてやってきた『鬼』に子供達がどんな反応を示すのか、次のトレーニングが楽しみです。
本日も遠方まで選手の送迎、温かいご声援、ありがとうございました。
ペレニアルSC 松山