すべてのG1馬のために

すべてのG1馬のために

競馬のG1馬に特化した記録を、いろいろな角度からまとめていきます。

年間の実績ポイントのランキングを発表します。今回は3歳牝馬です。

※ ( )内は、達成した年度です。

※ 3歳の三冠馬ボーナス(クラシック競走の得点を倍にする)は入れません。

※ 黄色地は年度代表馬、灰色地は最優秀3歳牝馬に選出された馬です。

 

1位 ジェンティルドンナ(牝3・2012)1780点

2位 アーモンドアイ(牝3・2018)1740点

3位 クリフジ(牝3・1943)1645点

4位 メジロラモーヌ(牝3・1986)1220点

5位 スティルインラブ(牝3・2003)1181点

6位 リバティアイランド(牝3・2023)1180点

7位 デアリングタクト(牝3・2020)1151点

8位 アパパネ(牝3・2010)1150点

9位 ダイワスカーレット(牝3・2007)1120点

10位 メイショウマンボ(牝3・2013)1041点

 

1位のジェンティルドンナの3歳はシンザン記念から始動し勝利。次のチューリップ賞は敗れましたが、その後桜花賞、優駿牝馬、ローズS、秋華賞と連勝し牝馬三冠を達成しました。三冠達成後はジャパンCに出走し、凱旋門賞帰りだったオルフェーヴルを抑えて勝利。年度代表馬にも輝いています。なお、異なる騎手での三冠達成は、牡牝問わずこの馬だけです。

 

2位のアーモンドアイも3歳はシンザン記念から始動し勝利。その後は桜花賞、優駿牝馬、秋華賞と連勝し牝馬三冠を達成しました。牝馬三冠はすべて1馬身半以上の差をつけての勝利でした。その後のジャパンCでは、当時のレコードを1秒5も更新する驚異的なレコードで優勝。こちらも年度代表馬に輝いています。

 

3位のクリフジはランクインした馬の中で唯一、戦前に活躍した馬です。デビューは3歳の5月でしたがそこで勝利。その2週間後の一般戦を大差勝ちし、連闘で臨んだ東京優駿競走も6馬身差で圧勝しました。その後は一般戦を挟みながら阪神優駿牝馬、京都農商省賞典4歳呼馬(菊花賞)を圧勝しました。

 

4位のメジロラモーヌは、3歳の始動戦となったクイーンCでは4着に敗れたものの、その後は4歳牝馬特別(西)、桜花賞、4歳牝馬特別(東)、優駿牝馬、ローズS、エリザベス女王杯と、トライアルもすべて勝利しての牝馬三冠を達成しました。

 

5位のスティルインラブは、3歳始動戦となる紅梅Sは勝利したものの、メジロラモーヌとは逆にトライアルでは勝利することができず、牝馬三冠競走のみ勝利しています。トライアルで負けていたこともあり、すべて2番人気での勝利でした(1番人気はすべてアドマイヤグルーヴ)。そして、初めて1番人気となったエリザベス女王杯ではアドマイヤグルーヴの2着に敗れています。

 

6位のリバティアイランドの3歳時は、2歳女王の立場で桜花賞から始動し勝利。その後もトライアルを挟まずに優駿牝馬、秋華賞と連勝し牝馬三冠を達成しました。その後出走したジャパンCでは、レーティング135を記録したイクイノックスの2着に敗れました。

 

7位のデアリングタクトは、3歳はエルフィンSから始動し勝利。その後はトライアルを挟まずに桜花賞、優駿牝馬、秋華賞と連勝し、史上初、無敗で牝馬三冠を達成しました。その後出走したジャパンCでは、2つ上の三冠牝馬アーモンドアイと、同い年のクラシック三冠馬コントレイルとの「3頭による三冠馬決戦」で、3着に敗れました。

 

8位のアパパネは3歳時は、2歳女王の立場でチューリップ賞から始動しましたが2着に敗れます。しかし、桜花賞、優駿牝馬ではきっちり勝利(優駿牝馬はサンテミリオンと同着)。秋もトライアルのローズSは4着に敗れるものの、秋華賞は勝利。牝馬三冠を達成しました。その後出走したエリザベス女王杯では、英国馬スノーフェアリーの3着に敗れました。

 

9位と10位は三冠馬ではないものの、3歳でGⅠを3勝した2頭がランクインしています。9位のダイワスカーレットは、3歳はシンザン記念から始動し2着。続くチューリップ賞もウオッカの2着に敗れましたが、桜花賞ではそのウオッカを下して勝利を収めます。優駿牝馬は熱発で回避となりましたが、秋はローズS、秋華賞、エリザベス女王杯と3連勝。ダイワメジャーとの兄妹対決となった有馬記念はマツリダゴッホの2着となり、兄には先着しました。

 

10位のメイショウマンボは、。3歳での3戦目となるフィリーズレビューを1着して桜花賞の優先出走権を得ますが、10着に敗れます。しかし、優駿牝馬は9番人気ながら優勝。秋はローズSこそ4着に敗れたものの、秋華賞、エリザベス女王杯を勝利しました。

 

本日はここまでです。

年間の実績ポイントのランキングを発表します。今回は3歳牡馬です。

※ ( )内は、達成した年度です。

※ 3歳の三冠馬ボーナス(クラシック競走の得点を倍にする)は入れません。

※ 黄色地は年度代表馬、灰色地は最優秀3歳牡馬です。

 

1位 シンボリルドルフ(牡3・1984)2330点

2位 ナリタブライアン(牡3・1994)2280点

2位 オルフェーヴル(牡3・2011)2280点

4位 ディープインパクト(牡3・2005)1761点

5位 コントレイル(牡3・2020)1720点

5位 エフフォーリア(牡3・2021)1720点

7位 ミスターシービー(牡3・1983)1680点

7位 ゴールドシップ(牡3・2012)1680点

9位 セントライト(牡3・1941)1645点

10位 シンザン(牡3・1964)1641点

 

クラシック三冠馬がベスト10に入りましたが、三冠達成した年に有馬記念を勝った3頭と、そうでない5頭に分かれました。

 

1位のシンボリルドルフは無敗のまま3歳を迎え弥生賞を制し、そのまま春の二冠を達成。秋はセントライト記念の勝利を挟んで菊花賞を制しました。史上初の無敗での三冠達成です。その直後のジャパンCではカツラギエースに敗れ初めての黒星を喫しますが、有馬記念ではそのカツラギエースを破り、雪辱を果たしました。

 

2位のナリタブライアンは共同通信杯4歳SとスプリングSを制した後、春の二冠を達成。秋の初戦となった京都新聞杯では1.0倍の支持を受けながらスターマンに敗れますが、菊花賞では2着に7馬身差をつけて圧勝。その後、有馬記念でも同世代の牝馬ヒシアマゾンに3馬身差で勝利しました。

 

2位タイのオルフェーヴルは、シンザン記念ときさらぎ賞は負けましたが、3戦目となったスプリングSでこの年の初勝利を飾ります。東日本大震災の影響で東京開催となった皐月賞と東京優駿を連勝し春の二冠を達成。秋は神戸新聞杯の勝利を挟んで菊花賞でも勝利。暮れの有馬記念では、前年のダービー馬であるエイシンフラッシュなどの古馬勢を破って優勝しました。

 

4位のディープインパクトは、3歳では若駒Sから始動し、弥生賞、皐月賞、東京優駿、神戸新聞杯、菊花賞と連勝し、史上2頭目となる無敗での三冠達成を果たしました。その暮れの有馬記念では1.3倍の支持を集めましたが、ルメール騎手騎乗のハーツクライに敗れ、連勝がストップしました。ちなみにルメール騎手にとって、この勝利がJRA・G1初勝利となりました。

 

5位のコントレイルの3歳での始動戦は皐月賞。そのレースを制した後、東京優駿、神戸新聞杯、菊花賞と連勝しました。世界初、親子による無敗での三冠達成です。しかし、「三冠馬3頭による頂上決戦」となったジャパンCでアーモンドアイに敗れたことで連勝が止まるとともに、直接対決で敗れたこともあってか、年度代表馬の座もアーモンドアイに譲ることとなりました。クラシック三冠馬が年度代表馬にならなかった初めての事例です。

 

ここまでは三冠馬でしたが、皐月賞と有馬記念を勝った2頭が5位タイと7位タイにランクインしていますので、続けて紹介します。5位タイのエフフォーリアは共同通信杯と皐月賞を制し、無敗での皐月賞制覇を果たしますが、東京優駿ではシャフリヤールの2着に敗れます。秋は菊花賞に行かずに、東京優駿から直行で天皇賞(秋)で前年の3冠馬のコントレイルに挑み、見事に優勝。続く有馬記念でも優勝しました。また、7位タイのゴールドシップも共同通信杯から始動し勝利した後、皐月賞を制します。東京優駿ではディープブリランテの5着に敗れましたが、秋は神戸新聞杯、菊花賞、有馬記念と3連勝を飾りました。

 

以下はグレード制前の三冠馬たちです。7位のミスターシービーは共同通信杯4歳Sから始動し、春の二冠を達成。特に東京優駿は、出走数が20頭を超えることがざらでしたので、「1コーナー10番手以内でないと勝てない」という「ダービーポジション」と言われるジンクスがありましたが、それを破っての優勝でした。また、秋の初戦となる京都新聞杯には破れましたが、菊花賞は3馬身差で圧勝しました。

 

9位のセントライトは、史上初の三冠馬です。3歳の3月に新呼馬戦を7番人気ながら2着に5馬身差をつけて圧勝し、2週間後に行われた横浜農林省賞典四歳呼馬(のちの皐月賞)を勝利。その後4つのレースを挟んだのち東京優駿競走を勝利。さらに4つのレースを挟んで京都農林省賞典四歳呼馬(のちの菊花賞)を勝利しました。その後はレースに出走せずに引退。3歳でデビューし、3歳で引退した唯一の三冠馬です。

 

10位のシンザンは、オープン戦から3歳戦を始動させ、それに勝利。その後スプリングSの勝利を挟んで、無敗での皐月賞制覇を果たしました。その後はすべての前哨戦を2着に敗れながらも東京優駿と菊花賞を制覇。戦後初の三冠馬となりました。なお、前哨戦に敗れていたこともありましたが、三冠をかけた菊花賞を2番人気で勝利した唯一の馬です。

 

本日はここまでです。

今回は1984年〜1990年の【私的JRA賞】です。点数や受賞馬選定などのルールはこちらをご覧ください。なお、このシリーズは、本記事を最終回とします。

※ 下線は、実際の受賞馬と異なる馬
※ GⅠ馬がいない部門については、「該当馬なし」とします。

【1990年】

  • 年度代表馬 オグリキャップ 1080点
  • 2歳牡馬 リンドシェーバー 200点
  • 2歳牝馬 該当馬なし
  • 3歳牡馬 アイネスフウジン 820点
  • 3歳牝馬 アグネスフローラ 480点
  • 古馬牡馬 オグリキャップ 1080点
  • 古馬牝馬 パッシングショット 440点
  • 父内国産 ヤエノムテキ 630点
  • 短距離馬 バンブーメモリー 480点★
  • ダート馬 該当馬なし
  • 障害馬 パンフレット 280点
※ 実際の受賞馬は、2歳牝馬部門がノーザンドライバー(40点)、ダート馬部門がカリブソング(40点)、障害馬部門がワカタイショウ(240点)でした。
★ バンブーメモリーの年間ポイントは、天皇賞(秋)の3着等を加えると570点。

【1989年】

  • 年度代表馬 イナリワン 1600点
  • 2歳牡馬 アイネスフウジン・コガネタイフウ 200点
  • 2歳牝馬 該当馬なし
  • 3歳牡馬 ウィナーズサークル 680点
  • 3歳牝馬 シャダイカグラ 560点
  • 古馬牡馬 イナリワン 1600点
  • 古馬牝馬 メジロマスキット 280点
  • 父内国産 バンブービギン 540点
  • 短距離馬 バンブーメモリー 520点
  • ダート馬 該当馬なし
  • 障害馬 メジロマスキット 280点
※ 実際の受賞馬は、2歳牝馬部門がサクラサエズリ(80点)、古馬牝馬部門がルイジアナピット(80点)、ダート馬部門がダイナレター(80点)でした。また、オグリキャップ(640点)が特別賞を受賞しています。

【1988年】

  • 年度代表馬 タマモクロス 1740点
  • 2歳牡馬 サクラホクトオー・ラッキーゲラン 200点
  • 2歳牝馬 該当馬なし
  • 3歳牡馬 オグリキャップ 970点
  • 3歳牝馬 アラホウトク 440点
  • 古馬牡馬 タマモクロス 1740点
  • 古馬牝馬 該当馬なし
  • 父内国産 タマモクロス 1740点
  • 短距離馬 ニッポーテイオー・サッカーボーイ 400点★
  • ダート馬 該当馬なし
  • 障害馬 ヤマニンアピール 320点
※ 実際の受賞馬は、2歳牝馬部門がアイドルマリー(80点)、古馬牝馬部門がダイナアクトレス(160点)でした。
★ ニッポーテイオーの年間ポイントは、宝塚記念の2着を加えると480点。また、サッカーボーイの年間ポイントは、有馬記念の3着等を加えると530点。

【1987年】

  • 年度代表馬 ニッポーテイオー 1100点
  • 2歳牡馬 サッカーボーイ・サクラチヨノオー 200点
  • 2歳牝馬 該当馬なし
  • 3歳牡馬 サクラスターオー 1040点
  • 3歳牝馬 マックスビューティ 1000点
  • 古馬牡馬 ニッポーテイオー 1100点
  • 古馬牝馬 該当馬なし
  • 父内国産 サクラスターオー 1040点
  • 短距離馬 ニッポーテイオー 520点★
  • ダート馬 該当馬なし
  • 障害馬 メジロアンタレス 240点
※ 実際の受賞馬は、年度代表馬がサクラスターオー、2歳牝馬部門がシノクロス(80点)、古馬牝馬部門がダイナアクトレス(130点)、父内国産部門がミホシンザン(580点)、障害馬部門が「該当馬なし」でした。
★ ニッポーテイオーの短距離馬部門の得点は、1600m以下のものです。

【1986年】

  • 年度代表馬 ダイナガリバー 1320点
  • 2歳牡馬 ゴールドシチー・メリーナイス 200点
  • 2歳牝馬 該当馬なし
  • 3歳牡馬 ダイナガリバー 1320点
  • 3歳牝馬 メジロラモーヌ 1220点
  • 古馬牡馬 クシロキング・サクラユタカオー 580点
  • 古馬牝馬 タカラスチール 400点
  • 父内国産 該当馬なし 
  • 短距離馬 ギャロップダイナ 440点★
  • ダート馬 該当馬なし
  • 障害馬 ライバコウハク 240点
※ 実際の受賞馬は、2歳牝馬部門がドウカンジョー(40点)とコーセイ(40点)、父内国産部門がミホシンザン(150点)、短距離馬部門がニッポーテイオー(160点★★)、ダート馬部門がライフタテヤマ(80点)、障害馬部門がハッピールイス(240点、重賞を除くオープンクラスの勝利数の差)でした。
★ ギャロップダイナの年間ポイントは、有馬記念の2着を加えると520点。
★★ ニッポーテイオーの年間ポイントは、函館記念の1着を加えると200点。

【1985年】

  • 年度代表馬 シンボリルドルフ 1820点
  • 2歳牡馬 ダイシンフブキ 240点
  • 2歳牝馬 該当馬なし
  • 3歳牡馬 ミホシンザン 1060点
  • 3歳牝馬 エルプス 480点
  • 古馬牡馬 シンボリルドルフ 1820点
  • 古馬牝馬 ブルーフラール 200点
  • 父内国産 ミホシンザン 1060点
  • 短距離馬 ニホンピロウイナー 880点★
  • ダート馬 該当馬なし
  • 障害馬  オンワードボルガ 240点
※ 実際の受賞馬は、2歳牝馬部門がメジロラモーヌ(40点)、古馬牝馬部門がグローバルダイナ(120点)、ダート馬部門がアンドレアモン(40点)でした。
★ ニホンピロウイナーの年間ポイントは、天皇賞(秋)の3着を加えると930点。

【1984年】

  • 年度代表馬 シンボリルドルフ 2330点
  • 2歳牡馬 スクラムダイナ・ダイゴトツゲキ 200点
  • 2歳牝馬 該当馬なし
  • 3歳牡馬 シンボリルドルフ 2330点
  • 3歳牝馬 ダイアナソロン 570点
  • 古馬牡馬 カツラギエース 1300点
  • 古馬牝馬 該当馬なし
  • 父内国産 ミスターシービー 550点 
  • 短距離馬 ハッピープログレス 600点
  • ダート馬 該当馬なし
  • 障害馬 メジロアンタレス 240点
※ 実際の受賞馬は、2歳牝馬部門がニホンピロビッキー(40点)、古馬牝馬部門がロンググレイス(90点)、短距離馬部門がニホンピロウイナー(440点★)、ダート馬部門がアンドレアモン(40点)でした。
★ ニホンピロウイナーの年間ポイントは、朝日チャレンジCの1着を加えると480点。
 
本日はここまでです。

今回は1991年〜1995年の【私的JRA賞】です。点数や受賞馬選定などのルールはこちらをご覧ください。

※ 下線は、実際の受賞馬と異なる馬
※ GⅠ馬がいない部門については、「該当馬なし」とします。

【1995年】

  • 年度代表馬 マヤノトップガン 1100点
  • 2歳牡馬 バブルガムフェロー 200点
  • 2歳牝馬 ビワハイジ 240点
  • 3歳牡馬 マヤノトップガン 1100点
  • 3歳牝馬 ダンスパートナー 480点
  • 古馬牡馬 サクラチトセオー 670点
  • 古馬牝馬 該当馬なし
  • 父内国産 トロットサンダー 400点
  • 短距離馬 ヒシアケボノ 490点
  • ダート馬 該当馬なし
  • 障害馬 ダイカツストーム・フジノスラッガー 200点
※ 実際の受賞馬は、古馬牝馬部門がヒシアマゾン(160点)、父内国産部門がフジヤマケンザン(120点)、ダート馬部門がライブリマウント(200点)、障害馬部門がリターンエース(120点)でした。また、ライスシャワー(500点)が特別賞を受賞しています。

【1994年】

  • 年度代表馬 ナリタブライアン 2280点
  • 2歳牡馬 フジキセキ 200点
  • 2歳牝馬 ヤマニンパラダイス 200点
  • 3歳牡馬 ナリタブライアン 2280点
  • 3歳牝馬 ヒシアマゾン 580点
  • 古馬牡馬 ビワハヤヒデ 1080点
  • 古馬牝馬 ノースフライト 880点
  • 父内国産 ネーハイシーザー 620点
  • 短距離馬 ノースフライト 880点
  • ダート馬 該当馬なし
  • 障害馬 ブロードマインド 240点
※ 実際の受賞馬は、短距離馬部門がサクラバクシンオー(560点)、ダート馬部門がフジノマッケンオー(40点)でした。

【1993年】

  • 年度代表馬 ヤマニンゼファー 1020点
  • 2歳牡馬 ナリタブライアン 200点
  • 2歳牝馬 ヒシアマゾン 200点
  • 3歳牡馬 ビワハヤヒデ 780点
  • 3歳牝馬 ベガ 850点
  • 古馬牡馬 ヤマニンゼファー 1020点
  • 古馬牝馬 シンコウラブリイ 530点
  • 父内国産 ヤマニンゼファー 1020点
  • 短距離馬 ヤマニンゼファー 520点★
  • ダート馬 該当馬なし
  • 障害馬 ブロードマインド 280点
※ 実際の受賞馬は、年度代表馬がビワハヤヒデ、ダート馬部門がメイショウホムラ(40点)でした。また、トウカイテイオー(600点)が特別賞を受賞しています。
★ ヤマニンゼファーの短距離馬部門の得点は、1600m以下のものです。

【1992年】

  • 年度代表馬 ミホノブルボン 1260点
  • 2歳牡馬 エルウェーウィン 200点
  • 2歳牝馬 スエヒロジョウオー 200点
  • 3歳牡馬 ミホノブルボン 1260点
  • 3歳牝馬 ニシノフラワー 850点
  • 古馬牡馬 メジロパーマー 1140点
  • 古馬牝馬 該当馬なし
  • 父内国産 メジロパーマー 1140点
  • 短距離馬 ニシノフラワー 800点★
  • ダート馬 該当馬なし
  • 障害馬 シンボリクリエンス 400点
※ 古馬牝馬部門の実際の受賞馬はイクノディクタス(120点)でした。
★ ニシノフラワーの短距離馬部門の得点は、1600m以下のものです。

【1991年】

  • 年度代表馬 トウカイテイオー 1100点
  • 2歳牡馬 ミホノブルボン 200点
  • 2歳牝馬 ニシノフラワー 240点
  • 3歳牡馬 トウカイテイオー 1100点
  • 3歳牝馬 シスタートウショウ 480点
  • 古馬牡馬 メジロマックイーン 740点
  • 古馬牝馬 ダイイチルビー 960点
  • 父内国産 トウカイテイオー 1100点 
  • 短距離馬 ダイイチルビー 960点
  • ダート馬 該当馬なし
  • 障害馬 シンボリモントルー 225点
※ 実際の受賞馬は、ダート馬部門がナリタハヤブサ(80点)、障害馬部門がシンボリクリエンス(120点)でした。
 
本日はここまでです。

1984年12月4日、日本中央競馬会は創立30周年事業の一環として、第1回顕彰馬10頭を選出しました。その時の基準は、以下の通りです。

  • 競走成績が特に優秀であると認められる馬(原則としてGⅠ競走に格付けされた重賞競走において3勝以上の成績を収めたもの)
  • 競走成績が優秀であって、種牡馬または繁殖牝馬として、その産駒の競走成績が特に優秀であると認められる馬(上記に準ずる成績を収めた馬であって、GⅠ競走において優勝した産駒が種牡馬にあっては5頭以上、繁殖牝馬にあっては2頭以上のもの)
  • その他、中央競馬の発展に特に貢献があったと認められる馬(国際的に活躍し、中央競馬の評価を高めたもの、又は記録性、話題性、大衆性において中央競馬の発展に特に貢献のあったもの)

1999年までは以上の基準で、顕彰馬選考委員会の審議により25頭の顕彰馬が選出されました。

 

その後、2001年からはマスコミの投票による選考方法に変わり、14頭が選出されています。そのうち、特例によって選ばれたタケシバオーを除く13頭について、当初の基準に基づき、重複なく分類します。

  • 成績優秀 テイエムオペラオー、ディープインパクト、ウオッカ、エルコンドルパサー、オルフェーヴル、ジェンティルドンナ、ロードカナロア、キタサンブラック、アーモンドアイ、コントレイル、イクイノックス
  • 繁殖優秀 キングカメハメハ(牡・GⅠ馬16頭*)
  • 発展貢献 オジュウチョウサン**(障害GⅠ9勝)
*地方交流GⅠのみの3頭を除く。
**制定初年度では障害馬が対象外だったため、こちらに分類した。
 
さて、以前の記事を読んでいただくと、1986年から1999年まで(ただし、1990年は除く)の間に「成績優秀」で顕彰馬に選ばれた5頭のうち、シンボリルドルフ以外の4頭が「旧八大競走等を4勝」で選出されていることがわかります。その一方でマヤノトップガンは、「旧八大競走等を4勝」でも選ばれていません。このことから、委員会が「成績優秀」とする基準は「旧八大競走等4勝」であり、その他の要素も加味して選考していたとも考えられます。
 
そこで、上記の「成績優秀」に分類した馬を見てみると、旧八大競走等が3勝以下で顕彰馬に選ばれているのはウオッカ、エルコンドルパサー、ロードカナロアの3頭であり、いずれも「中央競馬の発展に貢献があった」馬たちと考えて問題ないと考えます。
 
それらを踏まえて、「成績優秀」を「旧八大競走等を4勝以上した馬」と定義し直すと、上記の分類は次のように変わります。
  • 成績優秀 テイエムオペラオー、ディープインパクト、オルフェーヴル、ジェンティルドンナ、キタサンブラック、アーモンドアイ、コントレイル、イクイノックス
  • 繁殖優秀 キングカメハメハ(牡・GⅠ馬16頭)
  • 発展貢献 ウオッカ(牝馬による東京優駿制覇)、エルコンドルパサー(初の欧州クラシックディスタンスGⅠ制覇)、ロードカナロア(香港スプリント連覇)、オジュウチョウサン(障害GⅠ9勝)
 
そこで、1999年1月1日から2025年3月31日までに登録抹消した競走馬の実績馬ランキングを、旧八大競走等を4勝以上した全馬が入る上位26位までを紹介します。なお、黄色地は顕彰馬、★は旧八大競走等を4勝以上した馬、☆はJRA・GⅠを4勝以上した馬です。
 
1位 ディープインパクト(2002生)5602点★
2位 オルフェーヴル(2008生)5341点★
3位 アーモンドアイ(2015生)5171点★
4位 ジェンティルドンナ(2009生)4571点★
5位 テイエムオペラオー(1996生)4322点★
6位 コントレイル(2017生)4291点★
7位 キタサンブラック(2012生)4002点★
8位 イクイノックス(2019生)3501点★
9位 ゴールドシップ(2009生)3402点★
10位 ウオッカ(2004生)3352点☆
11位 モーリス (2011生)3224点
12位 ブエナビスタ(2006生)3141点★
13位 コパノリッキー(2010生)2993点
14位 ホッコータルマエ(2009生)2953点
15位 ロードカナロア(2008生)2774点☆
16位 スペシャルウィーク(1995生)2741点★ 
17位 エスポワールシチー(2005生)2740点
18位 アグネスデジタル(1997生)2642点☆
19位 グランアレグリア(2016生)2616点☆
20位 ヴァーミリアン(2002生)2592点 
20位 ドウデュース(2019生)2592点★ 
22位 ダイワメジャー(2001生)2551点☆
23位 アパパネ(2007生)2502点☆ 
24位 リスグラシュー(2014生)2491点
25位 メイショウサムソン(2003生)2473点★
26位 シンボリクリスエス(1999生)2462点★
 
★があって顕彰馬になっていない6頭は、委員会が選考していた時代であれば、顕彰馬になっていてもおかしくない馬たちであると考えます。歴史から埋もれないように、顕彰馬たちと合わせて紹介します。
 
「旧八大競走等を4勝以上」で顕彰馬に選出
  • ディープインパクト 14戦12勝(重賞10勝、以下同じ) 三冠・天皇賞(春)・宝塚記念・JC・有馬記念
  • オルフェーヴル 21戦12勝(11勝) 三冠・宝塚記念・有馬記念2勝
  • アーモンドアイ 15戦11勝(10勝) 牝馬三冠・天皇賞(秋)2勝・JC2勝・VM・ドバイターフ
  • ジェンティルドンナ 19戦10勝(9勝) 牝馬三冠・JC2勝・有馬記念・ドバイSC
  • コントレイル 11戦8勝(7勝) 三冠・JC・ホープフルS
  • テイエムオペラオー 26戦14勝(12勝) 皐月賞・天皇賞(春)2勝・宝塚記念・天皇賞(秋)・JC・有馬記念
  • キタサンブラック 20戦12勝(10勝) 菊花賞・天皇賞(春)2勝・天皇賞(秋)・JC・有馬記念・大阪杯
  • イクイノックス 10戦8勝(7勝) 宝塚記念・天皇賞(秋)2勝・JC・有馬記念・ドバイSC
「旧八大競走等を4勝以上」なのに選出漏れ
  • ゴールドシップ 28戦13勝(11勝) 皐月賞・菊花賞・天皇賞(春)・宝塚記念2勝・有馬記念
  • ブエナビスタ 23戦9勝(8勝) 桜花賞・優駿牝馬・天皇賞(秋)・JC・VM・阪神JF
  • スペシャルウィーク 17戦10勝(9勝) 東京優駿・天皇賞(春)・天皇賞(秋)・JC
  • ドウデュース 16戦8勝(6勝) 東京優駿・天皇賞(秋)・JC・有馬記念・朝日杯
  • メイショウサムソン 27戦9勝(6勝) 皐月賞・東京優駿・天皇賞(春)・天皇賞(秋)
  • シンボリクリスエス 15戦8勝(6勝) 天皇賞(秋)2勝・有馬記念2勝
 
本日はここまでです。