2013年生まれ(2016年クラシック世代) | すべてのG1馬のために

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競馬のG1馬に特化した記録を、いろいろな角度からまとめていきます。

本日は2013年生まれです。

 

G1馬頭数 19頭(牡馬13頭 牝馬6頭)

G1勝利数 30勝(牡馬22勝 牝馬8勝)


G1頭数、勝利数とも数としては小粒な印象ですが、クラシック(特に牡馬)を戦っていたときは、レベルが高いと呼び声が高かった世代です。それだけ早熟な馬が多かったのかもしれません。

 

それでは、ランキングです。いつも通り、G1馬のみのランキングです。

 

(1)  G1勝利数ランキング

 1位 ゴールドドリーム  5勝(中央2勝 交流3勝)

 2位 ケイティブレイブ  3勝(中央1勝 交流2勝)

 3位 サトノダイヤモンド 2勝(中央2勝)

 3位 ファインニードル  2勝(中央2勝)

 3位 メジャーエンブレム 2勝(中央2勝)

 3位 ヴィブロス     2勝(中央1勝 海外1勝)

 3位 メイショウダッサイ 2勝(障害2勝)

 

(2)  重賞勝利数ランキング

 1位 ケイティブレイブ  10勝

 2位 ゴールドドリーム  6勝

 2位 サトノダイヤモンド 6勝

 

(3)  勝利数ランキング

 1位 ケイティブレイブ  12勝

 2位 ファインニードル  10勝

 2位 メイショウダッサイ 10勝

 

(4)  総賞金ランキング

 1位 ヴィブロス     953,746,400円   

 2位 サトノダイヤモンド 866,246,900円 

 3位 ゴールドドリーム  772,783,500円

 

(5)  生涯レーティングランキング(牝馬は+4)

 1位 サトノダイヤモンド 122

 2位 マカヒキ      121

 2位 ヴィブロス     117

 

ゴールドドリームはダートで活躍した馬ですが、その父であるゴールドアリュールが召された翌日にフェブラリーSを制したというのが印象的です。その2017年はチャンピオンズCも制し、史上3頭目の同一年中央ダートG1制覇を成し遂げました。ケイティブレイブもダート馬です。現時点では唯一の中央開催となった2018年JBCクラシックを制しています。なお、中央の重賞もこれが唯一のタイトルです。

 

牡馬クラシック路線では、サトノダイヤモンドマカヒキがランクインです。サトノダイヤモンドは、後に顕彰馬にもなるキタサンブラックを破った有馬記念が印象的です。どれだけ強くなるんだろうと思っていましたが、これが最後のG1タイトルとなってしまいました。また、マカヒキは早くに引退する印象があるダービー馬ですが、長く現役を続け、8歳に京都大賞典を制し感動を与えました。

 

ファインニードルは短距離で活躍しました。2018年には史上7頭目の春秋スプリントG1制覇を果たしています。

 

牝馬ではメジャーエンブレムヴィブロスがランクインです。メジャーエンブレムは桜花賞を1番人気に押されるなど、この世代の牝馬の中心でしたが、怪我でNHKマイルC制覇が最後のレースになってしまいました。なお、この世代は桜花賞馬ジュエラー、オークス馬シンハライトも古馬になって走ることはありませんでした。一方ヴィブロスは、彼女たちが活躍していた3歳春が終わってから500万下を勝つなど遅咲きでしたが、秋には秋華賞を制し、その後ドバイや香港でも活躍しました。

 

メイショウダッサイは入障後、勝ち上がるのに3戦を要しましたが、その後は常に3着以内と安定した成績を収めました。落馬がないというのも素晴らしい勲章です。怪我がなければ、オジュウチョウサンとの対決がもっと見られたことでしょう。

 

本日はここまでです。