当ブログは、2015年生まれの世代から始めました。しばらくの間は、その年から1年ずつ遡っていこうと思います。ということで、本日は2014年生まれです。
G1馬頭数 23頭(牡馬12頭 セン馬1頭 牝馬10頭)
G1勝利数 33勝(牡馬17勝 セン馬1勝 牝馬15勝)
2023年終了時点では2014年生まれと同数タイで最もG1馬が多いの世代なのですが、特筆すべきは牝馬のG1馬の多さです。10頭という数は全世代で最多です。こういうときは傑出したが馬がいなくて群雄割拠だった、というパターンが多いですが、5歳でめちゃくちゃ強くなったあの牝馬がいる世代です。
それでは、ランキングです。いつも通り、G1馬のみのランキングです。勝利数のみ、戦う舞台が異なる[地]を除くことにします。
(1) G1勝利数ランキング
1位 リスグラシュー 4勝(中央3勝 海外1勝)
2位 アルアイン 2勝(中央2勝)
2位 スワーヴリチャード 2勝(中央2勝)
2位 モズアスコット 2勝(中央2勝)
2位 レイデオロ 2勝(中央2勝)
2位 ソウルスターリング 2勝(中央2勝)
2位 ディアドラ 2勝(中央1勝 海外1勝)
2位 ウインブライト 2勝(海外2勝)
(2) 重賞勝利数ランキング
1位 ウインブライト 7勝
2位 リスグラシュー 6勝
3位 サンライズノヴァ 5勝
3位 スワーヴリチャード 5勝
3位 レイデオロ 5勝
3位 ディアドラ 5勝
(3) 勝利数ランキング([地]を除く)
1位 サンライズノヴァ 10勝
2位 ウインブライト 9勝
2位 ヤマニンアンプリメ 9勝
(4) 総賞金ランキング
1位 リスグラシュー 1,217,200,100円
2位 スワーヴリチャード 957,274,100円
3位 レイデオロ 928,510,700円
(5) 生涯レーティングランキング(牝馬は+4)
1位 リスグラシュー 126
2位 レイデオロ 123
3位 キセキ 122
リスグラシューは、牝馬三冠こそ2着→5着→2着と、善戦はすれど戴冠ならず、が続きましたが、4歳ではエリザベス女王杯、そして5歳では牝馬初の春秋グランプリ制覇と豪州のコックスプレート制覇と、ラストランで現役最強馬となりました。レーティングの126は日本の牝馬では歴代1位です。
そのリスグラシューを3歳時に破ったソウルスターリングとディアドラが、G1勝利数でランクインです。ちなみにディアドラは、出走した海外の国及び地域の数(7)とG1レース数(12)で歴代最多を誇っています。また、リスグラシューが最後に負けたレースで勝ったのがウインブライトです。5歳時に香港のG1を2勝しています。
その他の牡馬では、クラシックホースの3頭(アルアイン、レイデオロ、キセキ)が全馬ランキングに顔を出してくれました。ただ、種牡馬としてはクラシック無冠のスワーヴリチャードが初年度からG1馬を出すなど、今のところ1歩リードです(キセキの産駒は2年後にデビュー)。
ダート馬ではサンライズノヴァが勝利数でランクインです。5年連続でフェブラリーSに出走するなど、息の長い活躍をしました。また、5歳でJBCレディスクラシックを制したヤマニンアンプリメも勝利数でランクインです。
本日はここまでです。